写真は見本品です。
写真は24年5月30日に撮影しました。
季節によって状態は変化します。
245d-u東魁(トウカイ) 中国浙江省より導入された肉厚多汁でおいしいヤマモモです。
最大荷重は25g、最大糖度は12度になるとされるヤマモモ最大級で旨さ甘さにもぐれた晩性種です。
山桃(ヤマモモ) 東魁(トウカイ) 分類: ヤマモモ科ヤマモモ属の常緑高木 学名: Morella rubra"Tokai" 原産: 中国大陸や日本 利用: 食用 鑑賞 実はイチゴノキの実に似ています。
開花期: 4月(果実の収穫は6〜7月) 耐寒温度: -10℃ 樹高: 10〜15m(自然環境の場合の樹高です。
宅地の場合はこれほど大きくなりません。
) 栽培敵地: 東北地方中部以南 山桃 東魁はヤマモモの中でも特に大きい果実でピンポン玉ほどあります。
果肉は酸味が少なく甘みのある生食用のヤマモモです。
山桃独特のヤニ臭も少なく生食もできますが、ジャムなど加工にも適しています。
常緑性の樹木です。
小さいな花も咲き、果実は食用にできる樹木として家庭の庭によく植えられるようになりました。
亜熱帯性の果樹に分類されますが、寒さにも比較的強く、寒さで葉が少なくなることがありますが、関東地方以南の地域での露地栽培は問題ありません。
耐寒性は幼木は弱いのですが、大きくなると強くなり、仙台市や青森の弘前市にも植栽されているそうです。
日当たりのよい水はけのよく肥沃な土壌を好みます。
日当たりが悪いと新芽は垂れ下がりがちになりだらしなく成長しますから、下のほうまでよく日が差し込むように剪定をします。
根にはバクテリア(マメ科の根粒菌とは異なり放線菌の仲間の窒素固定菌)が着生するので根粒ができます。
根粒菌が共生するおかげでマメ科の植物と同じで窒素分を固定するので、やせ地でも育ちます。
施肥をするとさらによく育ちます。
生育は非常に早く、よく新芽を伸ばしますので、樹形を整えるためにも毎年剪定が必要です。
夏の終わりか秋に本年伸張した枝を半分くらいに切り詰めます。
受粉 雌雄異株の木は普通メス木1本では実がなりませんが、ヤマモモは風媒花で非常に多くの花粉を遠くまで飛ばすといわれます。
一説では10kmとも言われるほどで、ほとんどの地域では雄株が無くても受粉結実しています。
当社で管理しているヤマモモも近くにヤマモモは見当たりませんが、いつの間にか実ができていました。
植えられる場合は、同じ地域にヤマモモがあれば、受粉する可能性があります。
果実は生食のほか煮物、ジャム、砂糖漬けなどさまざまに利用できます。
生食用は日もちが悪いため、あまり市場には流通しません。
ヤマモモの雄花 雌花