美しい色合いで、スミレやさくらんぼ、腐葉土、ブラックベリーを彷彿とさせ、きめ細かなタンニンが舌を覆います。バランスが良く、長く滑らかな余韻が続くこのワインは、新樽20%を含むフレンチオークで14〜18ヵ月熟成され、上品さと繊細さを兼ね備えたワインとして、常に高く評価されています。
イチゴやチェリーにスミレの香り。プラムやラズベリーなどの豊かな果実味の中にキャラメルのような風味が広がり、爽やかで生き生きとした酸味と柔らかで上品な舌触りのタンニンとのバランスも非常に良いワインです。
このルビーレッドのワインはモントレーのピノ ノワールの指標となるワインです。ダークチェリーやコーラ、甘いオーク樽のアロマが感じられます。口に含むと完熟したベリー、ヴァニラ、スパイス、が舌の周りに広がり、酸味と絹の様なタンニンが後味に広がります。
熟成したタンニンが口内に余韻を残すドライなテイストだが、まるみがあってバランスの良い品種特徴の良く出ているワイン
バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド家の優れた醸造技術によって造られるワインは、クラシカルな味わいでありつつ、飲み口の柔らかい親しみやすいスタイルです。お手頃価格で恵まれたテロワールを堪能できるダルマイヤック、オススメです。
ジンファンデルは、カリフォルニアで多く栽培される品種です。いちごやチェリーを思わせるフルーティーで甘い香り。 口に入れた瞬間からしっかりとした渋味が広がり、余韻まで残ります。ロンドンで行われた品評会でも高く評価されました。
メドック格付け第五級のシャトー・クロワゼ・バージュ。スーパーセカンドの筆頭であるシャトー・ランシュ・バージュと同じく、バージュの丘付近に位置し、絶好のテロワールを持ちます。凝縮した果実味を活かしたポイヤックらしい力強い味わいながらも、口当たりは柔らかく、優美な印象もあります。
メドック格付第3級、いわずと知れたハートラベルが有名な人気のカロン・セギュールが手掛けるセカンドワイン。グラン・ヴァンを思わせるエレガンスを醸し出すと同時に若いうちから楽しめる親しみやすいスタイルに仕上がっています。カシスやブラックチェリーの凝縮感のあるアロマに、スミレの花やシナモンのニュアンスが重なります。口当たりは力強くも、全体にピュアで親しみやすい印象。
メドック格付第3級CHラグランジュのセカンドラベル。セカンドとはいえ、その品質基準は非常に高く、基準に満たないものは惜しみなく排除されます。しなやかで深みある赤ワイン、フルーティーで凝縮感があり柔らかいのでラグランジュに比べればやや軽い感じですが、それだけに若い内でも充分に楽しめます。
南仏、ラングドック地方のメルロー100%のワイン。カシスを思わせるベリー系の香り。まろやかなタンニンで柔らかい口当たりです。
メドック格付第3級CHジスクールのセカンド・ラベル。深いルビー色で豊かな果実風味を持つ、芳醇でこくのある力強いタイプです。
スミレの香やタバコやマッシュルームや、煮詰めたプラムのような妖艶な香も、洗練されたベリーやカシスの魅力的な香り!次々と鼻を誘惑してきます。柔らかい果実味と滑らかでうまく溶け込んだタンニンに、ベルベットのような滑らかな舌触りは、思わず瞑想してしまいそうなくらい深い余韻をかもし出します。品格のある味わいの格付けのオー・メドックワインです!
カベルネソーヴィニヨンとマルベックをブレンドし、フレッシュで滑らかな舌触りに仕上げました。透明感のある赤紫色で、渋みもやわらかいのでどんな料理にも相性抜群です。
メドック格付第2級CHレオヴィルラスカーズのセカンドラベル。レオヴィル・ラス・カーズ約21万本生産される中で、このセカンドラベルの生産量は僅か2000ケース。これまではクロ・デュ・マルキとされていましたが、2007からこの「プティ・リオン」が、正式なセカンドラベルという位置づけになります。
溢れるダークフルーツの凝縮したアロマ、シナモン、グローブ、ほのかなオーク樽のニュアンス。口に含むとブラックチェリーやジューシーなブラックベリー、そこにバニラやトーストしたオークの心地よいアクセントが加わり、アフターにまろやかで緻密なタンニンとともに、長い余韻が感じられます。
この価格帯でありながらフレンチオーク樽で12か月熟成、その後瓶熟も6〜8か月施される贅沢なカベルネ・ソーヴィニヨン。ベリー系の果実の香りと樽のニュアンス、プルーンやラズベリーの果実味が主体で、口当たりなめらか、どんな料理にも合わせられる万能型ワインです。
アメリカンオークの小樽で16ヶ月間熟成。ブラックチェリーとプラムの香りから始まり、ブルーベリーのローストチキンやローストターキー、トンカツやカツレツ、焼肉、トマトソースのパスタ料理などと好相性です。風味がかすかなバニラの香りと一緒に口の中に広がります。バランスのとれたタンニンと、滑らかなキャラメルのフィニッシュが、このメルロを様々な料理に完璧にあうワインにしています。
689という数字は、バラバラなものが一つに調和、融合する、という意味を持ちます。ややしっかりとした甘みを感じるこちらのワインは滑らかな質感と甘みとともに複雑に絡み合う芳醇な味わい、長い余韻が魅力のワインです。甘みのあるワインがお好きな方に大変お勧めのワインです。
サッシカイアのサードラベル。フレンチオーク、アメリカンオーク樽にて12カ月の熟成。飲み頃まで長い熟成期間を必要とするサッシカイアに比べ、早くから楽しめる親しみやすさを備えています。ドライチェリー、ブラックベリーの豊かな果実味に、なめし皮とタバコの深みのあるニュアンス。すべての味わいはシルキーなタンニンにより、エレガントにまとまっています。
ランシュ・ムーサスの若樹のぶどうを利用して造られたセカンドワイン。フルーツの砂糖菓子のような甘い香りと樽香がエレガントに調和している。エレガントな味わいが口中に広がり、樽香によりブドウのタンニンがより一層引き立たって感じられる。
紫がかったワインは穏やかな泡立ちに、カシスの香りを感じます。杉のような清涼感もある香りが独特です。特にブルーベリーの果実香が感じられ、軽やかなタンニン、軽快な酸、あらゆるバランスが非常に取れています。「セッコ」というイタリア語は、英語で言う「ドライ」にあたる単語ですが、このワインの場合は少しニュアンスが変わります。 「ドライ」というよりも、ガスを含んだ軽快な口当たりがありますので、”やや辛口で、
味わいはブラックベリー、チェリー、ココア、スモークされた樽を思わせ、ソフトで丸みのあるシルキーなタンニンなど長い余韻を楽しめます。発芽が早く乾燥した暖かい春を迎えそのまま安定した天気が続き例年よりも早めの収穫となりました。気温差によって葡萄がゆっくりと熟し、収穫量も良く素晴らしい年となりました。
非常に鮮やかで美しいルビーレッド。香りはパワフルで、素晴らしいフィネスがあります。熟したいちごのアロマと華やかなブーケでスパイシーさも感じられます。濃厚なタンニン分で、非常に余韻の長いワインです。
トーストしたパンのような香ばしさとバターの芳醇な香りが魅力で、カリフォルニアのクラッシックスタイルとも言える、スケールが大きい濃厚フルボディな味わいが楽しめます。ブドウはソノマ・カウンティー、カーネロスとモントレー・カウンティー、アロヨセコの畑から収穫。赤系果実の香り、ほのかな杉、燻香、月桂樹のニュアンスが感じ取れます。甘美な果実のブーケは味わいにも健在。そこに樽感、塩漬肉の柔らかなフレーバー。
カベルネ・ソーヴィニョンこそがマルゴーの真髄であり、 この品種に相応しい優れた砂利質の畑を所有しているか 否かで、ワインの基本的な格は決まる。 そして[シャトー・デュルフォール・ヴィヴァン]が造る ワインは、シャトー・マルゴーと、シャトー・フェリエ ールに並び、この品種を80%と最も多く含むワインである。
とても柔らかな口当たりで、いわゆる「カリカベ」とは異なる造りです。イチゴ、杉およびオリーブの芳香。柔らかなタンニンと酸、ラズベリーやカシスなど果物の味わいと若干のバニラ香があります。ボリュームたっぷりで香ばしい樽香がたまらない。コスパ抜群の一本です。
サン・ジュリアン村の南、マルゴー村との中間に位置するシャトー。比較的早くから楽しめるメドック・ワインで、しなやかな果実味と複雑さが人気を博しています。
南イタリアの旨みとタンニンのしっかりのった赤ワインです。
赤ワインの女王と讃えられるボルドー地方の中でも、メドック地区マルゴー村のワインは、最も女性的な名酒として有名。このワインはその典型で、優しくふくらみある香りと、極めてまろやかで果実味豊かな味わい。
天候に恵まれ、秀逸なカベルネ・フランを豊富に収穫できた2009年に、この赤ワインは誕生した。明日に香るという名は、まさに風味豊かなカベルネ・フランの特徴を言い得ている。2018年には、アメリカワイントップ100の1本にも選ばれた銘品。「明日香」という言葉には、清浄な地、神聖な場所という意味を含み持ち、この葡萄の上質感や純粋さを例えてもいる。