西脇巽 北の街社ダザイ オサム ジサツコウ ニシワキ,タツミ 発行年月:2021年01月 予約締切日:2021年02月10日 ページ数:248p サイズ:単行本 ISBN:9784873731926 西脇巽(ニシワキタツミ) 1942年(昭和17年)6月1日福井市において西脇勝・三枝子の4人同胞中3番目次男として出生。 1947年(昭和22年)神戸市に転居。 1968年(昭和43年)3月弘前大学医学部卒業、医師国家試験合格。 1969年(昭和44年)1月弘前大学医学部神経精神医学教室医局入局。 1969年(昭和44年)6月〜1970年8月青森市立病院小浜分院勤務。 1970年(昭和45年)9月〜1971年5月弘前精神病院(現・愛成会病院)勤務。 1971年(昭和46年)6月〜1972年5月桜田病院(現・聖康会病院)勤務。 1972年(昭和47年)6月〜1973年11月健生病院勤務。 1973年(昭和48年)12月八甲病院(現・生協さくら病院)勤務、副院長就任。 1975年(昭和50年)秋浜雄司二代院長逝去、八甲病院院長就任。 青森市長選挙立候補3回(1987年、1989年、2001年)。 2003年(平成15年)生協さくら病院名誉院長就任。 2005年(平成17年)12月社会福祉法人・虹理事長就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 自殺私論/第2章 太宰治の自殺/第3章 太宰治と日本共産党/第4章 我が太宰治との出会い/第5章 『人間失格』と『津軽』を読んで/第6章 啄木と太宰の人格形成比較論 3日に1回、死を考えるまでに太宰を追いつめたものは何なのか。 幼少期の生母乳母養母との別れ・愛の中断が、道化た多動性を生み、旧制弘前高校時代にマルキシズムと出会い、自分はいずれ滅ぼされる階級なのだと恐れおののく。 20歳台に始まる自殺未遂、創作のための希死念慮なのか、自らの文学を完成させるための自殺なのか?秋田幼児連続殺人事件の被告人鑑定を担当した青森市の精神分析医による、これまでにない解析。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 太宰治自殺考 [ 西脇巽 ] 1,760 円
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現代女性文学と中途的ジェンダー分析 泉谷 瞬 和泉書院ケッコンノケッセツテン イズタニ シュン 発行年月:2021年06月14日 予約締切日:2021年05月13日 ページ数:336p サイズ:全集・双書 ISBN:9784757609983 泉谷瞬(イズタニシュン) 1985年、奈良県生まれ。 立命館大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了。 博士(文学)。 現在、大谷大学文学部任期制講師。 専攻は日本近現代文学。 特に現代女性作家を中心に、ジェンダーの視点より読み直す研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 結婚の境界線を探ること(労働と結婚を繋ぐものー山本文緒・絲山秋子の女性表象から/暴力からの脱出/他者への接近ー津村記久子「地下鉄の叙事詩」論)/第2部 異性愛主義の延命(結婚をめぐる争いー笙野頼子『説教師カニバットと百人の危ない美女』論/教化される感覚ー多和田葉子「犬婿入り」論/包囲される/衝突する女性同性愛ー松浦理英子『ナチュラル・ウーマン』における欲望と関係性)/第3部 選択肢としての結婚/まとわりつく結婚(親族関係という「蜘蛛の巣」ー金原ひとみ作品の二人組と結婚/「不幸」な結婚が意味するものー鹿島田真希「冥土めぐり」論/「家族」を作らないという選択ー姫野カオルコの介護作品を中心に) 現代文学の最前線で活躍する女性作家たちー山本文緒・絲山秋子・津村記久子・笙野頼子・多和田葉子・松浦理英子・金原ひとみ・鹿島田真希・姫野カオルコの小説を、結婚制度とそれにまつわる社会状況を照合しながら多角的に考察する。 労働・異性愛主義・生殖という三つの観点から、現代日本の「結婚」が、その時代におけるジェンダーの身体化や主体の自己認知とどのように相関しているかを探る。 また、複数領域におよぶ理論と豊富な注釈を加えることで、個人のライフコースへ介入する様々な“結節点”が存在する状況を再接合し、「結婚」に関する秩序を照射した。 このように「結婚」の自明性を解体すると同時に、社会的な諸条件と制約から芽生える意思と利害によって、人間がどのような主体と親密性を築き得るかという問いを、本書は文学作品を読解することの可能性のなかで発展させたものである。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 和泉選書192 結婚の結節点 現代女性文学と中途的ジェンダー分析 [ 泉谷 瞬 ] 3,960 円
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小谷野敦 二見書房アクタガワショウ ノ ヘンサチ コヤノ,アツシ 発行年月:2017年03月 ページ数:365p サイズ:単行本 ISBN:9784576170299 小谷野敦(コヤノアツシ) 1962年(昭和37)茨城県生まれ、埼玉県育ち。 東京大学文学部英文科卒業、同大学院比較文学比較文化専攻博士課程修了、学術博士(比較文学)。 大阪大学言語文化部助教授、国際日本文化研究センター客員助教授などを経て、文筆業。 2002年、『聖母のいない国』でサントリー学芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1935〜1949年/1950年代/1960年代/1970年代/1980年代/1990年代/2000年代/2010年代 芥川賞はまことに奇妙な文学賞である。 『火花』は?『太陽の季節』は?最高偏差値は?第1回から最新回まで164作をランク付け!掟破りの日本文学史。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 芥川賞の偏差値 [ 小谷野敦 ] 1,650 円
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ケア・動物・語り 武内 佳代 青弓社クィアスルゲンダイニホンブンガク タケウチ カヨ 発行年月:2023年01月27日 予約締切日:2022年12月22日 ページ数:288p サイズ:単行本 ISBN:9784787292711 武内佳代(タケウチカヨ) 日本大学文理学部教授。 専攻は近現代日本文学、クィア・フェミニズム批評(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 金井美恵子「兎」ークィアとしての語り/第2章 村上春樹『ノルウェイの森』ー語り/騙りの力/第3章 村上春樹「レキシントンの幽霊」ー可能性としてのエイズ文学/第4章 村上春樹「七番目の男」ートラウマを語る男/第5章 田辺聖子「ジョゼと虎と魚たち」ーケアの倫理と読むことの倫理/第6章 松浦理英子『犬身』ークィア、もしくは偽物の犬/第7章 多和田葉子「献灯使」ー未来主義の彼方へ 金井美恵子、村上春樹、田辺聖子、松浦理英子、多和田葉子の作品を、クィア批評や批評理論を縦横に組み合わせて読み解く。 読者のアイデンティティをも揺さぶる「現代小説を読むことの可能性」を、小説とクィア批評の往還からあざやかに描き出す。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) クィアする現代日本文学 ケア・動物・語り [ 武内 佳代 ] 3,300 円
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上野英信の沖縄 三木健 一葉社マユノチュラサゾカミノシマ ミキタケシ 発行年月:2020年07月17日 予約締切日:2020年07月02日 ページ数:208p サイズ:単行本 ISBN:9784871960809 三木健(ミキタケシ) 1940年、沖縄県石垣島生まれ。 58年、沖縄県立八重山高等学校卒。 65年、明治大学政経学部卒。 同年琉球新報社入社。 東京支社、本社政経部、文化部、編集局長、論説副委員長、専務取締役、副社長を経て2006年退職。 沖縄・ニューカレドニア友好協会顧問、世界のウチナーンチュセンター設置支援委員会共同代表。 『眉屋私記』文学碑建立委員会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 上野英信と沖縄/通底する筑豊と沖縄/上野英信が遺したもの/「筑豊文庫」を支えた上野晴子/『眉屋私記』取材同行記/炭鉱移民と辻売りで紡ぐ民衆史/『眉屋私記』のヒロイン・山入端ツルのこと/出版とその後/『眉屋私記』をめぐる人々/山入端萬栄ノートー「在外五十有余年ノ後ヲ顧リミテ」(手記) あの上野英信は沖縄・屋部に生きている!上野執筆の導火線「山入端萬栄キューバ手記」を初収録。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 眉の清らさぞ神の島 上野英信の沖縄 [ 三木健 ] 1,980 円
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「形式」という檻 タケシ・アーサー・ソーントン 彩流社セカイ ブンガク ノ ナカ ノ ナツメ ソウセキ ソーントン,タケシ・アーサー 発行年月:2016年02月24日 ページ数:150, サイズ:単行本 ISBN:9784779121999 ソーントン,武・アーサー(Thornton,Takeshi Arthur)(ソーントン,タケシアーサー) 1971年生まれ。 ペンシルヴァニア大学にてBA取得。 シカゴ大学大学院にてMAおよびPh.D取得。 現在は横浜国立大学国際社会科学研究院准教授。 2013〜14年ハーバード大学客員研究員。 国際写真フェア「東京フォト」の共同設立者として、2009〜13年まで毎日このアート・イベント開催に携わった。 2014年より国際写真協議会理事。 専門は文学理論・文化論・都市論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 近代日本文学の内向化/第2章 文学進化の理論と本書の仮説/第3章 漱石に見る「近代化」と「形式」/第4章 漱石の形式上の実験(最初期の短編/「坊つちやん」/『吾輩は猫である』と『彼岸過迄』/『草枕』、「二百十日」、『野分』/『虞美人草』/『坑夫』/『三四郎』と内向化) 漱石の作品は、なぜ快活・奔放なものから、個人の内面に向かう陰鬱なものへと変容するのかー明治後期〜大正期、「近代都市」へと激しい変貌を遂げた「東京」。 「近代」を描写する「形式」を追求する漱石を、「世界文学」の流れの中に捉え、「漱石論」の再解釈へいざなう。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 世界文学の中の夏目漱石 「形式」という檻 [ タケシ・アーサー・ソーントン ] 2,200 円
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上橋菜穂子 荻原規子 青土社サンニン ヨレバ モノガタリ ノ コト オ ウエハシ,ナホコ オギワラ,ノリコ 発行年月:2014年12月19日 ページ数:184p サイズ:単行本 ISBN:9784791768363 上橋菜穂子(ウエハシナホコ) 1962年生まれ。 1989年『精霊の木』でデビュー。 『精霊の守り人』で野間児童文芸新人賞他を受賞、以後“守り人”シリーズとして書き継ぐ。 2014年、国際アンデルセン賞作家賞を受賞 荻原規子(オギワラノリコ) 1959年東京都生まれ。 1988年に『空色勾玉』でデビュー、日本児童文学者協会新人賞を受賞。 1993年『これは王国のかぎ』で産経児童出版文化賞を受賞 佐藤多佳子(サトウタカコ) 1962年東京都生まれ。 1989年「サマータイム」でMOE童話大賞を受賞してデビュー。 『一瞬の風になれ』で本屋大賞、吉川英治文学新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 「こちら」と「むこう」が出会うときー物語の生まれる場所(全ては繋がっている/物語の始まり/似ている、似ていない ほか)/2 物語を紡ぐ女神ー世界の襞へわけいる力(「ひとりの女の子」の物語/「こういう技があったか!」/唯一の正解の道を辿る奇跡 ほか)/3 乱調が織りなすリアルー子どもたちは“物語”と遊ぶ(無自覚の変拍子?/禁断の領域へ/丁寧に見つめることのリアル ほか) 当代きっての物語の書き手でありまた読み手でもある3人の作家が、お互いの作品を時にするどく時になごやかにあますところなく語り尽くす! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 三人寄れば、物語のことを [ 上橋菜穂子 ] 1,540 円
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ナラトロジーへ;2 知の新書 J10 鈴木貞美 読書人エドガワランポ ミシマユキオナカムラシンイチロウ ココントウザイノエンゲキエイガトショウセツヲマタグ エロスノモノガタリ スズキサダミ 発行年月:2024年04月12日 予約締切日:2024年02月10日 ページ数:192p サイズ:単行本 ISBN:9784924671829 鈴木貞美(スズキサダミ) 1947年、山口生まれ。 1972年東京大学文学部仏語仏文学科卒業。 創作、評論、出版編集、予備校講師等に従事。 1985年東洋大学文学部国文科専任講師。 1988年同助教授。 同年『新青年』読本(『新青年』研究会編)で大衆文学研究賞。 1989年国際日本文化研究センター助教授。 1997年「梶井基次郎研究」で博士(学術)総合研究大学院大学を取得。 同年総合研究大学院大学国際日本研究専攻教授(併任)。 日文研教授。 2004年総研大文化科学研究科長等を歴任。 2013年停年規定により日文研及び総研大を退職退任。 同名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 トランス・ジャンル・スタディーズにおける「表現」概念/第1章 古今東西の演劇、及び映画ー「再現」と「表現」、もしくは「現前性」(河竹登志夫の歌舞伎論/「再現」と「写実」/イプセン『ヘッダ・ガーブレル』 ほか)/第2章 江戸川乱歩、眼の戦慄ー小説表現のヴィジュアリティーをめぐって(文芸におけるヴィジュアリティー(視覚性)/江戸川乱歩の位置/イリュージョンとリアリティー ほか)/第3章 中村真一郎と三島由紀夫ーエロスと能をめぐって(なぜ、比較するのか/戦後日本のエロティック・フィクション/三島由紀夫における女性同性愛 ほか) エロスのナラトロジーへ!文芸を通して、日本・世界の東西を考える。 小説は映画にどう表現されるか?!鈴木文芸論の第3弾。 江戸川乱歩の視覚。 谷川潤一郎の語り方。 中村真一郎、三島由紀夫による、能との関わり方。 文学にはエロスと死がある。 哲学がある。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 江戸川乱歩、三島由紀夫、中村真一郎:古今東西の演劇/映画と小説をまたぐ エロスの物語 ナラトロジーへ;2 (知の新書 J10) [ 鈴木貞美 ] 1,430 円
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Next教科書シリーズ 近藤健史 弘文堂ニホン コテン ブンガク コンドウ,ケンシ 発行年月:2015年03月 ページ数:243p サイズ:全集・双書 ISBN:9784335002090 近藤健史(コンドウケンシ) 日本大学通信教育部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 古代(一)記紀と風土記を読む(『古事記』の成立事情/『日本書紀』の成立事情 ほか)/第2章 古代(二)記紀歌謡と万葉集を読む(古代における記紀歌謡/古代における『万葉集』 ほか)/第3章 中古(一)源氏物語の世界を読む(源氏物語を読む/帚木の物語 ほか)/第4章 中古(二)古今和歌集を読む(古今和歌集とは/「古今和歌集」成立前夜 ほか)/第5章 中世(一)方丈記と従然草を読む(中世文学における『方丈記』/『方丈記』の表現世界 ほか)/第6章 中世(二)新古今和歌集を読む(新古今編纂の時代/後鳥羽院と藤原定家 ほか)/第7章 近世(一)近松と西鶴の文学を読む(近松と西鶴の登場/浮世草子の成立とその背景 ほか)/第8章 近世(二)芭蕉の文学を読む(宗房の時代ー伊賀/桃青から芭蕉の時代へ ほか)/第9章 近代(一)近代文学に生き延びる「江戸」(近代文学の黎明期と戯作文学/近代文学と馬琴 ほか)/第10章 近代(二)近代によみがえる古典文学(近代文学における『源氏物語』/近代文学における王朝もの ほか) 日本古典文学の基本的な知識から最新のテーマまでをわかりやすく解説した概説書。 章ごとに学習のポイントを簡潔にまとめ、研究の最前線をトピックとして採り上げた。 章ごとの関連問題「知識を確認しよう」には「解答への手がかり」を補い、各章のテーマに関するキーワードを「解題」としてまとめている。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 日本古典文学 (Next教科書シリーズ) [ 近藤健史 ] 2,420 円
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東 浩紀 市川 真人 講談社ゲンダイニホンノヒヒョウ19752001 アズマ ヒロキ イチカワ マコト 発行年月:2017年11月07日 予約締切日:2017年11月06日 ページ数:322p サイズ:単行本 ISBN:9784062207560 東浩紀(アズマヒロキ) 1971年生まれ。 批評家、作家、哲学者。 株式会社ゲンロン代表取締役社長 市川真人(イチカワマコト) 1971年生まれ。 批評家。 『早稲田文学』編集委員(制作総指揮)。 『小説の設計図』(前田累名義)など 大澤聡(オオサワサトシ) 1978年生まれ。 批評家、メディア研究者 福嶋亮大(フクシマリョウタ) 1981年生まれ。 批評家、中国文学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 現代日本の批評 1975ー1989(基調報告 批評とメディアー「史」に接続するためのレジュメ/共同討議 昭和批評の諸問題 1975ー1989(市川真人/大澤聡/福嶋亮大/東浩紀)/年表 現代日本の批評 1975ー1989)/現代日本の批評 1989ー2001(基調報告 一九八九年の地殻変動/共同討議 平成批評の諸問題 1989ー2001(市川真人/大澤聡/福嶋亮大/東浩紀)/年表 現代日本の批評 1989ー2001) 批評とはなにか。 それは戦後日本固有の病である。 “批評史の屈曲点”からどう変容したか?新時代を希求する気鋭の格闘の記録! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 現代日本の批評 1975-2001 [ 東 浩紀 ] 1,760 円
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テキスト 三村 晃功 寺川 眞知夫 和泉書院ニホンコテンブンガクヲヨム ミムラ テルノリ テラカワ マチオ 発行年月:2002年02月15日 予約締切日:2002年02月14日 ページ数:228p サイズ:単行本 ISBN:9784757601451 三村晃功(ミムラテルノリ) 京都光華女子大学教授 寺川真知夫(テラカワマチオ) 同志社女子大学教授 広田哲通(ヒロタテツミチ) 大阪女子大学教授 本間洋一(ホンマヨウイチ) 同志社女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 文字の受容と使用/古事記/日本書紀/風土記/古代歌謡/万葉集/額田王/柿本人麻呂/山部赤人と山上憶良/大伴家持〔ほか〕 本書は、古典文学の範囲を室町時代までと限定して、古典文学を理解するうえで不可欠の八十八の重要項目を設定し、テーマ別にポイントを絞って論述する。 そのほとんどは具体的な作品、作者など固有名詞のものに限定している。 とくに文学作品の場合は、極力具体的に作品の世界に分け入って、読解、鑑賞を試みることにより、その作品の本質に迫る。 人物についても、作品の場合と同様に、当該人物の文学的営為とからませることによって、その人物の特質を把握し、文化史の側面にも及ぶように配慮した。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 日本古典文学を読む (テキスト) [ 三村 晃功 ] 1,980 円
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福岡市文学館 福岡市文学館(福岡市文学振興事業実行委員会)ミステリーノジョオウ ナツキシズコトフクオカ フクオカシブンガクカン 発行年月:2022年03月18日 予約締切日:2022年02月28日 ページ数:176p サイズ:単行本 ISBN:9784816709937 随筆 夏樹静子「福岡を、愛する。 」/第1章 夏樹静子が歩いた街/第2章 写真で振り返る夏樹静子クロニクル/短編 夏樹静子「見知らぬ敵」/随筆 夏樹静子「私の推理小説作法(抄)」/第3章 夏樹静子と女たち/第4章 夏樹静子を語る/随筆 夏樹静子「エラリー・クイーンの思い出(抄)」 博多、糸島、中洲ー。 ミステリーの女王は、福岡の街に美しい罠“トリック”を仕掛けていた…。 70’s〜80’sの福岡と、当時を生きた等身大の女性像を、珠玉のミステリーから紐解く。 いま読みたい、夏樹静子ガイドブック。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) ミステリーの女王 夏樹静子と福岡 [ 福岡市文学館 ] 1,540 円
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宋 カン 東京大学出版会ヘイアンチョウブンジンロン ソウ カン 発行年月:2021年04月06日 予約締切日:2021年01月29日 ページ数:362p サイズ:単行本 ISBN:9784130860628 宋〓(ソウカン) 1987年中国遼寧省生まれ。 2010年中国上海外国語大学英語学院卒業。 2014年東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。 2018年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。 現在、フェリス女学院大学文学部准教授。 博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 文人意識の端緒(嵯峨朝における文章と経国ー漢文芸の二重の価値/嵯峨朝詩壇と個人の文学/菅原清公の「嘯賦」ー趣味の意義/平安朝漢詩の変貌)/第2部 九・十世紀交替期の文人と散文の個人化(都良香の散文における新動向/菅原道真の憂悶ー閑居文学の変奏/紀長谷雄の自伝/平安朝散文史における九・十世紀漢文の意義/和漢の散文の交渉)/第3部 平安朝中後期漢文学における定型性と固有性(兼明親王の文学ー孤高と閑適/慶滋保胤「池亭記」のスタイルー思考の理路/大江匡衡と八月十五夜ー都と辺土/大江匡衡の文業/平安朝文人の文学) 漢文学に映し出される「文人たち」の心。 日本・中国双方を視野に文学史を書き換える。 第10回東京大学南原繁記念出版賞受賞作。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 平安朝文人論 [ 宋 カン ] 5,940 円
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小峯和明 吉川弘文館BKSCPN_【高額商品】 ニホン ブンガクシ コミネ,カズアキ 発行年月:2014年10月15日 ページ数:379, サイズ:単行本 ISBN:9784642082624 小峯和明(コミネカズアキ) 1947年静岡県に生まれる。 1977年早稲田大学大学院博士課程修了。 現在、立教大学名誉教授・中国人民大学講座教授。 文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 東アジアの漢文文化圏と日本の文学史(日本古典の誕生/東アジア世界をつなぐ古典)/2 メディアと文学(「メディア」?/言葉 ほか)/3 戦争と文学(「戦争と文学」という視座/“古代の戦争”と文学 ほか)/4 宗教と文学(宗教と信仰/宗教と言葉、文学 ほか)/5 男女、家族と文学(王朝文芸に見る女性と結婚/性別越境の物語とジェンダーー『有明けの別れ』がまなざす中世の文化と歴史)/6 環境と文学(環境文学とは/四季のイデオロギー ほか) 文学史は文学観と歴史観がなければ確立しえない。 従来の時代割り・ジャンル割りではなく、東アジア・メディア・戦争・宗教・ジェンダー・環境などのテーマを切り口に多くの図版を交え平易に描いた、新しい日本文学史。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 日本文学史 [ 小峯和明 ] 4,180 円
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戦後文学・戦後思想の原風景 五味渕 典嗣 有志舎マケカタノモンダイ ゴミブチ ノリツグ 発行年月:2023年12月11日 予約締切日:2023年10月02日 ページ数:306p サイズ:単行本 ISBN:9784908672699 五味渕典嗣(ゴミブチノリツグ) 1973年生まれ。 慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学、博士(文学)。 現在、早稲田大学教育・総合科学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序 戦後日本の「建国神話」/第1章 終末のスペクタクルーアジア太平洋戦争末期における「国民」の再編/第2章 「文学」という業ー決戦体制下の文学表現/第3章 敗北の想像力ー保田與重郎『南山踏雲録』を読む/補論 独語としての対話ー蓮田善明『有心』を読む保田與重郎/第4章 石川達三の東京裁判ー『生きてゐる兵隊』戦後版の受容をめぐって/第5章 横溝正史と戦後啓蒙ー「獄門島」、あるいは防衛機制としての物語/第6章 坂口安吾の戦後天皇制論ー「安吾の新日本地理」を手がかりに なぜ「日本国民」は敗戦によっても変わらなかったのか。 帝国の記憶を選択的に忘却しつつ、今も旧宗主国民としての自意識をあからさまに保持し続けている現代日本の原点を見つめ直す。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 「敗け方」の問題 戦後文学・戦後思想の原風景 [ 五味渕 典嗣 ] 3,300 円
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山内祥史 大修館書店ダザイ オサム ノ ネンプ ヤマノウチ,ショウシ 発行年月:2012年12月 ページ数:349p サイズ:単行本 ISBN:9784469222265 山内祥史(ヤマノウチショウシ) 日本近代文学専攻。 神戸女学院大学名誉教授、神戸海星女子学院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 生誕以前から少年期までの時代/2 作家への願望を抱いた時代ー「最後の太閤」から「学生群」まで/3 新進作家としての時代ー「列車」から「姥捨」まで/4 職業作家としての時代ー「富嶽百景」から「パンドラの匣」まで/5 流行作家としての時代ー「庭」から「グッド・バイ」まで 生家との義絶、左翼運動からの離脱、心中未遂、芥川賞をめぐる相剋、麻薬中毒からの再出発…生誕百年を経て発見された最新資料をすべて反映した、待望の年譜・決定版。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 太宰治の年譜 [ 山内祥史 ] 3,080 円
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あらすじと現代語訳でよむ 日本の古典100冊スーパーガイド 小学館 小学館センネンノヒャクサツ ショウガクカン 発行年月:2013年04月03日 ページ数:354p サイズ:単行本 ISBN:9784093882767 鈴木健一(スズキケンイチ) 学習院大学教授、近世文学、詩歌史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 奈良時代(古事記/日本書紀 ほか)/第2章 平安時代(竹取物語/古今和歌集 ほか)/第3章 鎌倉時代・南北朝時代・室町時代・戦国時代(新古今和歌集/古来風躰抄 ほか)/第4章 江戸時代(好色一代男/好色五人女 ほか) 日本人が読んでおきたい、知っておくべき名作古典100冊を収録。 古典文学のあけぼの『古事記』から、幕末の作品まで、約一千年間に生まれた古典が、あらすじと現代語訳で読める。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 千年の百冊 あらすじと現代語訳でよむ 日本の古典100冊スーパーガイド [ 小学館 ] 3,300 円
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大城貞俊 村上陽子 コールサック社マタヨシ エイキ ノ ブンガク セカイ オオシロ,サダトシ ムラカミ,ヨウコ 発行年月:2024年04月 予約締切日:2024年04月13日 ページ数:271p サイズ:単行本 ISBN:9784864356107 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 又吉栄喜の文学世界 [ 大城貞俊 ] 2,200 円
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極秘調査ファイル 浅見光彦倶楽部 内田康夫 祥伝社アサミ ミツヒコ ノ ヒミツ アサミ ミツヒコ クラブ ウチダ,ヤスオ 発行年月:2000年02月 ページ数:307p サイズ:単行本 ISBN:9784396610968 第1章 浅見光彦の不思議な世界(浅見光彦を外側から分析する/浅見光彦を内側から分析する/幼少年時代から現在までの軌跡)/第2章 浅見光彦の愛すべき人々(浅見家/猛母・雪江未亡人/浅見家の人々との関係/浅見を取り巻く友人たち/第三者から見た浅見像)/第3章 浅見光彦の華麗なる活躍(浅見光彦の本業/趣味としての探偵業) 北は北海道から南は沖縄まで、日本全国で難事件を解決してきた名探偵・浅見光彦には、著者・内田康夫氏も知らなかった“謎”がいっぱい。 例えば、浅見は一生「独身」を貫いていく気なのか?探偵としての活躍で収入はあったのか!?など、その素顔は意外な神秘のヴェールに包まれている。 本調査ファイルでは、名探偵の秘密に徹底的に迫った。 内田康夫氏公認の、初めての“謎本”。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 浅見光彦の秘密 極秘調査ファイル [ 浅見光彦倶楽部 ] 1,650 円
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石関善治郎 思潮社ヨシモト タカアキ ノ キキョウ イシゼキ,ゼンジロウ 発行年月:2012年08月 ページ数:211p サイズ:単行本 ISBN:9784783716808 石関善治郎(イシゼキゼンジロウ) 1945年4月、茨城県ひたちなか市(旧・那珂湊市)生まれ。 茨城県立水戸第一高校を経て、1968年3月、國學院大學文学部卒業。 1968年4月〜69年8月、國學院大學大学院文学研究科修士課程に在籍するとともに同大学に文学部副手として勤務。 1969年10月〜71年8月、財団法人NHKサービスセンターに勤務、「グラフNHK」の編集に携わる。 1971年9月〜2006年4月、株式会社マガジンハウスに勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 父祖の地ー天草へ(記号の森をゆく/夜逃げと二つの吉本造船所/松森家と権次/吉本造船所と天草の家/順太郎の手紙/吉本家の人々)/魚津ー敗戦の原点へ(八月十五日の海/立山ー岩淵五郎を求めて/もう一つの敗戦/戦後を生きる) 父祖の地天草、終戦を迎えた魚津、沈黙の人岩淵五郎との交流ー吉本隆明も知らない吉本隆明の原風景への旅。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 吉本隆明の帰郷 [ 石関善治郎 ] 2,420 円
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生誕一〇〇年記念 別冊太陽 平凡社ダザイ オサム 発行年月:2009年06月 ページ数:175p サイズ:ムックその他 ISBN:9784582921595 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 太宰治 生誕一〇〇年記念 (別冊太陽) 2,530 円
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筒井康隆と〈新しい《生》の次元〉 藤田直哉 作品社キョコウナイ ソンザイ フジタ,ナオヤ 発行年月:2013年02月 ページ数:334p サイズ:単行本 ISBN:9784861824241 藤田直哉(フジタナオヤ) 1983年、札幌生まれ。 SF・文芸評論家。 早稲田大学第一文学部(文芸専修)卒業。 東京工業大学社会理工学研究科価値システム専攻博士後期課程在学中。 2008年「消失点、暗黒の塔ー『暗黒の塔』第5部、6部、7部を検討する」で第3回日本SF評論賞・選考委員特別賞を受賞し、『SFマガジン』に掲載されてデビュー。 その後、「トーキョーワンダーサイト本郷」の企画展「floating view“郊外”から生まれるアート」(2011年)に作家として参加した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 なぜ、いま筒井康隆が必要なのか(なぜ、いま筒井康隆が必要なのか/戦後史の中の筒井康隆ー「武器としての笑い」と「楽器としての笑い」)/第2部 超虚構理論と虚構内存在(超虚構理論とフリードリヒ・フォン・シラー/虚構内存在の存在論/内宇宙の神話ー“集合的無意識”から「文化的無意識」へ/感情移入の理論/機械化した良識ー『朝のガスパール』から『断筆宣言』まで)/第3部 虚構内存在の切り拓く新たなる“生”の次元(虚構内存在の政治) 3・11以降急速に政治化するオタク、貧困にあえぐロスジェネ世代…、絶望の淵にたたされる今、高度電脳化世界の“人間”とは何か?を根源から問う。 10年代本格批評の誕生。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 虚構内存在 筒井康隆と〈新しい《生》の次元〉 [ 藤田直哉 ] 2,640 円
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単行本 猪瀬直樹 中央公論新社タイヨウ オトコ イシハラシンタロウデン イノセナオキ 発行年月:2023年01月19日 予約締切日:2022年12月02日 ページ数:272p サイズ:単行本 ISBN:9784120056192 猪瀬直樹(イノセナオキ) 1946年長野県生まれ。 作家。 87年『ミカドの肖像』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。 96年『日本国の研究』で文藝春秋読者賞受賞。 東京大学客員教授、東京工業大学特任教授を歴任。 2002年、小泉首相より道路公団民営化委員に任命される。 07年、東京都副知事に任命される。 12年、東京都知事に就任。 13年、辞任。 15年、大阪府・市特別顧問就任。 2022年から参議院議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 敗戦の子/ヨットと貧困/公認会計士の挫折と裕次郎の放蕩/運をつかむ/スター誕生/ライバル三島由紀夫/拳闘とボディビル/『亀裂』と『鏡子の家』/「あれをした青年」/挑戦と突破/「石原」亡国と三島「憂国」/嫌悪と海/天皇と核弾頭 『太陽の季節』で日本中を熱狂させた「無意識過剰」「価値紊乱者」の石原慎太郎は、社会に何を警告したのか。 三島由紀夫を動揺させ、多大な影響を与えた慎太郎。 交錯、衝突し、天皇制と国家観をめぐって離反した2人の天才を考察することで、慎太郎がその作品群に込めた真意に迫った。 東京都知事と副知事、また作家同士として都庁舎で折々語りあった猪瀬直樹が見た慎太郎の素顔とは…。 『ペルソナ 三島由紀夫伝』『ピカレスク 太宰治伝』に続く作家評伝を、一周忌に満を持して上梓する著者渾身の書き下ろし。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 太陽の男 石原慎太郎伝 (単行本) [ 猪瀬直樹 ] 1,760 円
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嵯峨景子 三村美衣 時事通信出版局オトナダッテヨミタイショウジョショウセツガイド サガケイコ ミムラミイ 発行年月:2020年11月19日 予約締切日:2020年08月05日 ページ数:232p サイズ:単行本 ISBN:9784788717046 1 妖/2 宮廷/3 仕事/4 謎解き/5 SF/6 青春/7 恋愛/8 歴史/9 異世界 定番の氷室冴子や折原みと、みんな大好き小野不由美・須賀しのぶ、直木賞作家の知られざる傑作からマニアックな逸品まで…目利きが選んだ珠玉の名作が勢揃い! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 大人だって読みたい!少女小説ガイド [ 嵯峨景子 ] 1,980 円
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外地と内地の西洋表象 アジア遊学 226 日高佳紀 西川貴子 勉誠出版ケンチクノキンダイブンガクシ ヒダカヨシキ ニシカワアツコ 発行年月:2018年11月30日 予約締切日:2018年11月13日 ページ数:224p サイズ:全集・双書 ISBN:9784585226925 1 モダン都市の建築表象(美しい「光」が差し込む場所ー佐藤春夫「美しき町」をめぐって/堀辰雄『美しい村』の建築ー軽井沢の記憶と変容/伊藤整「幽鬼の街」における植民地主義の構造/幻影の都市ー谷崎潤一郎「肉塊」における建築表象と横浜)/日本近代建築小史/2 外地における建築表象(“中国的支那”と“西洋的支那”のはざまでー武田泰淳「月光都市」にみる上海と建築/『亞』と大連ー安西冬衛の紙上建築/殖民地の喫茶店で何を“語れる”かー日本統治期台湾の都市と若者/虚構都市“哈爾浜”の“混沌”ー夢野久作「氷の涯」における建築表象)/文学の建築空間(オフィスビル/銀行/アパートメント/劇場/美術館/ホテル/病院/工場/駅/橋/監獄) 日本文学と建築が交わる領域において「近代」を考える際、特に重要であると考えられるのが明治以降に現れた西洋建築の存在である。 西洋建築は、例えば、目指すべき近代化の象徴という「近未来像」として、また、異文化との交錯点として、あるいは「植民地」において「日本」をシンボライズするものとして、その他、様々な形で現実世界および虚構世界において創造されている。 そうした建築表象は同時代の「日本」および「アジア」の認識を再考する糸口ともなるだろう。 また、実際に建てられた建築はわれわれのあらゆる行為の場となり、日常生活や創作活動などの新しい様式に関わってきた。 そこには、空間を言語において表現する際のモノと言葉との往還の中で生じる根源的な問題も含まれている。 そうした問題も、文学と建築の相関を考えることで見えてくることであろう。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 建築の近代文学誌 外地と内地の西洋表象 (アジア遊学 226) [ 日高佳紀 ] 3,080 円
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大木 志門 掛野 剛史 田畑書店ミズカミツトムノノジダイ オオキ シモン カケノ タカシ 発行年月:2019年06月28日 予約締切日:2019年06月04日 ページ数:336p サイズ:単行本 ISBN:9784803803600 大木志門(オオキシモン) 1974年生まれ。 立教大学大学院文学研究科日本文学専攻博士後期課程満期退学。 博士(文学)。 現在、山梨大学大学院総合研究部教育学域准教授 掛野剛史(カケノタケシ) 1975年生まれ。 東京都立大学大学院人文科学研究科国文学専攻博士後期課程満期退学。 博士(文学)。 現在、埼玉学園大学人間学部准教授 高橋孝次(タカハシコウジ) 1978年生まれ。 千葉大学大学院社会文化科学研究科博士課程修了。 博士(文学)。 現在、帝京平成大学現代ライフ学部助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 水上勉の再発見(作家紹介 一〇一年目の水上勉ー生涯とその文学をたどる/新資料紹介1 『金閣炎上』原稿 ほか)/第2部 編集者・水上勉ー雌伏のとき(インタビュー 焼け跡の時代の水上勉/ブックガイド 『フライパンの歌』『霧と影』 ほか)/第3部 作家・水上勉ー飛躍のとき(座談 編集者による水上勉1ー岩波剛さんを囲んで/ブックガイド 『雁の寺』『五番町夕霧楼』 ほか)/第4部 人間・水上勉ー円熟のとき(座談 編集者による水上勉2/ブックガイド 『寺泊』『壺坂幻想』 ほか) 生誕100年記念出版!初心者には最適な入門書として、またディープな水上文学ファンには最新の成果がつまった研究書として。 未発表短編4篇収録! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 水上勉の時代 [ 大木 志門 ] 3,520 円
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川奈 まり子 講談社ネムレナクナルカイダンヌマ ジツワヨツヤカイダン カワナ マリコ 発行年月:2023年05月18日 予約締切日:2023年03月17日 ページ数:208p サイズ:単行本 ISBN:9784065316788 川奈まり子(カワナマリコ) 作家・奇譚蒐集家。 東京都八王子市出身。 ルポルタージュ的手法で怪異の体験者と場所を取材し、これまでに5000件以上の怪異体験談を蒐集。 近年は怪談の語り手としても活動。 日本推理作家協会会員。 怪異怪談研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 「四谷怪談」を紐解く/第1章 『四谷雑談集』のお岩さま/第2章 講談・落語『四谷怪談』のお岩さま/第3章 『東海道四谷怪談』のお岩さま/第4章 伝承と信仰に息づくお岩さま/終章 「四谷怪談」これから お岩さまは、『皿屋敷』のお菊や『累ヶ淵』の累と並ぶ江戸三大幽霊の一人である。 しかしながら彼女は、おそらく実在した人物だとされており、東京都豊島区の妙行寺に墓が、生家跡にある新宿区の於岩稲荷田宮神社に子孫が、それぞれ本当に存在している。 本書はひと言で言えば、「四谷怪談」にちなんだ実話怪談をお愉しみいただくと同時に、「四谷怪談」とお岩さまの伝承をご紹介する本である。 「四谷怪談」の世界は奥が深く、切り口によって何通りもの解釈が並列しつつ成り立つ。 よく知られた物語や伝承の他に、傍流や支流も数えきれないほどある。 しかしながら、一番の恐怖は、三百年という時を経てなお、現在も新たな怪異が生まれつづけているという事実である。 「四谷怪談」はまさに「実話怪談」なのである。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 眠れなくなる怪談沼 実話四谷怪談 [ 川奈 まり子 ] 1,400 円
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川奈 まり子 講談社ネムレナクナルカイダンヌマ ジツワヨツヤカイダン カワナ マリコ 発行年月:2023年05月18日 予約締切日:2023年03月17日 ページ数:208p サイズ:単行本 ISBN:9784065316788 川奈まり子(カワナマリコ) 作家・奇譚蒐集家。 東京都八王子市出身。 ルポルタージュ的手法で怪異の体験者と場所を取材し、これまでに5000件以上の怪異体験談を蒐集。 近年は怪談の語り手としても活動。 日本推理作家協会会員。 怪異怪談研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 「四谷怪談」を紐解く/第1章 『四谷雑談集』のお岩さま/第2章 講談・落語『四谷怪談』のお岩さま/第3章 『東海道四谷怪談』のお岩さま/第4章 伝承と信仰に息づくお岩さま/終章 「四谷怪談」これから お岩さまは、『皿屋敷』のお菊や『累ヶ淵』の累と並ぶ江戸三大幽霊の一人である。 しかしながら彼女は、おそらく実在した人物だとされており、東京都豊島区の妙行寺に墓が、生家跡にある新宿区の於岩稲荷田宮神社に子孫が、それぞれ本当に存在している。 本書はひと言で言えば、「四谷怪談」にちなんだ実話怪談をお愉しみいただくと同時に、「四谷怪談」とお岩さまの伝承をご紹介する本である。 「四谷怪談」の世界は奥が深く、切り口によって何通りもの解釈が並列しつつ成り立つ。 よく知られた物語や伝承の他に、傍流や支流も数えきれないほどある。 しかしながら、一番の恐怖は、三百年という時を経てなお、現在も新たな怪異が生まれつづけているという事実である。 「四谷怪談」はまさに「実話怪談」なのである。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 眠れなくなる怪談沼 実話四谷怪談 [ 川奈 まり子 ] 1,400 円
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