出荷目安の詳細はこちら内容詳細星占いの起源と歴史を知っていますか?「科学」としての占星術の発展と伝播を追い、私たちの古代・中世イメージを覆す!目次 : 第1章 バビロニアから日本まで/ 第2章 占星術のはじまり/ 第3章 ヘレニズムの占星術/ 第4章 地中海からインドへ/ 第5章 サーサーン朝ペルシア/ 第6章 インドから中国へ/ 第7章 中国から日本へ/ 第8章 イスラーム世界の占星術/ 第9章 ジャイプルの夏 星占いの文化交流史 / 矢野道雄 【本】 2,970 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細ロボットも心は持てる?脳科学や哲学の最新理論をふまえつつ、機械、知性、道徳など現代人の課題に迫る思考実験。 目次 : 第0章 プロローグ?サラの話/ 第1章 チューリング・テストpart1?ゆるやかな行動主義/ 第2章 チューリング・テストpart2?意味なき会話/ 第3章 中国語の部屋/ 第4章 フレーム問題/ 第5章 コネクショニズムって何?/ 第6章 感情とクオリア/ 第7章 エピローグ?クオリアと善悪 ロボットの心 7つの哲学物語 講談社現代新書 / 柴田正良 【新書】 1,034 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細圧巻の長編「戦争と平和についての観察」を筆頭に、「樹をみつめて」「絵画療法と私の今」「トラウマについての断想」「蛇の色と精神疾患分類のこと」など29編を収録。 目次 : 戦争と平和についての観察/ 日本社会における外傷性ストレス?こころのケアセンター開所式講演/ 仕掛けられた憎悪の火種/ 戦後社会変動と犯罪/ 日本人の“人間の条件”は/ ポール・ヴァレリーと青年期危機/ 樹をみつめて/ 記憶、脳/精神、音楽療法/ 二〇〇五年九月一一日以後/ これらの切れ端を私は廃墟に対抗させた〔ほか〕 中井久夫集 日本社会における外傷性ストレス 9 2005‐2007 / 中井久夫 【全集・双書】 3,960 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細『零度のエクリチュール』から『明るい部屋』までの自著について、映画、小説、批評、恋愛、快楽について、魅力あふれる率直さで語った38本の対談を一巻に集成。 目次 : パロールからエクリチュールへ/ 物は何かを意味するのか?/ 映画について/ わたしは影響を信じない/ 記号学と映画/ 「ヌーヴェル・クリティック」の名のもとに、ロラン・バルトがレーモン・ピカールに答える/ 『モードの体系』および物語の構造分析について/ 『モードの体系』/ 一篇の科学的な詩をめぐる対話/ 『S/Z』と『記号の国』について〔ほか〕 声のきめ インタビュー集1962‐1980 / ロラン・バルト 【本】 6,600 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細哲学史上の最難関『純粋理性批判』は刊行当時から難解とされた。 無理解に憤ったカントはみずから要約版『プロレゴーメナ』を書き、以後この本が、初学者にもっとも薦められる入門書とされてきた。 本書は『プロレゴーメナ』を読みながらカント哲学の根本を学んでいく。 カントの何が新しかったのか?感性・悟性・理性とは何か?なぜひとは神の存在を考えるのか?なぜその答えは得られないのか?身近なたとえから説き起こし、カントの文章にじっくり向き合いながら有名な「コペルニクス的転回」の真価、「批判哲学」の使命を理解する。 比類ない精確な読みへと読者を導く、王道のカント哲学入門書。 目次 : 第1章 「序文」からカントの自負を読む/ 第2章 「緒言」からカントの問い方を読む?『プロレゴーメナ』校訂の問題/ 第3章 「数学」がどうして可能なのかを問うてみる?感性論は論理学の外部/ 第4章 「自然科学」がどうして可能なのかを問うてみる?超越論的論理学とは/ 第5章 コペルニクス的転回の射程/ 第6章 独断論的な形而上学を批判する/ 第7章 理性の限界を見定める/ 第8章 カント自身の「答え」を確認する カント哲学の核心 「プロレゴーメナ」から読み解く NHKブックス / 御子柴善之 【全集・双書】 1,540 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細生き方について哲学がどれほどの道しるべとなりうるかを考察した名著。 近代の論証的合理性がわれわれの倫理的思考を損なっているという認識に立ち、道徳哲学の現状が議論される。 「人はいかに生きるべきか」。 ソクラテスのこの問いかけは、現代世界ではおよそ共通の答をもちえない。 生き方についての確信は、知識による確実性や特定の信条への決断ではなく、“自信”の問題として捉えるべきだと著者は説く?。 古代ギリシャにおける哲学的思惟の豊かさを再発見し、純粋な理論と先入見に満ちた実践へと分裂した倫理に統合の展望を与える。 目次 : 第1章 ソクラテスの問/ 第2章 アルキメデスの支点/ 第3章 基礎づけの試み?幸福/ 第4章 基礎づけの試み?実践理性/ 第5章 倫理学理論のスタイル/ 第6章 理論と偏見/ 第7章 言語論的転回/ 第8章 知識、科学、収斂/ 第9章 相対主義と反省/ 第10章 道徳、この特異な制度 生き方について哲学は何が言えるか ちくま学芸文庫 / バーナード・ウィリアムズ 【文庫】 1,650 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細心理セラピストが開発した48枚の「カード」を引くことによっていま困っていることの「本当の原因」「それを癒してくれるもの」「それを突破したとき得られるもの」などがピタッと分かる心理カード&解説本。 目次 : 1 カード(被害者のカード群〔黒〕/ 人間関係のカード群〔オレンジ〕/ 無意識のカード群〔青〕/ ヒーリング・カード群〔緑〕/ ギフト・カード群〔ピンク〕/ 恩恵のカード群〔白〕)/ 2 より高度なリーディング(一定期間のリーディング/ 3枚のカードによる問題解決のための並べ方/ 人間関係の並べ方/ 生命の木の並べ方 ほか) Dr.チャック・スペザーノのセルフ・セラピー・カード / チャック・スペザーノ 【本】 3,740 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細タロットリーディングのバイブルが合本となって復活!魂を解放させたいすべてのタロットリーダーへ。 いま、あなたが読むべきタロット本がここにある。 目次 : 魂をもっと自由にするタロットリーディング(タロット占いの仕組み/ カードの意味/ リーディングする)/ 大アルカナで展開するタロットリーディング実践編(大アルカナで占う/ カードの意味/ 展開法) 合本 タロットリーディング 78枚のタロットの世界入り、魂を自由にする奇蹟 / 松村潔 【本】 7,150 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明心理学初学者が習得すべき基礎的で重要な知識をバランスよく体系的に整理し、図表を多く用いながら丁寧に解説した入門テキスト。 短いunitでひとまとまりの解説をほどこし、その積み重ねによって確かな理解を促す。 〈今井久登〉東京女子大学文理学部教授。 〈平林秀美〉東京女子大学文理学部准教授。
心理学をつかむ テキストブックス「つかむ」 / 今井久登 【全集・双書】 2,750 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細世界で一番強力な思考のツールボックス。 並外れた天才でない私たちでも、適切な思考の道具を携えれば難解な問題に立ち向かうことができる。 数多の哲学者や思想家が編み出してきた有益な道具と有害な道具を仕分けながら、 意識の迷宮を解き明かし、もっともすぐれた思考ツール「直観ポンプ」へ導く。 当代随一の哲学者デネットが惜しみなく提示する思考術大全。
思考の技法 直観ポンプと77の思考術 / ダニエル・C・デネット 【本】 4,510 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細四〇年以上にわたって「愛」の研究を続けてきた発達心理学者が紡ぎ出す小さな子どもたちの世界。 目次 : 第1部 小さな子どもたちを理解するために(注目すべき二つの時期?マイケル・ルイスの自己発達理論から/ 発達の個人差によりそう?丹羽淑子のダウン症児研究から/ 子どもに対して持ち続けたい視点?村井実の“よさ”理論から)/ 第2部 よりそって見る子どもの心(対人行動の発達?保育園での観察研究から/ 子どもたちは人が好き?個別のエピソードから/ 幼児期の対人関係を考える) 子どもたちは人が好き 幼児期の対人行動 / 川上清文 【本】 2,530 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細目次 : 第1章 読みのための基礎的前提(風景構成法の実施手順/ 風景構成法の出自と箱庭療法)/ 第2章 風景構成法の特徴(風景構成法の特徴とそこから読み取れるもの)/ 第3章 基本型となる風景構成法の描画の解釈(「川」:「こちら」と「あちら」を形作る境界/ 「山」:空と大地を作り出す連山 ほか)/ 第4章 各項目の象徴的意味と配置(「川」:大地を流れる方向性をもった水/ 「山」:高さをもった不動の場 ほか)/ 第5章 図版とその解説(男性が少し苦手な20歳代の女性の描画/ チックを主訴とする女児の描画(1枚目) ほか) 風景構成法の文法と解釈 描画の読み方を学ぶ / 川嵜克哲 【本】 3,740 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細目次 : 第1章 職場で使えるカウンセリング?役に立つカウンセリングとは:カウンセラーの四つの次元/ 第2章 職場で使えるカウンセリング技法/ 第3章 職場で働く人にカウンセリングを理解してもらうために/ 第4章 職場での悩み/ 第5章 メンタルヘルス不調を予防する取り組み/ 第6章 メンタルヘルス不調者への対応/ 第7章 一人ひとりのキャリアを支えていく/ 第8章 個人の意欲と能力を引き出す/ 第9章 職場で働くカウンセラーになるには 実践 職場で使えるカウンセリング 予防、解決からキャリア、コーチングまで / 諸富祥彦 【本】 2,530 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細精神の病態を一時的な疾患としてではなく人生全体の示す歴史的な歩みとして位置づけ、独自の思想を重ねてきた著者の代表的論考のかずかず。 自己と他者の「あいだ」の病態として捉えられてきた分裂病を、「時間」の病態として、現象学的な思索を展開する。 とりわけ鬱病者の“あとのまつり”的体制に対し、分裂病者が“前夜祭”的な時間体制をもつという新しい構図は世界的に大きな波紋を広げた。 他者や世界との「あいだ」、自己自身との「あいだ」の歴史性における患者の生のあり方を追究した本書は、精神病理学と哲学を自由に横断する独創的な学問的達成であるといえよう。 目次 : 1 鬱病と罪責体験/ 2 躁鬱病の病前性格と発病状況/ 3 いわゆる「鬱病性自閉」をめぐって/ 4 離人症の精神病理/ 5 分裂病の時間論?非分裂病性妄想病との対比において/ 6 時間と自己・差異と同一性?分裂病論の基礎づけのために/ 7 精神医学と現象学/ 8 自己・あいだ・分裂病/ 9 分裂病の診断をめぐって/ 10 内因性精神病の人間学的理解?「内因性」の概念をめぐって/ 11 比較文化精神医学序説?若干の基本概念の検討 自己・あいだ・時間 現象学的精神病理学 ちくま学芸文庫 / 木村敏著 【文庫】 1,760 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細「頭の回転が速いね」とほめたり、ほめられたことはないでしょうか。 逆に「自分は何て頭が悪いんだろう」と嘆いたことはないでしょうか。 このように、私たちは「頭」がさまざまな知的活動に関係していることは分かっていますが、その正確な仕組みについてはよく知らないのかもしれません。 本書では、そのような私たちの頭の働きを明らかにする「認知心理学」の基礎的な知識について、身近な例に基づいて分かりやスく解説します。 はじめて学ぶ方、心について考えてみたい方におすすめの一冊です。 目次 : 第1章 よりよく覚えるためにはどうすればよいか?記憶の仕組み/ 第2章 「イヌ」って何??知識の構造/ 第3章 「ショックな出来事はよく覚えている」は本当か??出来事や経験の記憶/ 第4章 言葉を使うとはどういうことか?言語の発達と役割/ 第5章 「読書百遍意自ずから通ず」??文章理解の認知過程/ 第6章 上手に料理を作るには?問題解決/ 第7章 未知の世界を理解する?類推/ 第8章 みんなでやればうまくいく??協同の効果/ 第9章 論理的に考えるとはどういうことか?分析的推論と拡張的推論/ 第10章 原因を正しくみつけることの難しさ?因果推論と認知的バイアス/ 第11章 今日は傘が必要か?リスクの認知と意思決定 認知心理学の視点 頭の働きの科学 心について考えるための心理学ライブラリ / 犬塚美輪 【全集・双書】 2,750 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細「原因」と「結果」は、私たちが世界を理解する基本的な用語だ。 だが、二つの事柄を原因と結果として結びつけるものが何かについて、人々の意見は分かれている。 哲学者たちを悩ませてきた因果性に関する数々の難問について、いくつかの基本的な考え方を平易に解説したうえで、最後に統計を使って因果関係を探る現代の科学的方法について哲学の立場から考える。 目次 : 第1章 問題?因果性のどこが難しいのか/ 第2章 規則性?結びつきのない因果性はあるか/ 第3章 時間と空間?原因は結果よりも前に起こるか/ 第4章 必然性?原因はその結果を保証するか/ 第5章 反事実条件的依存性?原因は違いを生じさせるか/ 第6章 物理主義?すべては伝達に尽きるのか/ 第7章 多元主義?異なる多くの因果性があるのか/ 第8章 原初主義?因果性は最も基礎的か/ 第9章 傾向性主義?何が傾向を持つのか/ 第10章 原因を見つける?それはどこにあるのか 哲学がわかる 因果性 【本】 1,980 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細「なぜあの人が犯罪を…?」実は犯罪を起こすきっかけは些細なことなのかもしれません。 人の心に潜む小さな闇をやさしくひも解きます。 すべてのテーマにわかりやすいイラスト・図・表付き。 目次 : プロローグ 犯罪とは何か?加害者・被害者・裁定者、そして社会との関わり/ 第1章 犯罪者はなぜ生まれるか/ 第2章 殺意と殺人が起きるわけ/ 第3章 性犯罪を起こす心理/ 第4章 騙し、騙される心理/ 第5章 家族間で起こるDVと虐待/ 第6章 少年非行に潜む心の闇/ 第7章 さまざまな犯罪の心理/ 第8章 罪を裁くことと矯正・更生の行方/ 第9章 犯罪心理学とは 面白いほどよくわかる!犯罪心理学 / 内山絢子 【本】 1,320 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細ユダヤ人であることと、シオニズムを批判することは両立しえないのか。 ユダヤ性とは何かを徹底的に主題化しつつ、パレスチナ・イスラエル問題の核心にせまる。 レヴィナス、ベンヤミン、アーレント、サイードの思想を読みとき、現代を代表する思想家が、いま私たちがとるべき道を模索する。 目次 : はじめに?自己からの離脱、エグザイル、そしてシオニズム批判/ 第1章 不可能で必要な責務?サイード、レヴィナス、そして倫理的要請/ 第2章 殺すことができない?レヴィナス対レヴィナス/ 第3章 ヴァルター・ベンヤミンと暴力批判論/ 第4章 閃いているもの?ベンヤミンのメシア的政治/ 第5章 ユダヤ教はシオニズムか?あるいはアーレントと国民国家批判/ 第6章 複数的なるものの苦境?アーレントにおける共生と主権/ 第7章 現在のためのプリーモ・レーヴィ/ 第8章 「エグザイルなくして、私たちはどうしたらよいだろう」?サイートとダルウィーシュが未来に語りかける 分かれ道 ユダヤ性とシオニズム批判 / ジュディス・バトラー 【本】 4,180 円
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出荷目安の詳細はこちら※こちらの商品について「在庫あり」の場合でも土日祝日のご注文は2-3日後の出荷となります。 また、年末年始、ゴールデンウィーク及びお盆期間は、出荷までに10日間程度を要する場合がございますので予めご了承ください。 なお、出荷の際はメールにてご連絡させて頂きます。 内容詳細目次 : 第1部 概説(カウンセリングの場/ カウンセリングと心理療法における新旧の見解)/ 第2部 カウンセラーが直面する初期の問題(カウンセリングはどのようなとき必要となるか?/ カウンセリング関係の創出 ほか)/ 第3部 カウンセリングの過程(感情の解放/ 自己洞察の成就 ほか)/ 第4部 ハーバート・ブライアンのケース カウンセリングと心理療法 実践のための新しい概念 ロジャーズ主要著作集 / カール・ランサム・ロジャーズ 【全集・双書】 7,700 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明スピノザは、人間精神に可能な認識を3種類に分類した。 認識のもつ複雑な構造を「共通概念」を軸に総合的に分析することにより、スピノザにおける認識の意味を解明する。
スピノザ「共通概念」試論 / 福居純 【本】 3,080 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細マグマのような苛烈な文体によって、唯物論哲学を大胆に書き変えた名著の新訳。 精神分析批判から資本主義と国家への根底的な批判へ向かい、そのための「分裂分析」をうち立てた革命的な思考はいまこそ「再発見」されなければならない。 欲望機械/器官なき身体とともに、最も危険でカオティックな思考の実験がはじまる。 目次 : 第1章 欲望機械(欲望的生産/ 器官なき身体/ 主体と享受 ほか)/ 第2章 精神分析と家族主義すなわち神聖家族(オイディプス帝国主義/ フロイトの三つのテクスト/ 生産の接続的総合 ほか)/ 第3章 未開人、野蛮人、文明人(登記する社会体/ 原始大地機械/ オイディプス問題 ほか) アンチ・オイディプス 資本主義と分裂症 上 河出文庫 / ジル・ドゥルーズ 【文庫】 1,375 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細キリスト教における人間観の根幹は「神の像としての人間」である。 そこでは「像」という人間の限界とともに、「神の」像としての人間の尊厳もまた謳われている。 しかし西方教会では、「神の像」としての人間の自然本性が毀損、破壊され、人間は自ら罪を犯す前にすでに原罪を負うていると理解されてきた。 原罪の教義はアウグスティヌスの原罪理解の影響のもとでの古代の教会会議の諸決定が、トレント公会議(1546年)の「原罪についての教令」で追認される。 だが、キリスト教の原罪理解と人間観は、18世紀の啓蒙主義的人間観と19世紀の進化論の登場を経て後退し、生物学的観点やジェンダー論、フェミニスト神学の現代的視点からも批判が上がっている。 しかし今日、圧倒的な技術力を手にした人間が、凄まじい殺戮と破壊をもたらしている現実は、原罪論がもつ人間観を改めて問い直すことを要請し、その考察は神学のみならず広く人文研究の責務と言えよう。 本書はアウグスティヌスからアンセルムス、トマス、オッカム、またテルトゥリアヌスやオリゲネス、ペラギウスおよび原罪が教義とされていない東方教会の状況を考察、さらにビンゲンのヒルデガルトや十字架のヨハネなど多岐にわたる原罪論に光をあて再考する。 技術の先端化や貧富の格差、グローバル化など混迷する現代において「人間とは何か」を問う試みである。 目次 : 1 樹の実の誘惑と根源悪?「創世記」と『告白』の物語りに拠る/ 2 霊魂伝遺説と原罪?テルトゥリアヌスの魂概念を手掛かりとして/ 3 アウグスティヌスの原罪論におけるオリゲネス伝承の受容と変容/ 4 アウグスティヌスにおける楽園神話解釈に基づく人間観の形成?「嘘」の概念に注目して/ 5 ペラギウス派による原罪論批判の本質と女性観を巡る課題?悪は「善の欠如」であるか?/ 6 十一‐十二世紀における原罪論の展開?アンセルムスからトマス・アクィナスへ/ 7 ビンゲンのヒルデガルトにおける原罪論の射程?『スキヴィアス』における原罪・堕罪の幻視を中心に/ 8 トマス・アクィナスの原罪論?彼のキリスト教的人間観の一面/ 9 オッカムにおける道徳の理論?原罪論を起点として/ 10 原罪から栄光まで?十字架のヨハネの原罪論の射程 「原罪論」の形成と展開 キリスト教思想における人間観 中世研究 / 上智大学中世思想研究所 【本】 5,500 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細動物に心はあるか、機械は心をもちうるか、人間の心はどのように発達してきたか?古代から人々を魅了してきた、「心」をめぐるさまざまな謎。 はたして、今日の哲学や科学はどこまでそれを解明できたのか。 デネットは、認知科学や生物学など多種多様な学問の成果を精力的に取り込みつつ、研究の新局面を切り拓いてきた、現代を代表する哲学者である。 一般向けの講義をもとにした本書で、彼は進化論的な着想にもとづき、心はどのように誕生し、発達を遂げたのかを明らかにしていく。 いまだに解決困難な心の謎を、世界的権威がこのうえなく平明に解きほぐす、最良の入門書。 目次 : 1 さまざまな種類の心/ 2 そこに意識は存在するか/ 3 身体と心/ 4 心の進化論/ 5 思考の誕生/ 6 わたしたちの心、そしてさまざまな心 心はどこにあるのか ちくま学芸文庫 / ダニエル・C・デネット 【文庫】 1,320 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細はじめて学ぶ人のためのカラーテキスト。 章ごとの異なるアプローチで、心理学の世界を俯瞰する。 豊富なイラストや写真で、イメージしやすく理解が進む。 目次 : 第1章 心理学の歴史?こころを科学する方法/ 第2章 学習心理学?行動変化のダイナミズム/ 第3章 生理心理学?こころとからだをつなぐもの/ 第4章 知覚心理学?世界が意識にのぼるまで/ 第5章 認知心理学?対象把握の処理過程/ 第6章 社会心理学?他者と生きる、人と交わる/ 第7章 パーソナリティ心理学?あなたらしさの秘密/ 第8章 臨床心理学?こころの健康マネージメント/ 第9章 発達心理学?色とりどりの生涯の歩み/ 第10章 神経心理学?脳に宿ったこころの機能 ステップアップ心理学シリーズ心理学入門 KS専門書 / 板口典弘 【全集・双書】 2,640 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明「病気は自分の意識が作り出している」 未来の医療=エネルギー療法(ヒーリング)を実践している著者が、エネルギー療法とは何か、意識を変えるというのはどういうことかを、のじま医院における事例を紹介しながら解説する。
光の癒し 意識体の進化と魂の出現 / 野島政男 【本】 1,650 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明「病気は自分の意識が作り出している」 未来の医療=エネルギー療法(ヒーリング)を実践している著者が、エネルギー療法とは何か、意識を変えるというのはどういうことかを、のじま医院における事例を紹介しながら解説する。
光の癒し 意識体の進化と魂の出現 / 野島政男 【本】 1,650 円
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