香味を高めるサワーマッシュ発酵法と、内側を焦がしたオーク材の熟成樽、そして法定の2年をはるかに超える4年余りの熟成期間。たいへんマイルドで飲みやすく、ワインのような風味です。世界で最も親しまれているバーボンのひとつです。
エヴァン・ウィリアムスが初めて蒸留した1783年が、誇らしげにボトルで明示されています。まろやかな味わいが人気です。
スパイシーでフルーティーな香味が特徴のミディアムタイプのバーボンです。
原料に「ライ麦」の比率が多く、非常にすっきりとしたクリーンな味わいで、雑味が少なくバーボン特有の「ガツン」とくるパワフルさはあまりない。
6年以上の熟成と、高品質ライ麦を多く使用したバーボンウイスキー。黄褐色の色合いで、豊かなオーク樽の香りが漂う。ほのかなバニラと蜂蜜の甘香を伴った、なめらかな味わい。
テキサス州ハイにあるギャリスン・ブラザーズ蒸留所。一部他社のウイスキーを原料として使うことが多い中、この蒸留所はすべてを自社で行っています。マッシュ・ビル(バーボンを蒸溜する際の穀物のレシピ)は、テキサス産オーガニックのパンハンドル・ホワイト・コーン。2011年に収穫されたものを2012年に蒸留・樽詰して3年熟成。シングルバレルで瓶詰されたうちの1本。
香りは、洋ナシ、バナナ、ホウセンカ、アンズ。口に含むと甘みが強くとろけるよう。アタックはやや強く味のボディーも重い。余韻の味はドライで、香りは長く続きカスタード、ハチミツ、オレンジ。華やかでバーボンらしい香りと重いボディー。まさに、バーボン好きの欲求を満たしてくれる一本。ロック、ストレートがおすすめ。
200年以上の歴史を誇り、1973年以来世界売上No.1を誇るバーボン。大粒・高品質のデントコーンを原料に用い、代々受け継がれる秘伝の酵母と伝統の製法によって作られます。香りや味わいの要素がバランスよく調和し、心地よい飲み口が特長です。
ハイウエスト蒸留所のフラッグシップとも言える中心商品で、6年物と10年物のバーボンウイスキーをブレンドして作られます。収益の一部はアメリカの天然資源の維持のために寄付されています。ライウイスキーもブレンドされているようで、正確にはバーボンではなくアメリカンブレンデッドウイスキーに分類されます。
100%ニューヨーク産のコーンを使用。アメリカンオークで4年熟成となっております。
1836年にジョセフ・ワシントン・ダントによって生み出された銘柄。ダントは、優れたバーボンの製法であるサワー・マッシュ方式の発明者ともいわれる。
ボトルトップの赤い封蝋が印象的なプレミアム・バーボン。通常バーボンに用いられるライ麦の代わりに上質の冬小麦を用い、手間ひまを惜しまぬ独自の製法でつくられています。ふくよかで絹のようになめらかなスイート&スムーズな味わいが特長です。
1966年には、アメリカ政府から『ケンタッキー州でもっとも優れた小さな蒸留所』と称えられた名門エズラブルックス。法定量を上まわる良質なトウモロコシを使用し、低い温度、低アルコール度数で蒸留するため、味わいがなめらかで芳醇であることが特徴です。99プルーフ(49.5%)で瓶詰めされたケンタッキー ストレート バーボン ウイスキー。木炭でろ過されたことにより滑らかでまろやかな仕上がりになっています。
2001年にバッファロートレース蒸留所(旧エンシェント・エイジよりリリースされたシングルバレル・バーボン。フルボディで華やかな香りを楽しめる人気銘柄。
エズラブルックスの販売元であるデイビット・シャーマン社からリリースされている7年熟成品。アルコール度数50%のパンチの効いた味わいをお楽しみください。
このブランドが生まれたのは、1877年。現在の製品は、とうもろこし使用比率が高く、スムーズな味を生み出している。
38%という高いライ麦比率のため、バーボンならではのバニラやハチミツの芳醇な甘みにライ麦由来のスパイシーさがしっかりと感じられ、飲みごたえがあり、かつ上品な舌触りが特徴のストレートバーボンです。飲み方はストレートやロックのほか、ジェームズ・E・ペッパー氏に敬意を表して考案されたカクテル、オールドファッションドがおすすめです。
「バーボンカスクは、フェイマスグラウスの「カスクシリーズ」の第一弾。アメリカンオークで熟成したウイスキーと1stフィルバーボン樽で熟成されたウィスキーがブレンドされています。 一般的な「フェイマスグラウス」よりも、より深いカラメルとバニラの風味が感じられます。
エヴァンウィリアムスのブラックラベルは5年〜8年の原酒をブレンド。サワーマッシュ製法特有の味わいと、芳ばしい香り、すっきりした後味のコンビネーションの良さが特徴的です。
8〜10年物を約35樽選び、テイスティングの結果25〜30樽に絞り込まれたものだけをボトリングしています。
ワイルド・ターキーとは野生の七面鳥の意。8年は、豊かな香りと味を持つ主力商品。 香味のあと口が長く続く。
ザ・イエロー・ローズ・オブ・テキサスのブランド名である「テキサスの黄色いバラ」とは、「テキサス美人」という意味で、南北戦争時代(1861〜65年)に歌われた同名のバラードと、それに登場する女性の名前から付けられたものです。オーソドックスな味わいながら、ライトな飲み口。スタンダート・バーボンで、ブランドの性格がもっともよく出ています。
タウンブランチは、ピアース・リヨンズ博士によってケンタッキー州レキシントンに新たに設立されたレキシントン蒸留所(レキシントン・ブリューイング&ディスティリング・カンパニー)の製品。酒名はレキシントンを流れるタウンブランチ川が由来。レキシントンのホース(馬)・パークでひらかれたナショナル・ホース・ショーのオフィシャル・ドリンクです。
蜂蜜やシロップを想わせる香りと、シナモンなどを連想させる味わいを持った樽を厳選。樽番号をラベルに手書きしてある限定生産品。
ワイルド・ターキーとは野生の七面鳥の意。1855年創業の輸入酒商オースティン・ニコルスが禁酒法解禁後に起こしたブランドで、頑固なほどに豊かな風味をもっている。レア・ブリードは熟成のピークに達した樽を選び、樽出しのままの強さで少量生産されたもの。コクがありながら、なめらかな味わい。度数は瓶によって多少異なる。
息子のプロポーズに4輪のバラをつけたドレスで現れ、婚約を承知したのにちなみ生まれた。マイルドな味わいのスタンダード品。
リンカーン大統領が育ったケンタッキー・ヒルにある小さな川の名にちなんで名付けられたジム・ビーム社のクラフトバーボン。低温と高温で2度焼きを施した特別なオーク材の樽で9年もの熟成を経た複雑なアロマ、芳醇で奥深い味わいが魅力のバーボンウイスキーです。こちらは従来の9年表記がない、スモールバッチバーボンです。