三島由紀夫の真実 西法太郎 論創社シ ノ カタチ ニシ,ホウタロウ 発行年月:2017年12月 ページ数:300p サイズ:単行本 ISBN:9784846016692 西法太郎(ニシホウタロウ) 1956(昭和31)年長野県生まれ。 東大法学部卒。 総合商社勤務を経て文筆業に入る。 「21世紀の日本を考える竹林会」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 辛苦ー処女作「花ざかりの森」/第2章 相克ー「眠れる美女」の迷宮界/第3章 瞋恚ー市ヶ谷に果てたもの/第4章 脱自ーセバスチャンの裸体像 果たされなかった遺言、自身がモデルのブロンズ裸像!「花ざかりの森」自筆原稿発見、楯の会突入メンバーの想い、川端康成との確執、代作疑惑。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 死の貌 三島由紀夫の真実 [ 西法太郎 ] 3,080 円
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論創ミステリ・ライブラリ 1 鮎川哲也 日下三蔵 論創社マボロシノタンテイサッカヲモトメテ カンゼンバン ジョウ アユカワテツヤ クサカサンゾウ 発行年月:2019年06月29日 予約締切日:2019年06月10日 ページ数:488p サイズ:単行本 ISBN:9784846016937 鮎川哲也(アユカワテツヤ) 本名・中川透。 1919(大8)年、東京生まれ。 終戦後はGHQ勤務の傍ら、様々な筆名を用いて雑誌へ短編を投稿し、50年には『宝石』100万円懸賞の長篇部門へ投稿した「ペトロフ事件」(中川透名義)が第一席で入選した。 56年、講談社が公募していた「書下ろし長篇探偵小説全集」の第13巻「十三番目の椅子」へ応募した「黒いトランク」が入選し、本格的に作家活動を開始する。 60年、「憎悪の化石」と「黒い白鳥」で第13回日本探偵作家クラブ賞長編賞を受賞。 受賞後も安定したペースで本格推理小説を書き続け人気作家となる。 執筆活動と並行して、アンソロジー編纂や新人作家の育成、忘れられた探偵作家の追跡調査など、さまざまな仕事をこなした。 クラシックや唱歌にも造詣が深く、音楽関連のエッセイ集も複数冊ある。 2001年、旧作発掘や新人育成への多大な貢献を評価され、第1回本格ミステリ大賞特別賞を受賞。 2002(平14)年9月24日、83歳で死去。 没後、第6回日本ミステリー文学大賞を贈られた 日下三蔵(クサカサンゾウ) 1968年、神奈川県生まれ。 出版社勤務を経てミステリ評論家、フリー編集者。 編著『天城一の密室犯罪学教程』(日本評論社)で第5回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ファンタジーの細工師・地味井平造/ルソン島に散った本格派・大阪圭吉/深層心理の猟人・水上呂理/海恋いの錬金道士・瀬下耽/雙面のアドニス・本田緒生/凩を抱く怪奇派・西尾正/国鉄電化の鬼・芝山倉平/探偵文壇側面史 編集長交友録/幻の作家を求めて・補記 思い出すままに/「蠢く触手」の影武者・岡戸武平/べらんめえの覆面騎士・六郷一/気骨あるロマンチスト・妹尾アキ夫/錯覚のペインター・葛山二郎/暗闇に灯ともす人・吉野賛十/含羞の野人・紗原砂一/探偵作家尋訪記追補/“不肖”の原子力物理学者・北洋/アヴァンチュウルの設計技師・埴輪史郎/夢の追跡者・南沢十七/ミステリーの培養者・米田三星/一人三役の短距離ランナー・橋本五郎/乱歩の陰に咲いた異端の人・平井蒼太/豪雪と闘う南国育ち・蟻浪五郎/ロマンの種を蒔く博多っ子・赤沼三郎/セントラル地球市の名誉市民・星田三平/『幻の探偵作家を求めて』の作者を求めて 名作を書きながら、いつしか表舞台から姿を消していった探偵作家たちを本格ミステリの巨匠、鮎川哲也が尋訪。 単行本未収録回やエッセイ、インタビューを増補。 さらにアンソロジーの解説を併録した決定版! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 幻の探偵作家を求めて 完全版 上 (論創ミステリ・ライブラリ 1) [ 鮎川哲也 ] 4,180 円
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分身との戯れ 酒井英行 翰林書房ムラカミ ハルキ サカイ,ヒデユキ 発行年月:2001年04月 ページ数:245p サイズ:単行本 ISBN:9784877371296 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 村上春樹 分身との戯れ [ 酒井英行 ] 1,980 円
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Auslegung Yoshimoto Takaakis 高橋順一 社会評論社ヨシモト タカアキ ト キョウドウ ゲンソウ タカハシ,ジュンイチ 発行年月:2011年09月 ページ数:218p サイズ:単行本 ISBN:9784784518074 高橋順一(タカハシジュンイチ) 1950年宮城県生まれ。 早稲田大学教育・総合科学学術院教授。 専攻思想史。 2010年4月から1年間ライプツィヒ大学東アジア研究所客員教授。 立教大学文学部ドイツ文学科卒業。 埼玉大学大学院文化科学研究科修士課程修了。 雑誌『情況』編集委員。 「変革のアソシエ」共同代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 敗戦期におけるマルクス体験(論理の力/「マチウ書試論」/日本マルクス主義の思想的負性/観念による現実拒否の「倫理」/「関係の絶対性」という視点)/2 安保闘争の意味と第二のマルクス体験(問題の発端/「転向論」/安保闘争/第二のマルクス体験『カール・マルクス』)/3 「大衆の原像」と「自立」(「模写と鏡」/「自立の思想的拠点」)/4 『共同幻想論』の世界(『共同幻想論』をめぐるふたつの誤解/『共同幻想論』の三部構成)/5 『共同幻想論』以降の課題(『情況』/「対幻想」のゆくえ) 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 吉本隆明と共同幻想 (Auslegung Yoshimoto Takaakis) [ 高橋順一 ] 1,980 円
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川本 三郎 白水社オイノカフウ カワモト サブロウ 発行年月:2017年05月28日 予約締切日:2017年05月27日 ページ数:238p サイズ:単行本 ISBN:9784560095560 川本三郎(カワモトサブロウ) 1944年東京生まれ。 東京大学法学部卒。 主要著書:『大正幻影』(サントリー学芸賞)、『荷風と東京『断腸亭日乗』私註』(読売文学賞)、『林芙美子の昭和』(毎日出版文化賞、桑原武夫学芸賞)、『白秋望景』(伊藤整文学賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1(『問はずがたり』ー隠棲への思い/終戦前後のことー菅原明朗、永井智子、宅孝二らとの交友/『来訪者』の面白さ ほか)/2(発禁本(初版)『ふらんす物語』の行方/『ふらんす物語』に見る陋巷趣味ー発禁の理由を考える/ふらんすへ行きたし ほか)/3(荷風家のお手伝い 福田とよ/荷風の旧幕びいき/『断腸亭日乗』の漢語 ほか)/4(市川移住で生まれた戦後の諸短篇) 第一人者の視点と筆さばき。 『〓(ぼく)東綺譚』以降の作品と生活を中心に、老いを生きる孤独な姿を描く。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 老いの荷風 [ 川本 三郎 ] 2,640 円
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遠藤崇寿 遠藤展子 悟空出版フジサワシュウヘイヒトハドウイキルカ エンドウタダシ エンドウノブコ 発行年月:2018年11月26日 予約締切日:2018年10月16日 ページ数:288p サイズ:単行本 ISBN:9784908117534 遠藤崇寿(エンドウタダシ) 株式会社藤沢周平事務所代表取締役、鶴岡市立藤沢周平記念館監修者。 1965年、埼玉県生まれ。 妻の遠藤展子とともに出版・映像化・朗読など藤沢周平作品に関する仕事に携わる。 放送大学大学院修了修士、國學院大學大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学 遠藤展子(エンドウノブコ) エッセイスト、鶴岡市立藤沢周平記念館監修者。 1963年、藤沢周平(本名・小菅留治)の長女として、東京に生まれる。 西武百貨店書籍部に勤務ののち、遠藤崇寿と結婚。 現在は藤沢周平に関する仕事に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 巻頭エッセイ 父・藤沢周平が描きたかったもの(遠藤展子)/1 若者たちの挫折と自立を描く「成長物語」(「藤沢作品」は、現代日本人にとっての癒しの文学である(養老孟司)/「藤沢周平の原風景」(『闇の穴』あとがきより)(藤沢周平)/寅さんと藤沢周平さんの眼差し(山田洋次) ほか)/2 悲哀と不条理の人生にもある一筋の「光」(人に対する眼差しの優しさ、そして自然の描写が素敵です!(竹下景子)/藤沢周平が紡ぐ「人生の彩り」『驟り雨』(原田康子)/「幸せとはなんだろう?」を教えてくれる作品(篠田三郎) ほか)/3 残照を浴びて晩年の生きがいを探す(藤沢周平が紡ぐ「人生の彩り」『三屋清左衛門残日録』(丸元淑生)/『海鳴り』(後藤正治)/藤沢文学を「撮る」楽しみ、「観る」楽しみ(杉田成道) ほか) 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 藤沢周平「人はどう生きるか」 [ 遠藤崇寿 ] 1,760 円
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14歳の世渡り術 三宅 香帆 河出書房新社モエスギテゼッタイワスレナイモウソウコブン ミヤケ カホ 発行年月:2022年10月27日 予約締切日:2022年08月24日 ページ数:256p サイズ:全集・双書 ISBN:9784309617466 三宅香帆(ミヤケカホ) 作家・書評家。 1994年生まれ。 高知県出身。 京都大学大学院人間・環境学研究科博士前期課程修了。 大学院時代の専門は萬葉集。 大学院在学中に書籍執筆を開始。 ウェブメディアなどへの出演・連載多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 百合が生んだ日本一有名なエッセイー枕草子/第2章 天才作家の仕事、恋愛、シスターフッドー源氏物語1/第3章 男女だけじゃない!百合もBLもありのハーレム絵巻ー源氏物語2/第4章 無限カップリング天作と主従モノー伊勢物語・落窪物語/第5章 二次元に恋して、二次創作に励んでー更級日記・とりかへばや物語/第6章 古文イチ妄想捗る!歌の外にある関係性ー万葉集/第7章 どう編む?人間ドラマ渦巻く歌集制作現場ー古今和歌集 古文萌えの沼へようこそ!男女・百合・BL…名作古典はカップリングだらけ!? 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) (萌えすぎて)絶対忘れない! 妄想古文 (14歳の世渡り術) [ 三宅 香帆 ] 1,562 円
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江口雄輔 国書刊行会ジュウランショウヨウ エグチユウスケ 発行年月:2023年11月27日 予約締切日:2023年11月03日 ページ数:320p サイズ:単行本 ISBN:9784336075628 江口雄輔(エグチユウスケ) 1946年福岡県生まれ、昭和女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1(十蘭を読む楽しみ/十蘭前史/芝居と演劇 ほか)/2(水の物語/清原啓子の十蘭)/3(久生十蘭年譜) 生粋の十蘭愛好者による至妙にして至極のエッセイ。 函館で過ごした新聞記者時代の青春、演劇熱が昂じての上京とパリ留学、華麗な交友関係やフランス文学をはじめとする読書傾向、報道班員として従軍した苛酷な大戦体験など、多面体作家・久生十蘭の足跡を辿る。 巻末に詳細な年譜を収録。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 十蘭逍遙 [ 江口雄輔 ] 2,970 円
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三島由紀夫が女に逢う時… 岩下尚史 雄山閣ヒタメン イワシタ,ヒサフミ 発行年月:2011年12月 ページ数:327p サイズ:単行本 ISBN:9784639021971 岩下尚史(イワシタヒサフミ) 1961年(昭和36年)生まれ。 國學院大學文學部卒業後、新橋演舞場(株)に入社。 企画室長として新橋花柳界主催「東をどり」の制作に携り、明治生まれの名妓との交流の中で、声曲舞踏の伝承を担い続ける芸者の任務や梨園との関連など花柳界の実態を学ぶ。 新橋演舞場退職後、2006年に処女作『芸者論・神々に扮することを忘れた日本人』を上梓し第20回和辻哲郎文化賞を受賞。 以後本格的な作家としてエッセイ、書評などを雑誌・新聞へ多数寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 端書 うちあけばなし/1章 「運命愛」の發端ー歌舞伎座樂屋・昭和二十九年七月/2章 女たちの時刻、午後の匂いー『沈める瀧』の頃/3章 贅澤な彼女ー梨園と花街に室咲きの/4章 喰わずぎらいの直し方ー『女神』の頃/5章 東京の恋人たちー『幸福号出帆』の頃/6章 書けて書けて、仕方がないんだー『永すぎた春』、『美徳のよろめき』、そして『金閣寺』の頃/7章 水槽の熱帯魚ー『施餓鬼舟』、『橋づくし』、『女方』、『鹿鳴館』の頃/8章 浅くはひとを思ふものかはー『魔法瓶』に反射するもの/9章 おそらく最後の証言者ー『鏡子の家』の女主人/後書 もうしわけ 三島由紀夫、若き日の恋。 恋人と親友ー2人の女性の貴重な証言から、もう一つの三島由紀夫の顔が立ちのぼる。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) ヒタメン 三島由紀夫が女に逢う時… [ 岩下尚史 ] 1,980 円
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コロナ・ブックス 平凡社 平凡社サッカ ノ ショクタク ヘイボンシャ 発行年月:2005年07月 ページ数:126p サイズ:単行本 ISBN:9784582634167 作家の食卓/好きな場所、愛した味/作家のおやつ/食卓をめぐるエッセイ/食卓のポルトレ/ことばの御馳走帖/食いしん坊作家たちのアラカルト事典 豚のもつ茹でから甘鯛の唐揚げまで。 はじめに胃袋ありき。 りんごを見つけたアダムとイヴの末裔たちは、がまんできずにペンを置き、いつも飢えた魂が、みるみるうちに起きあがる。 ちょうど料理もできあがり、ここに窮まる食の饗宴。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 作家の食卓 (コロナ・ブックス) [ 平凡社 ] 1,760 円
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有島武郎研究会 勉誠社アリシマ タケオ ジテン アリシマ タケオ ケンキュウカイ 発行年月:2010年12月 ページ数:430, サイズ:事・辞典 ISBN:9784585060659 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 有島武郎事典 [ 有島武郎研究会 ] 5,280 円
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原武哲 石田忠彦 笠間書院BKSCPN_【高額商品】 ナツメ ソウセキ シュウヘン ジンブツ ジテン ハラタケ,サトル イシダ,タダヒコ 発行年月:2014年07月08日 ページ数:581, サイズ:事・辞典 ISBN:9784305707222 第1期 幼少時代ー一八六七(慶応三)年二月九日〜一八八四(明治一七)年九月一〇日/第2期 学生時代ー一八八四(明治一七)年九月一一日〜一八九五(明治二八)年三月/第3期 松山時代ー一八九五(明治二八)年四月〜一八九六(明治二九)年三月/第4期 熊本時代ー一八九六(明治二九)年四月〜一九〇〇(明治三三)年七月/第5期 留学時代ー一九〇〇(明治三三)年八月〜一九〇三(明治三六)年一月/第6期 東大・一高時代ー一九〇三(明治三六)年二月〜一九〇七(明治四〇)年三月/第7期 作家時代ー一九〇七(明治四〇)年四月〜一九一六(大正五)年一二月九日 漱石の親族・恩師・友人知己・教え子・門下生・同時代の文学者たちのなかから138人を厳選解説。 生誕地・漱石との接触や交流、どのような影響を受けて漱石文学が成立したか、逆に漱石の人となり・作品がその人物にどう影響を与えたのか。 日記・書簡などの資料を引用紹介しながら具体的に描く。 人物の配列は、漱石との出会いや交流の深かった時代に沿って並べ、漱石の生涯をたどる伝記的意味を込めた。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 夏目漱石周辺人物事典 [ 原武哲 ] 6,050 円
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堀江 敏幸 中島 京子 河出書房新社サッカトタノシムコテントサニッキツツミチュウナゴンモノガタリマクラノソウシホウジョウキツレヅレグサ ホリエ トシユキ ナカジマ キョウコ 発行年月:2018年01月25日 予約締切日:2018年01月22日 ページ数:192p サイズ:単行本 ISBN:9784309729121 堀江敏幸(ホリエトシユキ) 1964年岐阜県生まれ。 作家・仏文学者。 早稲田大学教授。 著書に『おぱらばん』(三島由紀夫賞)、『熊の敷石』(芥川賞)、『雪沼とその周辺』(谷崎潤一郎賞・木山捷平文学賞/「スタンス・ドット」川端康成文学賞)、『河岸忘日抄』(読売文学賞)、『なずな』(伊藤整文学賞)、『その姿の消し方』(野間文芸賞)、他多数 中島京子(ナカジマキョウコ) 1964年東京都生まれ。 作家。 2003年『FUTON』でデビュー。 著書に『小さいおうち』(直木賞)、『妻が椎茸だったころ』(泉鏡花文学賞)、『かたづの!』(河合隼雄物語賞・歴史時代作家クラブ作品賞・柴田錬三郎賞)、『長いお別れ』(中央公論文芸賞・日本医療小説大賞)、他多数 酒井順子(サカイジュンコ) 1966年東京都生まれ。 エッセイスト。 高校在学中より雑誌にコラムを執筆。 立教大学社会学部卒業後、広告会社勤務の後、執筆業に専念。 著書に『負け犬の遠吠え』(婦人公論文芸賞・講談社エッセイ賞)他多数 高橋源一郎(タカハシゲンイチロウ) 1951年広島県生まれ。 作家。 明治学院大学教授。 著書に『さようなら、ギャングたち』(群像新人長篇小説賞優秀作)、『優雅で感傷的な日本野球』(三島由紀夫賞)、『日本文学盛衰史』(伊藤整文学賞)、『さよならクリストファー・ロビン』(谷崎潤一郎賞)他多数 内田樹(ウチダタツル) 1950年東京都生まれ。 思想家・武道家・エッセイスト。 神戸女学院大学名誉教授。 合気道凱風館師範。 著書に『私家版・ユダヤ文化論』(小林秀雄賞)、『日本辺境論』(新書大賞2010)他多数。 2011年第三回伊丹十三賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 土左日記ー「虚構」と実験の書(堀江敏幸)(未解決だったこと/揺れる原文 ほか)/堤中納言物語ー軽やかなパロディ短篇集(中島京子)(日本最古の短篇物語集/堤中納言って誰よ? ほか)/枕草子ー清少納言は「あるある」のパイオニア(酒井順子)(リア充自慢の女友達/サロンのムードメーカー ほか)/方丈記ー翻訳は小説を書くことと同じです(高橋源一郎)(皿と破片/翻訳という事件 ほか)/徒然草ー五感をフル稼働させて書いた(内田樹)(音読=同期/身体がわかればしめたもの ほか) 古典文学が身近に、読むのが楽しくなる!「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」で新訳を手掛けた作家たちによる最高の古典案内。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 作家と楽しむ古典 土左日記 堤中納言物語 枕草子 方丈記 徒然草 [ 堀江 敏幸 ] 1,540 円
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明治 大正 昭和 平成 輝ける郷土の作家たち 道又力 岩手日報社ブンガク ノ クニ イワテ ミチマタ,ツトム 発行年月:2017年06月 ページ数:625p サイズ:単行本 ISBN:9784872014198 道又力(ミチマタツトム) 脚本家。 昭和36年、遠野市生まれ。 大阪芸術大学映像学科卒業。 テレビ、ラジオ、演劇、漫画の脚本を手がけるほか、著書および編著多数。 所属団体は日本推理作家協会、日本脚本家連盟、日本放送作家協会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 明治篇/第2章 大正篇/第3章 昭和戦前篇/第4章 昭和戦中篇/第5章 昭和戦後篇/第6章 平成篇 明治から現在までの、岩手文学の歩みをまとめた、初めての通史。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 文學の國いわて 明治 大正 昭和 平成 輝ける郷土の作家たち [ 道又力 ] 4,070 円
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災厄と共に生きていくための文学史 前田 潤 笠間書院ジシントブンガク マエダ ジュン 発行年月:2016年08月30日 予約締切日:2016年08月29日 サイズ:単行本 ISBN:9784305708106 前田潤(マエダジュン) 1966年、東京生まれ。 早稲田大学卒業。 立教大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。 博士(文学)。 専攻は日本近代文学。 現在、聖学院大学、予備校等の兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 災厄の起源ー文学を通じて考える意味と可能性(「災厄」を引き起こした「わたし」とは何者か/共同性ー宙吊りの「わたし」と分有の思考/表象ー鏡像としての「震災」/主権ー例外状態と災厄の恒常性)/第2部 災厄の痕跡ー現在を照らす関東大震災直下の連載小説(「震災と文学」から直下の連載小説へ/中村武羅夫「群盲」の亀裂ーある造船争議の結末/震災モラトリアム(支払延期令)直下の商魂ー村上浪六「時代相」の実験/菊池寛と婦人雑誌の被災ー舞台焼失の後始末/震災と新聞小説挿絵ー竹久夢二の「眼」/直下の連載小説から「文学の震災」へ) 災厄とはそもそも何なのか。 災厄の前に現れ出る自己とは何か。 災厄そのものの淵源を大きく問いつつ、村上春樹、小田実等の震災文学から根源的に迫ろうとする。 また、災厄の痕跡として、関東大震災直下の連載小説を読み解きながら、現在を照らしてゆく。 災厄を文学から思考する野心的な書。 本 小説・エッセイ その他 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 地震と文学 災厄と共に生きていくための文学史 [ 前田 潤 ] 3,520 円
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著者:小田切秀雄出版社:むぎ書房サイズ:単行本ISBN-10:4838400535ISBN-13:9784838400539■通常24時間以内に出荷可能です。 ※繁忙期やセール等、ご注文数が多い日につきましては 出荷まで48時間かかる場合があります。 あらかじめご了承ください。 ■1冊から送料無料です。 ■中古品ではございますが、良好なコンディションです。 決済は、クレジットカード、代引き等、各種決済方法がご利用可能です。 ■万が一品質に不備が有った場合は、返金対応。 ■クリーニング済み。 ■商品状態の表記につきまして・非常に良い: 使用されてはいますが、 非常にきれいな状態です。 書き込みや線引きはありません。 ・良い: 比較的綺麗な状態の商品です。 ページやカバーに欠品はありません。 文章を読むのに支障はありません。 ・可: 文章が問題なく読める状態の商品です。 マーカーやペンで書込があることがあります。 商品の傷みがある場合があります。 基本的に付録・付属品等付いていない状態です。
【中古】 現代文学の眼で古典を読む 作品鑑賞による日本文学史・古典篇第二 / 小田切秀雄 / むぎ書房 [単行本]【メール便送料無料】 2,701 円
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尾崎 真理子 講談社オオエケンザブロウノ「ギ」 オザキ マリコ 発行年月:2022年10月20日 予約締切日:2022年09月08日 ページ数:320p サイズ:単行本 ISBN:9784065284445 尾崎真理子(オザキマリコ) 1959年宮崎市生まれ。 1982年読売新聞社へ入社。 1992年から2019年にかけて読売新聞東京本社の文芸担当記者、編集委員。 2016年度日本記者クラブ賞受賞。 現在、早稲田大学文学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 柳田国男の「美しき村」(「ギー兄さん」とは誰か/『同時代ゲーム』から『懐かしい年への手紙』へ/「生まれ替わり」への祈り)/第2部 『万延元年のフットボール』のなかの『夜明け前』(時代に殉じた「父」/平田国学と「村=国家=小宇宙」) 『大江健三郎全小説』の解説執筆後、「まだ何かが秘められている」と感じながら丹念に読み直すうちに浮上した、謎の痕跡ー「ギー兄さん」は柳田国男?島崎藤村『夜明け前』が手本?平田篤胤の「神」が「壊す人」?“西洋文学の申し子”大江健三郎の深淵に広がる日本文学の沃野を読み解き、西洋の知と真摯に格闘した四人の日本人をスリリングに追う、画期的な論考! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 大江健三郎の「義」 [ 尾崎 真理子 ] 2,750 円
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向田邦子をさがして 高島俊男 いそっぷ社メルヘン タンジョウ タカシマ,トシオ 発行年月:2000年07月 ページ数:278p サイズ:単行本 ISBN:9784900963139 第1章 湯タンポのぬくもり/第2章 メルヘン誕生/第3章 潰れた鶴/第4章 思い出トランプ/第5章 ドラマと活字/第6章 死への疾走 メルヘンの語り部はひそかに血を流していた…「古きよき家族」という昭和のメルヘンになった『父の詫び状』。 成功を収めた天才作家の光と影を描く、全く新しい「向田邦子論」。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) メルヘン誕生 向田邦子をさがして [ 高島俊男 ] 1,870 円
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平安中後期の物語と大鏡 10 笠間書院イマイゲンエチョサクシュウ ダイジュッカン ヘイアンチュウコウキノモノガタリトオオカガミ 発行年月:2019年12月12日 予約締切日:2019年12月06日 サイズ:全集・双書 ISBN:9784305600899 平安中後期の物語(女の世界の到来ー女房文学の開花と衰退・1/女房文学の開花ー女房文学の開花と衰退・2/清少納言と中関白家ー女房文学の開花と衰退・3/追憶の手記ー女房文学の開花と衰退・4/夕映えの下のロマンー女房文学の開花と衰退・5/物語のゆくえー女房文学の開花と衰退・6/平安朝後期の漢文学・歴史物語・説話文学・火曜・演芸/夜の寝覚/栄華物語)/大鏡(序/菅公の悲劇ー左大臣時平伝/帝の寵妃と痴れ者の皇子ー左大臣師尹伝/小一条院の皇太子退位事件ー左大臣師尹伝/花山院(太政大臣伊尹伝)/藤原道長(太政大臣道長伝)) 平安中後期の物語読解の手本。 「日本文学の歴史」関係諸編と平安朝後期の漢文学と歌謡演芸関係および月報、『大鏡』の鑑賞を収める。 各作品についての紹介に留まらず、著者の読解の特長がよく示された評釈・鑑賞が読みどころ。 解説からは時代・環境・作者・作品を総体的に把握する著者の研究姿勢が伺える。 『大鏡』は歴史物語についての著者唯一の評釈・鑑賞となる。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 今井源衛著作集 第十巻 平安中後期の物語と大鏡 (10) 16,500 円
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フライの雑誌社新書 大岡玲 フライの雑誌社ブンゴウタチ ノ ツリタビ オオオカ,アキラ 発行年月:2012年06月 ページ数:287p サイズ:単行本 ISBN:9784939003509 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 文豪たちの釣旅 (フライの雑誌社新書) [ 大岡玲 ] 1,257 円
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近代文学成立期における山田美妙とその周辺 大橋 崇行 笠間書院ゲンゴトシソウノディスクール オオハシ タカユキ 発行年月:2017年11月06日 予約締切日:2017年11月05日 ページ数:288p サイズ:単行本 ISBN:9784305708533 大橋崇行(オオハシタカユキ) 1978年生。 作家、国文学者。 上智大学大学院修了(修士)後、総合研究大学院大学修了。 博士(文学)。 国文学研究資料館博士研究員、岐阜工業高等専門学校一般科目(人文)科助教を経て、現在、東海学園大学人文学部人文学科講師。 全国大学国語国文学会平成25(2013)年度「文学・語学」賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 明治期の多様な「知」と日本の“近代”/第1章 美妙にとっての「詩」と「小説」ー「知」と「情」との関わり(明治期の「詩」と「小説」ー山田美妙の初期草稿/美妙にとっての「小説」ー「蝴蝶」/『女学雑誌』の小説観ー清水紫琴「こわれ指環」/「知」としてのゾライズムー「いちご姫」/江戸の「知」と西欧の「知」との融合ー「武蔵野」)/第2章 言文一致再考ー「文体」「文法」と「思想」の表現(「翻訳文」という文体ー初期草稿から/美妙の“翻訳”ー「骨は独逸肉は美妙/花の茨、茨の花」/美妙の「文法」/歴史と想像力ー「笹りんだう」/言文一致論と「思想」の表現) 江戸以前の「知」、海外から流入してくる「知」ー。 明治期、活字メディアによる情報革命の中で、多様な「知」はさまざまに錯綜し、新たな言説は生み出されていくこととなった。 その過程の総体を、山田美妙から明らかにしていく書。 ある時代の言葉は、どのように運用、共有され、新たな文化として再編成されていくのか。 目の前にあるテクストだけを精読しても読み取ることのできない領域が、言葉には張り巡らされている。 山田美妙は言葉とどう格闘し、そこでは何が起こっていたのか。 日本の“近代”の実態を炙り出す。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 言語と思想の言説[ディスクール] 近代文学成立期における山田美妙とその周辺 [ 大橋 崇行 ] 3,080 円
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著者:加賀乙彦出版社:潮出版社サイズ:単行本ISBN-10:426700644XISBN-13:9784267006449■通常24時間以内に出荷可能です。 ※繁忙期やセール等、ご注文数が多い日につきましては 出荷まで48時間かかる場合があります。 あらかじめご了承ください。 ■1冊から送料無料です。 ■中古品ではございますが、良好なコンディションです。 決済は、クレジットカード、代引き等、各種決済方法がご利用可能です。 ■万が一品質に不備が有った場合は、返金対応。 ■クリーニング済み。 ■商品状態の表記につきまして・非常に良い: 使用されてはいますが、 非常にきれいな状態です。 書き込みや線引きはありません。 ・良い: 比較的綺麗な状態の商品です。 ページやカバーに欠品はありません。 文章を読むのに支障はありません。 ・可: 文章が問題なく読める状態の商品です。 マーカーやペンで書込があることがあります。 商品の傷みがある場合があります。 基本的に付録・付属品等付いていない状態です。
【中古】 作家の生活 加賀乙彦エッセイ集 / 加賀乙彦 / 潮出版社 [単行本]【メール便送料無料】 30,414 円
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お金で読み解く生活と作品 山本芳明 教育評論社ソウセキ ノ カケイボ ヤマモト,ヨシアキ 発行年月:2018年04月 予約締切日:2018年04月19日 ページ数:335p サイズ:単行本 ISBN:9784866240138 山本芳明(ヤマモトヨシアキ) 1955年、千葉県生まれ。 1986年、東京大学大学院博士課程人文科学研究科単位取得退学。 学習院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 “経済人”としての小説家/第1章 漱石の収支計算書/第2章 文化人としての「金持」/第3章 表象としての「金持」/第4章 漱石は市場原理を越えられたのか?/第5章 夏目家、「印税成金」となる/第6章 夏目鏡子の収支計算書/第7章 夏目家と岩波書店 ベストセラー作家、漱石は一体いくら稼いだのか?漱石の文学活動を経済的な視点から捉え直すとともに、死後に生じた経済効果、文化資産としての動向を明らかにする。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 漱石の家計簿 お金で読み解く生活と作品 [ 山本芳明 ] 2,640 円
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小森陽一(国文学) かもがわ出版ジュウサンサイ カラノ ナツメ ソウセキ コモリ,ヨウイチ 発行年月:2017年03月 予約締切日:2016年11月28日 サイズ:単行本 ISBN:9784780308952 小森陽一(コモリヨウイチ) 1953年、東京生まれ。 東京大学大学院教授、専攻は日本近代文学、夏目漱石研究者。 九条の会事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 夏目漱石と私/1章 「軍国主義」と対峙した生涯/2章 帝国主義戦争下での作家的出発/3章 日露戦争後文学を担う新聞小説作家誕生/4章 短篇を重ねた長篇小説としての後期三部作/5章 「自己本位」の文学/6章 生徒の感想とそれへの応答 そうだったんだ!戦争の時代からの問い、恋愛問題の当時と今…漱石の世界を再発見。 本 人文・思想・社会 宗教・倫理 キリスト教 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 13歳からの夏目漱石 [ 小森陽一(国文学) ] 1,760 円
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引用・語り・憑在 高木信 水声社ボウレイタチノチュウセイ タカギマコト 発行年月:2020年06月25日 予約締切日:2020年04月24日 ページ数:384p サイズ:単行本 ISBN:9784801004788 高木信(タカギマコト) 1963年、滋賀県生まれ。 名古屋大学大学院博士後期課程満期退学。 1996年に名古屋大学より博士(文学)を取得。 専門は、軍記物語、日本語古典テクスト分析、ジェンダー分析、国語教育。 学校法人東海学園東海中学・高等学校教諭を経て、2008年より相模女子大学教員。 2020年現在、相模女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) “亡霊”に取り憑かれるエクリチュール、あるいは死者との親密圏を生成するー『曾我物語』、宮部みゆき『孤宿の人』、井上ひさし『父と暮せば』/第1部 ナラティヴの亡霊(亡霊の時間/未来からの記憶、あるいは“今・ここ”が散種されるー『義経記』、謡曲“二人静”、『伊勢物語』/語る亡霊のスキャンダル、あるいは“亡霊機械”が“語り”を流動化するー謡曲“鵺”、『平家物語』「〓」、和泉式部/“不在の原因”としての平家一門、あるいは現実界に“亡霊”を登録するー謡曲“八島”、那須与一、『平家物語』成立伝承/“死者/動物”への生成変化、あるいは“狩猟機械”が起動するー謡曲“善知鳥”、カムイ・ユカラ、和歌のレトリック/“カタリ”の亡霊論(hantologie)的転回、あるいは「話法」による“亡霊”への生成変化ー語り物文藝、『平家物語』「小教訓」、自由間接話法)/第2部 インターテクスチュアリティの亡霊(見えない“桜”への生成変化、あるいはテクストが“亡霊化”するー『平家物語』「忠度都落」「忠度最期」、謡曲“忠度”/能を観る“紫式部”、あるいは「海人の塩焼く」言説が混線するー『平家物語』「福原落」、『源氏物語』『太平記』、謡曲“須磨源氏”“敦盛”/『平家物語』を読む“紫式部”、あるいは“不在の原因”としての平将門ー「福原」、「須磨・明石」、「都」/混線する“重衡物語”のことば、あるいはインターテクスチュアリティが“亡霊”を産出するー謡曲“重衡”“千手重衡”、『和韓朗詠集』古注釈、『伊勢物語』/小宰相と小野小町との絆、あるいは男たちの“欲望”を逆なでするー『平家物語』「小宰相身投」、室町時代物語、謡曲“卒塔婆小町”/“貴種流離譚”に潜ディアスポラ性、あるいは女性達の彷徨が可能性を拓くー謡曲“隅田川”、御伽草子、『伊勢物語』/『源氏物語』を引用する『平家物語』/『平家物語』を引用する『源氏物語』、あるいは新しい“読み”の可能性が拓かれるー「維盛と光源氏」、「高倉帝と桐壺帝」) 世界を複数化する憑在論。 自己と他者の境界を撹乱する「語り」に潜む亡霊、時間と空間を混線させる「間テクスト性」に潜む亡霊ー“亡霊”はそこにいるー主体・意味・記号の一義性が、亡霊に取り憑かれたときに消滅する。 『源氏物語』『平家物語』をはじめとする日本古典の数々を緻密に読み解き、テクストにまったく新しい時空と意味を導き入れる“亡霊論的転回”の試み。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 亡霊たちの中世 引用・語り・憑在 [ 高木信 ] 4,180 円
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雨ニモマケズという祈り とんぼの本 重松清 沢口たまみ 新潮社ミヤザワ ケンジ シゲマツ,キヨシ サワグチ,タマミ 発行年月:2011年07月 予約締切日:2011年07月21日 ページ数:125p サイズ:全集・双書 ISBN:9784106022210 重松清(シゲマツキヨシ) 昭和38(1963)年、岡山県生まれ。 出版社勤務を経て執筆活動に入る。 平成3(91)年『ビフォア・ラン』でデビュー。 平成11(99)年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、平成13(2001)年『ビタミンF』で直木賞、平成22(10)年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞する 澤口たまみ(サワグチタマミ) 昭和35(1960)年、岩手県盛岡市生まれ。 盛岡第一高等学校(旧・盛岡中学校)、岩手大学農学部(旧・盛岡高等農林学校)卒。 平成2(90)年『虫のつぶやき聞こえたよ』で第38回日本エッセイストスクラブ賞受賞。 以後、自然や昆虫をテーマにエッセイ、絵本のテキストを書く 小松健一(コマツケンイチ) 昭和28(1953)年、岡山県生まれ。 日本人の近現代文学、作家の原風景ほか、暮らしと風土、沖縄、環境問題など社会的テーマを追う。 平成11(99)年『雲上の神々』で第2回藤本四八写真文化賞、平成17(2005)年『ヒマラヤ古寺巡礼』で日本写真協会賞年度賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 特別エッセイ サハリン紀行 雪の栄浜にて(重松清)/イーハトーブに生きてー賢治の生涯(澤口たまみ)/コラム 「銀河」を互いの胸に秘めー賢治の心の友・保阪嘉内(小松健一)/グラフ 小岩井農場の四季/自然から紡いだ言葉たちー賢治のまなざし(澤口たまみ)/きみにならびて野にたてばー賢治の恋(澤口たまみ) 作品を貫く世界観や言葉づかいの秘密を、自然観察者・賢治の視点から鮮やかに読み解く。 37年の短い生涯の舞台・岩手を撮り続ける写真家の名ショットを満載。 「秘められた恋」の真実も、新証言によってついに明らかに!現地特別取材:重松清氏による鎮魂のサハリン紀行エッセイ収録。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 宮澤賢治 雨ニモマケズという祈り (とんぼの本) [ 重松清 ] 1,760 円
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泉鏡花・谷崎潤一郎・中上健次 渡部直己 作品社BKSCPN_【高額商品】 コトバ ト キセキ ワタナベ,ナオミ 発行年月:2013年05月 ページ数:586p サイズ:単行本 ISBN:9784861824340 渡部直己(ワタナベナオミ) 文芸批評家・早稲田大学文学学術院教授。 1952年、東京都生まれ。 1976年、早稲田大学大学院修士課程(フランス現代文学)修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 幻影の杼機ー泉鏡花論(幻想文学論序説ー正岡子規「叙事文」から/幻影の杼機/夢の符牒・符牒の夢ー『春昼』『春昼後刻』論 ほか)/擬態の誘惑ー谷崎潤一郎論(愚かさについて/痴と愛ー「芸術家」谷崎潤一郎/描写と欲望ー「小説家」谷崎潤一郎 ほか)/愛しさについてー中上健次論(不実なる「一」にむけて/真近さについてー夏ふよう/夏芙蓉/愛しさについてー秋幸の皮膚呼吸 ほか) 生涯を費やしてそれぞれの「主題」を反復し、書くこと(=読むこと)それ自体の幻想性/倒錯性/身体性を往還しながら、日本近代文学史上に屹立する三人の小説家。 彼らの「奇蹟的な一貫性」を、放胆かつ詳密に、飽くことなく探究した著者による、文芸批評の金字塔。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 言葉と奇蹟 泉鏡花・谷崎潤一郎・中上健次 [ 渡部直己 ] 5,060 円
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内田百間伝 単行本 山本 一生 中央公論新社ヒャッケンマダシナザルヤ ヤマモトイッショウ 発行年月:2021年06月22日 予約締切日:2021年05月08日 ページ数:560p サイズ:単行本 ISBN:9784120054396 山本一生(ヤマモトイッショウ) 1948年生まれ。 近代史家、競馬史家。 東京大学文学部国史学科卒業後、富士石油に入社し、おもに線形計画法を用いたシステム開発業務に携わる傍ら、競馬の歴史や文学、血統に関する翻訳やエッセイを発表。 1997年にフリーになると近代史に転じ、恩師である伊藤隆東大名誉教授のもとで『有馬頼寧日記』の編集に加わり、その後は「日記読み」として戦間期の日記をもとに時代を読み解く試みを行っている。 『恋と伯爵と大正デモクラシーー有馬頼寧日記1919』(日本経済新聞社)で第五六回日本エッセイスト・クラブ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ロッパ日記から百間日記へ/捨て子の母、野心家の父/初恋日記の行方/素琴先生と仲間たち/此縁談は調へ難し/百間成婚、君に先んぜらる/帝国大学は出たものの/漱石先生の死/海軍機関学校とスペイン風邪/大正八年春、家計破綻す/豚小屋の法政大学/『冥途』と殺人事件/大震災と高利貸/債鬼に追われて三千里/芥川の死と砂利場の日々/法政航空研の「陽気な秘密」/内田百間の空想は偉なり/法政大学の空騒ぎ/『百鬼園随筆』と風船画伯/二・二六事件から「相剋記」へ/事変前夜の桑原会/支那事変と「東京日記」/日本郵船の夢獅山房/太平洋戦争と錬金術/東京焼盡、滂沱の涙/掘立小屋からの脱出/「サラサーテの盤」と「阿房列車」/摩阿陀会の黄昏 怖がりで気難しくて涙もろい不世出の名文章家。 すべての作品と日記を「日記読み魔」が逍遙し、その人生と昭和戦前・戦中期という時代を活写する没後50年、初の評伝。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 百間、まだ死なざるや 内田百間伝 (単行本) [ 山本 一生 ] 3,960 円
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内田百間伝 単行本 山本 一生 中央公論新社ヒャッケンマダシナザルヤ ヤマモトイッショウ 発行年月:2021年06月22日 予約締切日:2021年05月08日 ページ数:560p サイズ:単行本 ISBN:9784120054396 山本一生(ヤマモトイッショウ) 1948年生まれ。 近代史家、競馬史家。 東京大学文学部国史学科卒業後、富士石油に入社し、おもに線形計画法を用いたシステム開発業務に携わる傍ら、競馬の歴史や文学、血統に関する翻訳やエッセイを発表。 1997年にフリーになると近代史に転じ、恩師である伊藤隆東大名誉教授のもとで『有馬頼寧日記』の編集に加わり、その後は「日記読み」として戦間期の日記をもとに時代を読み解く試みを行っている。 『恋と伯爵と大正デモクラシーー有馬頼寧日記1919』(日本経済新聞社)で第五六回日本エッセイスト・クラブ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ロッパ日記から百間日記へ/捨て子の母、野心家の父/初恋日記の行方/素琴先生と仲間たち/此縁談は調へ難し/百間成婚、君に先んぜらる/帝国大学は出たものの/漱石先生の死/海軍機関学校とスペイン風邪/大正八年春、家計破綻す/豚小屋の法政大学/『冥途』と殺人事件/大震災と高利貸/債鬼に追われて三千里/芥川の死と砂利場の日々/法政航空研の「陽気な秘密」/内田百間の空想は偉なり/法政大学の空騒ぎ/『百鬼園随筆』と風船画伯/二・二六事件から「相剋記」へ/事変前夜の桑原会/支那事変と「東京日記」/日本郵船の夢獅山房/太平洋戦争と錬金術/東京焼盡、滂沱の涙/掘立小屋からの脱出/「サラサーテの盤」と「阿房列車」/摩阿陀会の黄昏 怖がりで気難しくて涙もろい不世出の名文章家。 すべての作品と日記を「日記読み魔」が逍遙し、その人生と昭和戦前・戦中期という時代を活写する没後50年、初の評伝。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 百間、まだ死なざるや 内田百間伝 (単行本) [ 山本 一生 ] 3,960 円
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