内田百間全集月報集成 単行本 佐藤 聖 中央公論新社ヒャッキエンセンセイ サトウタカシ 発行年月:2021年01月08日 予約締切日:2020年12月05日 ページ数:520p サイズ:単行本 ISBN:9784120053740 佐藤聖(サトウタカシ) 1957年、東京都生まれ。 慶應義塾大学文学部卒業。 編集者。 文芸誌「作品」「海燕」の創刊から休刊まで編集部員として携わる。 福武書店にて『新輯 内田百〓全集』(全33巻)および福武文庫の内田百〓シリーズ(全29巻)を手がける。 また、ちくま文庫『内田百〓集成』(全24巻)の編集を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 内田百〓全集(講談社)(百〓文学への招待/「旅順入城式」の頃/仲之町時代 ほか)/新輯 内田百〓全集(福武書店)(「件」のはなし/好運な偶然/百〓先生の文章 ほか)/福武文庫(内田百〓の作品を新漢字、新仮名づかいにするについて/『新・大貧帳』/『間抜けの実在に関する文献』 ほか)/解説 百〓に魅了される「わたし」の集い 講談社版、福武書店版、二つの全集月報、福武文庫の解説を初集成。 編者解説・略年譜・作品索引を付す。 総勢87人が語る「私の内田百〓」。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 百鬼園先生 内田百間全集月報集成 (単行本) [ 佐藤 聖 ] 5,280 円
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彩図社文芸部 彩図社ブンゴウタチノウソツキボン サイズシャブンゲイブ 発行年月:2023年03月28日 予約締切日:2023年01月26日 サイズ:単行本 ISBN:9784801306530 1 強がり・見栄の嘘ー太宰治の嘘/2 その場しのぎ・言い逃れの嘘ー中原中也たちの嘘/3 いたずらの嘘ー芥川龍之介たちの嘘/4 迷惑だけど憎めない嘘ー石川啄木の嘘/5 居留守・面倒くさがりの嘘ー永井荷風たちの嘘/6 喧嘩と嘘ー坂口安吾たちの嘘 先生!嘘は小説だけにしてください! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 文豪たちの嘘つき本 [ 彩図社文芸部 ] 1,430 円
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藤平春男 井上宗雄 笠間書院ネンピョウ シリョウ チュウセイ ブンガクシ フジヒラ,ハルオ イノウエ,ムネオ 発行年月:2008年05月 ページ数:202p サイズ:単行本 ISBN:9784305603050 藤平春男(フジヒラハルオ) 大正12年3月6日、東京に生まれる。 昭和19年、早稲田大学文学部卒業。 早稲田大学名誉教授。 平成7年没 井上宗雄(イノウエムネオ) 大正15年10月10日、東京に生まれる。 昭和26年、早稲田大学第一文学部卒業。 現在、立教大学名誉教授。 文学博士 山田昭全(ヤマダショウゼン) 昭和4年9月5日、東京に生まれる。 昭和26年、大正大学文学部卒業。 現在、大正大学名誉教授 和田英道(ワダヒデミチ) 昭和19年4月27日、熊本に生まれる。 昭和48年、立教大学大学院博士課程修了。 元跡見学園女子大学教授。 平成9年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 年表編/資料編(和歌/連歌/歌謡/日記・紀行/随筆/法語・五山文学/説話/軍記物語/史論・歴史物語/御伽草子/能・狂言/キリシタン文学)/付 関係系図 本書は、大学および短期大学用の文学史教科書として編集した。 史的発展の記述は避けて、年表および資料(著名作品の本文抜萃)を骨格とし、適宜、教材補助としての図版を挿入し、付録に関係系図を付した。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 年表資料中世文学史新装版 [ 藤平春男 ] 1,430 円
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松崎仁 白石悌三 笠間書院ネンピョウ シリョウ キンセイ ブンガクシ マツザキ,ヒトシ シライシ,テイゾウ 発行年月:2013年02月26日 ページ数:281p サイズ:単行本 ISBN:9784305603104 松崎仁(マツザキヒトシ) 大正12年3月14日、横浜に生まれる。 昭和24年、東京大学文学部卒業。 梅光女学院大学名誉教授。 立教大学名誉教授 白石悌三(シライシテイゾウ) 昭和7年12月20日、福岡に生まれる。 昭和31年、九州大学文学部卒業。 福岡大学名誉教授。 平成11年没 谷脇理史(タニワキマサチカ) 昭和14年11月24日、群馬県に生まれる。 昭和37年、早稲田大学第一文学部卒業。 早稲田大学名誉教授。 平成21年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 年表編/資料編(漢詩/和歌/俳諧・俳文/雑俳/狂詩・狂歌・狂文 ほか) 年表編は1596〜1868年を対象とする。 資料編は12ジャンルを紹介。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 〈年表資料〉近世文学史新装版 [ 松崎仁 ] 1,760 円
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井上隆史 水声社ミシマユキオショウヒャッカ イノウエタカシ 発行年月:2021年11月22日 予約締切日:2021年11月08日 ページ数:477p サイズ:単行本 ISBN:9784801006010 井上隆史(イノウエタカシ) 白百合女子大学文学部教授(日本近代文学) 久保田裕子(クボタユウコ) 福岡教育大学教育学部教授(日本近代文学) 田尻芳樹(タジリヨシキ) 東京大学大学院総合文化研究科教授(イギリス文学) 福田大輔(フクダダイスケ) 青山学院大学総合文化政策学部教授(精神分析、フランス現代思想) 山中剛史(ヤマナカタケシ) 中央大学大学院文学研究科兼任講師(日本近代文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 略伝(三島由紀夫略伝)/2 主要作品事典(「花ざかりの森」/『仮面の告白』/『禁色』 ほか)/3 研究史・受容史(三島由紀夫研究史概観/英語圏における三島受容/ドイツにおける三島受容 ほか)/4 三島論の新潮流(『白樺』と三島由紀夫ー学習院の系譜/三島由紀夫と戦後批評/楯の会、天皇、憲法 ほか) 没後半世紀を経てますます詳らかになる三島由紀夫の人生、文学、思想、創造力、洞察力、後世への影響力と予言、さらには来るべき時代を根底から揺さぶる衝撃、未来への警鐘。 日に日に昏迷を深める現代世界を鋭く剔抉し、人類の明日を眩く照射する三島文学が斬り拓く曠然たる沃野を今こそ見晴るかす。 精鋭執筆陣が導く三島由紀夫研究の新たなる時代。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 三島由紀夫小百科 [ 井上隆史 ] 7,700 円
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中公選書 安藤 宏 中央公論新社ニホンキンダイショウセツシ シンソウバン アンドウヒロシ 発行年月:2020年08月21日 予約締切日:2020年07月11日 ページ数:256p サイズ:全集・双書 ISBN:9784121101105 安藤宏(アンドウヒロシ) 1958年東京に生まれる。 82年に東京大学を卒業し、85年、同大学院人文科学研究科博士課程に進学。 その後東京大学文学部助手、上智大学文学部講師、助教授を経て、東京大学大学院人文社会系研究科教授。 博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 文明開化と「文学」の変容/2 明治中期の小説文体/3 自然主義文学と漱石・〓外/4 大正文壇の成立/5 マルキシズムとモダニズム/6 第二次世界大戦と文学/7 戦後文学の展開/8 高度経済成長期とポスト・モダン/付 「近代日本文学」の成り立ち 文明開化期から村上春樹まで、日本の近代小説史を一冊で案内する。 文学史的な事実の集積を越え、文学表現が生まれてくる社会状況や作品間の影響関係にも言及。 主要な作品には内容紹介を添え、読書ガイドとしての利用も企図した。 肖像に加え、本や雑誌の写真を多数収録。 好評旧版の新装にあたり、近代文学に文化史的・メディア論的にアプローチする手がかりとして、「「近代日本文学」の成り立ち」を付した。 西暦和暦対照表、索引付。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 日本近代小説史 新装版 (中公選書) [ 安藤 宏 ] 1,870 円
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オール讀物創刊90周年記念編集 文春ムック 文藝春秋カンゼン ホゾンバン サトウ アイコ ノ セカイ 発行年月:2021年06月17日 予約締切日:2021年06月16日 ページ数:261p サイズ:ムックその他 ISBN:9784160070318 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 完全保存版 佐藤愛子の世界 オール讀物創刊90周年記念編集 (文春ムック) 1,320 円
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陸 晩霞 武蔵野書院トンセイブンガクロン リク バンカ 発行年月:2020年10月28日 予約締切日:2020年10月27日 ページ数:470p サイズ:単行本 ISBN:9784838607372 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 遁世文学論 [ 陸 晩霞 ] 14,080 円
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酒井信 西日本新聞社ゲンダイブンガクフドキ サカイマコト 発行年月:2022年05月18日 予約締切日:2022年04月15日 ページ数:416p サイズ:単行本 ISBN:9784816710018 酒井信(サカイマコト) 1977年長崎市生まれ。 明治大学国際日本学部准教授。 早稲田大学人間科学部卒業後、慶應義塾大学政策・メディア研究科後期博士課程修了。 博士(政策・メディア)。 慶應義塾大学助教、文教大学准教授を経て現職。 専門は文芸批評・メディア文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 北海道/東北/関東/中部/東京二十三区/東京(二十三区以外)・神奈川/関西/中国/四国/九州・沖縄ほか 土地から小説を読み解く!気鋭批評家によるブックガイド。 47都道府県を網羅。 1977〜2021年の180作品。 必読作品、読書感想文向け作品、文学賞受賞作などの分類あり。 高校、大学生向けにも!純文学からエンタメ小説まで。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 現代文学風土記 [ 酒井信 ] 1,980 円
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熊野純彦 清水書院ヒトトシソウ ミシマユキオ クマノスミヒコ 発行年月:2020年02月19日 予約締切日:2020年01月21日 ページ数:288p サイズ:全集・双書 ISBN:9784389421977 熊野純彦(クマノスミヒコ) 1958年、神奈川県に生まれる。 1981年、東京大学文学部卒業。 現在、東京大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) はじめにー三島由紀夫と高橋和巳/序章 一九七〇年十一月二十五日/第1章 「三島由紀夫」の誕生/第2章 再出発と花形作家への道/第3章 古典主義とロマン主義とのあいだで/第4章 『豊饒の海』、あるいは時間と永遠とのはざま/終章 『天人五衰』、あるいは一九七〇年十一月二十五日ふたたび 三島由紀夫(一九二五〜一九七〇年)は大正末年に生まれ、昭和の三分の二ほどの時間を駈けぬけるように生き、多くの作品を遺して壮絶な最期を遂げた。 戦中すでに耽美的な少年作家として登場し、戦後は無軌道なアプレ・ゲール世代を代弁する青年小説家としても健筆をふるい、やがて古典主義とロマン主義がみごとに結合した代表作『金閣寺』を発表して、創作活動のひとつの頂点をむかえる。 文学者としての華やかな経歴のかたわら、三島はのちに「楯の会」を結成して、自衛隊への体験入隊を繰りかえした。 三島がただことばを玩んでいたのではなかったことを、ひとびとは一九七〇年十一月二十五日に知ることとなる。 本書は、最後の傑作『豊饒の海』にいたる、主要作品の系列を読みなおすことで、その政治的行動の背後にある、作家・三島由紀夫の生と思考の軌跡をあきらかにする。 三島死後五十年を期して上木される、決定版評伝である。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 その他 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 人と思想 197 三島由紀夫 [ 熊野純彦 ] 1,320 円
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新潮選書 大澤 真幸 新潮社ヤマサキトヨコトオトコタチ オオサワ マサチ 発行年月:2017年05月26日 予約締切日:2017年05月24日 ページ数:240p サイズ:全集・双書 ISBN:9784106038075 大澤真幸(オオサワマサチ) 1958年、長野県松本市生まれ、社会学者。 東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。 社会学博士。 千葉大学文学部助教授、京都大学大学院人間・環境学研究科教授を歴任。 専門は理論社会学。 2007年、『ナショナリズムの由来』で毎日出版文化賞を、2015年、『自由という牢獄ー責任・公共性・資本主義』で河合隼雄学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 男を書いた女/彼女は、なぜ白い喪服を着たのか/勲章はどちらに渡されたのか/船場の四人姉妹の運命/最初のほんものの男は悪だった/男の定義/悪い「男」と罪のない「女」/不毛地帯の上で/祖国なき敗者/「大地の子」になる/太陽の光は遍く/反復による成熟/新たなる約束 『白い巨塔』『大地の子』『沈まぬ太陽』…。 デビュー作から遺作まで、各作品を読み解きながら、また三島由紀夫、井上陽水、谷崎潤一郎、葉隠、松本清張、カント、三浦綾子、鶴見俊輔、更に半沢直樹とも比較しつつ、誰も気がつかなかった、「男たち」の秘密を明かす。 戦後日本が解決出来ず、今に続く様々な難問を解く鍵は、「山崎文学」の中にあった! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 山崎豊子と<男>たち (新潮選書) [ 大澤 真幸 ] 1,430 円
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日本近現代文学におけるLGBT以前/以後 伊藤氏貴 勉誠出版ドウセイアイブンガクノケイフ イトウウジタカ 発行年月:2019年12月30日 予約締切日:2019年11月06日 ページ数:272p サイズ:単行本 ISBN:9784585291916 伊藤氏貴(イトウウジタカ) 1968年生まれ。 文藝評論家。 明治大学文学部准教授。 麻布中学校・高等学校卒業後、早稲田大学第一文学部を経て日本大学大学院藝術学研究科修了。 博士(藝術学)。 2002年に「他者の在処」で群像新人文学賞(評論部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 問題と方法ー日本の同性愛文学と「LGBT」/第1章 「同性愛者」以前/第2章 「同性愛者」の誕生ー三島由紀夫という分水嶺とその後/第3章 女性同性愛の文学/第4章 間奏 稲垣足穂と森茉莉ー二つの抽象/第5章 同性愛文学の現在、あるいは「同性愛者」後の同性愛文学の可能性について/終章 新たな「自由」へ 「同性愛」という概念の誕生ー近代以降、同性愛は文学の中でどのように表現されてきたのだろうか?BL、百合という文脈で語られると共に、一方でLGBTQを考えるための文学としても着目されている同性愛文学。 明治から平成までの文学史の一側面に光を当てた一冊。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 同性愛文学の系譜 日本近現代文学におけるLGBT以前/以後 [ 伊藤氏貴 ] 3,080 円
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新潮日本文学アルバム 新潮社カジイ モトジロウ 発行年月:1985年07月 ページ数:111p サイズ:全集・双書 ISBN:9784106206276 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 梶井基次郎 (新潮日本文学アルバム) 1,320 円
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単行本 中央公論新社 中央公論新社カノジョタチノミシマユキオ チュウオウコウロンシンシャ 発行年月:2020年10月21日 予約締切日:2020年09月08日 ページ数:208p サイズ:単行本 ISBN:9784120053474 1 彼自身による三島由紀夫ー婦人公論アーカイヴ1 三島由紀夫/2 私の三島由紀夫/3 「彼女たち」との対話/4 追憶の三島由紀夫/5 『美徳のよろめき』を読む/6 女が美しく生きるにはー婦人公論アーカイヴ2 三島由紀夫 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 彼女たちの三島由紀夫 (単行本) [ 中央公論新社 ] 1,980 円
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銀鈴叢書 富岡幸一郎 銀の鈴社カマクラ ブンシ ト カマクラ トミオカ,コウイチロウ 発行年月:2017年11月 予約締切日:2017年12月21日 ページ数:181p サイズ:単行本 ISBN:9784866180151 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 鎌倉文士とカマクラ (銀鈴叢書) [ 富岡幸一郎 ] 1,650 円
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近代日本文学は何を「謎」としてきたか 怪異怪談研究会 乾 英治郎 青弓社カイイトミステリ カイイカイダンケンキュウカイ イヌイ エイジロウ 発行年月:2022年12月22日 予約締切日:2022年11月19日 ページ数:330p サイズ:単行本 ISBN:9784787292698 乾英治郎(イヌイエイジロウ) 流通経済大学流通情報学部准教授。 専攻は日本近現代文学・文化 小松史生子(コマツショウコ) 金城学院大学文学部教授。 専攻は日本近現代文学・文化、比較文学・文化 鈴木優作(スズキユウサク) 鹿児島大学法文学部附属「鹿児島の近現代」教育研究センター特任助教。 専攻は日本近現代文学 谷口基(タニグチモトイ) 茨城大学人文社会科学部教授。 専攻は日本近代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 特別寄稿 怪異とミステリーその面白さの類似と相違について/第1部 「怪異」と「ミステリ」の遭遇(歌舞伎と探偵小説ー『東海道四谷怪談』とその変容/怪異と謎解き、そして郷愁ー岡本綺堂の探偵小説作法/イギリス怪奇幻想ミステリと近代日本文学ーA・ブラックウッドと芥川龍之介を中心に ほか)/第2部 「怪異」と「ミステリ」の交差(「怪談」以上「探偵小説」未満の世界ー江戸川乱歩の「幻想怪奇の小説」について/脳内に現象する怪異ー海野十三・夢野久作・蘭郁二郎/“侵食”する“死者”たちー久生十蘭「死亡通知」における空襲と“怪異” ほか)/第3部 「怪異」と「ミステリ」の融合(家霊を脱構築する女ー小野不由美『残穢』の“転居”と戸川昌子「大いなる幻影」の“賃貸”/館という幻想ー綾辻行人『暗黒館の殺人』における自己の揺らぎ/妖怪の「理」/ミステリの「檻」京極夏彦「百鬼夜行」シリーズは何を「祓った」のか ほか) 岡本綺堂、江戸川乱歩、横溝正史、夢野久作、小野不由美、綾辻行人、京極夏彦などの作品に潜む怪異を精緻に読み解く。 そして、ミステリというジャンルで展開される怪異の拡散と凝集、合理と非合理の衝突から、日本のミステリ小説の潮流を捉え返し、近現代日本の文化表象の変容をも明らかにする。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 〈怪異〉とミステリ 近代日本文学は何を「謎」としてきたか [ 怪異怪談研究会 ] 3,740 円
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引用・語り・憑在 高木信 水声社ボウレイタチノチュウセイ タカギマコト 発行年月:2020年06月25日 予約締切日:2020年04月24日 ページ数:384p サイズ:単行本 ISBN:9784801004788 高木信(タカギマコト) 1963年、滋賀県生まれ。 名古屋大学大学院博士後期課程満期退学。 1996年に名古屋大学より博士(文学)を取得。 専門は、軍記物語、日本語古典テクスト分析、ジェンダー分析、国語教育。 学校法人東海学園東海中学・高等学校教諭を経て、2008年より相模女子大学教員。 2020年現在、相模女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) “亡霊”に取り憑かれるエクリチュール、あるいは死者との親密圏を生成するー『曾我物語』、宮部みゆき『孤宿の人』、井上ひさし『父と暮せば』/第1部 ナラティヴの亡霊(亡霊の時間/未来からの記憶、あるいは“今・ここ”が散種されるー『義経記』、謡曲“二人静”、『伊勢物語』/語る亡霊のスキャンダル、あるいは“亡霊機械”が“語り”を流動化するー謡曲“鵺”、『平家物語』「〓」、和泉式部/“不在の原因”としての平家一門、あるいは現実界に“亡霊”を登録するー謡曲“八島”、那須与一、『平家物語』成立伝承/“死者/動物”への生成変化、あるいは“狩猟機械”が起動するー謡曲“善知鳥”、カムイ・ユカラ、和歌のレトリック/“カタリ”の亡霊論(hantologie)的転回、あるいは「話法」による“亡霊”への生成変化ー語り物文藝、『平家物語』「小教訓」、自由間接話法)/第2部 インターテクスチュアリティの亡霊(見えない“桜”への生成変化、あるいはテクストが“亡霊化”するー『平家物語』「忠度都落」「忠度最期」、謡曲“忠度”/能を観る“紫式部”、あるいは「海人の塩焼く」言説が混線するー『平家物語』「福原落」、『源氏物語』『太平記』、謡曲“須磨源氏”“敦盛”/『平家物語』を読む“紫式部”、あるいは“不在の原因”としての平将門ー「福原」、「須磨・明石」、「都」/混線する“重衡物語”のことば、あるいはインターテクスチュアリティが“亡霊”を産出するー謡曲“重衡”“千手重衡”、『和韓朗詠集』古注釈、『伊勢物語』/小宰相と小野小町との絆、あるいは男たちの“欲望”を逆なでするー『平家物語』「小宰相身投」、室町時代物語、謡曲“卒塔婆小町”/“貴種流離譚”に潜ディアスポラ性、あるいは女性達の彷徨が可能性を拓くー謡曲“隅田川”、御伽草子、『伊勢物語』/『源氏物語』を引用する『平家物語』/『平家物語』を引用する『源氏物語』、あるいは新しい“読み”の可能性が拓かれるー「維盛と光源氏」、「高倉帝と桐壺帝」) 世界を複数化する憑在論。 自己と他者の境界を撹乱する「語り」に潜む亡霊、時間と空間を混線させる「間テクスト性」に潜む亡霊ー“亡霊”はそこにいるー主体・意味・記号の一義性が、亡霊に取り憑かれたときに消滅する。 『源氏物語』『平家物語』をはじめとする日本古典の数々を緻密に読み解き、テクストにまったく新しい時空と意味を導き入れる“亡霊論的転回”の試み。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 亡霊たちの中世 引用・語り・憑在 [ 高木信 ] 4,180 円
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百花繚乱の文豪秘話 ライブ カンゼンブンゴウ シュンジュウ ライブ 発行年月:2017年01月 ページ数:143p サイズ:単行本 ISBN:9784862553768 1章 恋と憧れ(エリート文人森鴎外の未練すぎるドイツの恋人/夏目漱石と妻・鏡子 波乱万丈の結婚生活 ほか)/2章 生活と性癖(森鴎外 西洋での経験が日常生活で困ったことに?/食にうるさい尾崎紅葉 食通ではない疑惑 ほか)/3章 作品と執念(夏目漱石の運を開いた福猫 名前はやっぱり…なかった!/小泉八雲と妻・セツの熱愛執筆生活 ほか)/4章 死と病(芥川龍之介が感じたぼんやりした不安とは?/病床の友人に向けた不吉な島崎藤村の言葉 ほか) 文豪の生き方はスキャンダラス!?有名文豪28人を、作風や生き様から擬人化。 34点の漫画と共に出来事をわかりやすく解説。 年表や相関図などから、親しい人間関係や交流がバッチリ見えてくる!! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 文豪春秋 百花繚乱の文豪秘話 [ ライブ ] 1,540 円
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学び直しの古典 清川妙 新日本出版社ココロ トキメキスル モノ キヨカワ,タエ 発行年月:2012年03月 ページ数:205p サイズ:単行本 ISBN:9784406055659 清川妙(キヨカワタエ) 1921年、山口県生まれ。 奈良女高師(現奈良女子大学)卒。 教職を経たのち文筆活動に入る。 現在、「しんぶん赤旗」に「心ときめきするものー学び直しの古典」を連載中のほか、万葉集、枕草子、手紙などの講座や講演会などで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1(香り叙情を溶かしこむー『春風馬堤曲』与謝蕪村の濃いロマン/一途さとけなげさとー『堤中納言物語』虫愛づる姫君/心の手当てになる言葉ー『枕草子』『和泉式部日記』雨の日の恋歌/草木虫魚に心打ち明けー『万葉集』『伊勢物語』ほのかに飛ぶ蛍/小声のアドバイスの優しさー『十訓抄』ちょっといい話 ほか)/2(枕草子・金言集/平安時代の三つの日記) 多彩な古典の世界からみつめ直す、かしこく優しい生き方のヒント。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 心ときめきするもの 学び直しの古典 [ 清川妙 ] 1,650 円
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文学・美術における新旧対立と連続性 アジア遊学 285 井上泰至 勉誠社カオストカクシンノメイジブンカ イノウエヤスシ 発行年月:2023年07月31日 予約締切日:2023年07月12日 ページ数:240p サイズ:全集・双書 ISBN:9784585325314 1 絵画(明治絵画における新旧の問題/秋声会雑誌『卯杖』と日本画・江戸考証 ほか)/2 和歌・俳句(“書評” 青山英正『幕末明治の社会変容と詩歌』合評会記/子規旧派攻撃前夜ー鍋島直大・佐佐木信綱を中心に ほか)/3 小説(仇討ち譚としての高橋お伝の物語ージャンル横断的な視点から/深刻の季節ー観念小説、『金色夜叉』、国木田独歩 ほか)/4 戦争とメディア(“書評” 日置貴之編『明治期戦争劇集成』合評会/絵筆とカメラと機関銃ー日露戦争における絵画とその変容) 明治期の近代化の波は、旧来の和歌・俳句・漢詩・演劇・美術など文芸に関する諸ジャンルにも及んだ。 これら諸ジャンルは、小説を中心とする新しいメディアや技法の展開とも関わりつつ、相互に絡み合い、新たな時代における「あるべき姿」をそれぞれに模索していった。 「旧きもの」と「新しきもの」の相克と渾沌から見える“可能性”とは何かー「カオス」そのものに文化の「所在」を見すえる新たな視点を提示する。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 渾沌と革新の明治文化 文学・美術における新旧対立と連続性 (アジア遊学 285) [ 井上泰至 ] 3,080 円
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定禅寺虚空 文芸社ブンガク カルタ ジョウゼンジ,コクウ 発行年月:2023年08月 予約締切日:2023年07月08日 ページ数:168p サイズ:単行本 ISBN:9784286243580 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 文学かるた [ 定禅寺虚空 ] 1,210 円
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著者:土方 定一出版社:法政大学出版局サイズ:単行本ISBN-10:4588451014ISBN-13:9784588451010■通常24時間以内に出荷可能です。 ※繁忙期やセール等、ご注文数が多い日につきましては 出荷まで48時間かかる場合があります。 あらかじめご了承ください。 ■1冊から送料無料です。 ■中古品ではございますが、良好なコンディションです。 決済は、クレジットカード、代引き等、各種決済方法がご利用可能です。 ■万が一品質に不備が有った場合は、返金対応。 ■クリーニング済み。 ■商品状態の表記につきまして・非常に良い: 使用されてはいますが、 非常にきれいな状態です。 書き込みや線引きはありません。 ・良い: 比較的綺麗な状態の商品です。 ページやカバーに欠品はありません。 文章を読むのに支障はありません。 ・可: 文章が問題なく読める状態の商品です。 マーカーやペンで書込があることがあります。 商品の傷みがある場合があります。 基本的に付録・付属品等付いていない状態です。
【中古】 近代日本文学評論史 / 土方 定一 / 法政大学出版局 [単行本]【メール便送料無料】 2,846 円
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池田功 桜出版イシカワ タクボク ニュウモン イケダ,イサオ 発行年月:2014年01月 ページ数:206p サイズ:単行本 ISBN:9784903156156 池田功(イケダイサオ) 1957年(昭和32)新潟県生まれ。 明治大学大学院文学研究科日本文学専攻博士後期課程単位取得満期退学。 韓国・東国大学校招聘特別専任講師、ドイツ・フライブルク大学及びボン大学日本文化研究所客員研究員を経る。 現在、明治大学政治経済学部教授、同大学院教養デザイン研究科教授、文学博士、国際啄木学会副会長、「りとむ」短歌会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 その二六年二カ月の生涯/2 短歌の世界/3 詩の世界/4 小説の世界/5 評論の世界/6 日記の世界/7 書簡の世界/8 寺山修司と井上ひさしの啄木受容の相違 本書は、国内外に向けて新たな啄木像を発信し続けてきた著者が、日本文学や啄木を学ぶ一般読者の方にも読みやすいように工夫を凝らし、啄木のすべてを一冊にまとめたまったく新しいタイプの『石川啄木入門』書です。 なぜ、今、啄木が世界から受け入れられているのか、その答えが本書できっと見つかるはずです。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 石川啄木入門 [ 池田功 ] 1,320 円
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不二出版サークルムラ 発行年月:2006年06月 ページ数:1912 サイズ:単行本 ISBN:9784835057156 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) サークル村復刻版 71,500 円
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日本近代文学会 ひつじ書房ハンドブック ニホン キンダイ ブンガク ケンキュウ ノ ホウホウ ニホン キンダイ ブンガクカイ 発行年月:2016年11月 ページ数:254p サイズ:単行本 ISBN:9784894768123 1 テクストと読者(語り論/混迷する「テクスト論」/作品論/読者論/文学理論/生成論/本文研究)/2 作者とその歴史(作者論/作家研究/伝記研究/文学史ー〈学問史〉という枠組み/文学史ー生成と蓄積)/3 文化の諸相(視覚芸術/カルチュラル・スタディーズ/メディア・出版文化論/大衆文化・サブカルチャー/比較文化)/4 歴史と社会(東アジアーそれぞれの文学の経験/ポストコロニアリズム/都市論/フェミニズム/ジェンダー/セクシュアリティー)/5 視角の多様性(書誌学/注釈/詩学・詩法/私小説/児童文学) 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) ハンドブック日本近代文学研究の方法 [ 日本近代文学会 ] 2,860 円
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近世から開化期の芸能と文学 芸術教養シリーズ 京都芸術大学東北芸術工科大学出版局藝術学 幻冬舎ニホン ノ ゲイジュツシ 発行年月:2014年02月 ページ数:194p サイズ:単行本 ISBN:9784344951761 矢内賢二(ヤナイケンジ) 1970年生まれ。 日本芸術文化振興会(国立劇場)勤務、京都造形芸術大学講師・准教授を経て、立正大学准教授。 東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。 博士(文学)。 著書に『明治キワモノ歌舞伎空飛ぶ五代目菊五郎』(白水社2009年サントリー学芸賞ほか受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 浮世草子から読本へー上田秋成とその時代/長編読本の隆盛ー『南総里見八犬伝』と曲亭馬琴/江戸戯作の開花ー出版市場の成立と拡大/与謝蕪村・小林一茶ー近世中期・後期の俳諧をたどる/近世の思想ー儒学と国学の展開/近松門左衛門の浄瑠璃ー人形浄瑠璃の成立と発展/浄瑠璃の隆盛ー黄金時代から近代へ/歌舞伎の成立ー「ややこ踊」から元禄歌舞伎まで/歌舞伎の成熟ー南北・黙阿弥を中心に/近世の邦楽と舞踊ー日本オリジナルの醸成/祭礼と民俗芸能ー神霊との交歓/話芸の発展ー落語・講談の歴史/開花期の文学の思想ー手本としての「西洋」/明治前期の文学ー近代化する「小説」/明治前期の詩歌ー新たな「詩」の獲得 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 日本の芸術史(文学上演篇 2) 近世から開化期の芸能と文学 (芸術教養シリーズ) 2,750 円
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里中哲彦 夕日書房イケナミショウタロウ イキナコトバ サトナカ テツヒコ 発行年月:2023年05月23日 予約締切日:2023年04月28日 ページ数:208p サイズ:単行本 ISBN:9784334990169 里中哲彦(サトナカテツヒコ) 1959(昭和34)年生まれ。 早稲田大学政治経済学部中退。 現在、河合塾英語科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 人生へ見参する(ものの見方ひとつで、人生は悲劇にも喜劇にもなる/小さな幸福しかないのだよ ほか)/第2章 工夫を愉しむ(こういう流行ならいいね/「アガリちょうだい」ではなく「お茶をください」 ほか)/第3章 人間を生きる(恩というものは他人に着せるものではない。 自分が着るものだ/実際的に考えてみよ ほか)/第4章 作法を身につける(師のもとで修行せよ/「段取り」を躰に覚えさせればなんとかなる ほか) 融通、塩梅、機微、余韻…。 大切なのは道理か情緒か、善悪の価値観を問いなおす言葉の数々。 最もシンプルな「池波正太郎入門」。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 池波正太郎 粋な言葉 [ 里中哲彦 ] 1,540 円
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アジア遊学 石田仁志 掛野剛史 勉誠社センカンキ ヒガシアジア ノ ニホンゴ ブンガク イシダ,ヒトシ カケノ,タケシ 発行年月:2013年08月 ページ数:271p サイズ:全集・双書 ISBN:9784585226338 メディア表象ー雑誌・出版・映画(一九三二年の上海:戦争・メディア・文学ー穆時英の『空閑少佐』をめぐって/中国モダニズム文学と左翼文学の併置と矛盾についてー雑誌『無軌列車』、『新文芸』を中心に ほか)/上海文化表象ー都市・空間(上海“魔都”イメージの内実ー村松梢風・井東憲から横光利一へ/上海表象のリミットー横光利一と前田河廣一郎 ほか)/南方・台湾文化表象ー植民地・戦争(佐藤春夫『南方紀行』の路地裏世界ー厦門租界と煙草商戦の「愛国」/一九二〇、三〇年代の佐藤春夫、佐藤惣之助、釈迢空と「南島」 ほか)/北方文化表象ー満洲・北京・朝鮮(まなざしの地政学ー大連のシュルレアリスムと満洲アヴアンガルド芸術家クラブ/満洲ロマンの文学的生成ー「満洲浪曼」と「芸文志」同人の活動を中心に ほか) ふたつの世界大戦に挟まれた「戦間期」。 勢力を増した日本の「東アジア」におけるプレゼンスは、「日本語文学」にどのような問題を突きつけたのか。 メディアやツーリズムの発達、雑誌・出版・映画の興隆、植民地支配による異文化接触などを視野にいれつつ、一国主義的な文学概念を相対化し、「東アジア」の「日本語文学」の可能性と問題点を考察。 現代の諸問題につながる“越境”のダイナミズムと、ハイブリッドな文化現象を照射する。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 戦間期東アジアの日本語文学 (アジア遊学) [ 石田仁志 ] 3,080 円
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アジア遊学 石田仁志 掛野剛史 勉誠社センカンキ ヒガシアジア ノ ニホンゴ ブンガク イシダ,ヒトシ カケノ,タケシ 発行年月:2013年08月 ページ数:271p サイズ:全集・双書 ISBN:9784585226338 メディア表象ー雑誌・出版・映画(一九三二年の上海:戦争・メディア・文学ー穆時英の『空閑少佐』をめぐって/中国モダニズム文学と左翼文学の併置と矛盾についてー雑誌『無軌列車』、『新文芸』を中心に ほか)/上海文化表象ー都市・空間(上海“魔都”イメージの内実ー村松梢風・井東憲から横光利一へ/上海表象のリミットー横光利一と前田河廣一郎 ほか)/南方・台湾文化表象ー植民地・戦争(佐藤春夫『南方紀行』の路地裏世界ー厦門租界と煙草商戦の「愛国」/一九二〇、三〇年代の佐藤春夫、佐藤惣之助、釈迢空と「南島」 ほか)/北方文化表象ー満洲・北京・朝鮮(まなざしの地政学ー大連のシュルレアリスムと満洲アヴアンガルド芸術家クラブ/満洲ロマンの文学的生成ー「満洲浪曼」と「芸文志」同人の活動を中心に ほか) ふたつの世界大戦に挟まれた「戦間期」。 勢力を増した日本の「東アジア」におけるプレゼンスは、「日本語文学」にどのような問題を突きつけたのか。 メディアやツーリズムの発達、雑誌・出版・映画の興隆、植民地支配による異文化接触などを視野にいれつつ、一国主義的な文学概念を相対化し、「東アジア」の「日本語文学」の可能性と問題点を考察。 現代の諸問題につながる“越境”のダイナミズムと、ハイブリッドな文化現象を照射する。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 戦間期東アジアの日本語文学 (アジア遊学) [ 石田仁志 ] 3,080 円
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