出荷目安の詳細はこちら内容詳細言語表現の臨界点を提起したポーランを介して、戦前の文壇を代表する大作家ジロドゥと、新進気鋭のサルトル/ブランショとの知られざる応酬を明らかにし、戦後フランス文学の基調をなす言語観に迫る。 目次 : 1(八拍子のワルツ?ジロドゥ、サルトル、ブランショにおける批判的諸関係(一九三八‐一九四五)の分析/ 『ルクレチアのために』の今日的意義?暗闇のなかの手つかずの可能性/ 言葉、プロパガンダ、映画?ジャン・ジロドゥの言語観とその映画作品の関係/ 「限界‐体験」への誘惑?ジロドゥの演劇における女性の登場人物とアイデンティティの境界/ ジロドゥのレトリック?「疑いも不安もないレトリック」(C=E・マニー)か?)/ 2(サルトルの考えるテロル?シュルレアリスムからネグリチュードへ/ ある挫折の解剖学?ポーランとブランショのあいだのサルトル(一九四五‐一九五二)/ ジャン・ポーランとブリス・パラン?言葉の形而上学をめぐって/ 常套句、あるいは、振動と揮発?ポーランからブランショへ/ 死と存在の空間へ向けて?モーリス・ブランショにおける二つのテロル/ モーリス・ブランショの文学時評、ロートレアモンと小説の問題/ 感性の問題?三つの同時代小説、『選り抜きの女たち』、『嘔吐』、『謎の男トマ』をめぐる交叉的読解/ シンポジウム「レトリックとテロル」の誕生について?「あとがき」に代えて) レトリックとテロル ジロドゥ / サルトル / ブランショ / ポーラン 日仏会館ライブラリー / 澤田直 【本】 4,950 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細伯爵の夫に先立たれたデライラのもとに残ったのは、多額の借金と荒れ果てた屋敷だけ。 もう男には頼らないと誓ったデライラは屋敷を改修し、同じ決意を持つ女性アンジェリークと共同経営で、“グランド・パレス・オン・ザ・テムズ”という下宿屋を始めた。 一方、“グランド・パレス・オン・ザ・テムズ”へ密諭犯を追ってきた王室海軍艦長のトリスタンは美しくも気丈なデライラと出会う。 真実の愛など信じていないふたりだが、惹かれ合う気持ちを抑えられず衝動的にキスを交わして…。
忘れえぬキスを重ねて 扶桑社ロマンス / ジュリー・アン・ロング 【文庫】 1,265 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細ひょんなことから異世界へ転移した俺は、「艦長」として空飛ぶ巨大戦艦に乗り込み、各地で英雄たり得る者たちに力を貸し、国王から「海賊騎士」の称号をもらうまでになった。 そんなある日、国王に一目置かれる身として国民からも注目を集める俺のもとへ北部の国境守備軍の男が依頼を持ちかけてくる。 仲間を助けるために軍律を破り私財を擲つ姿に感心した俺は男に協力を約束するが現場へ行ってみると、そこには死して動く兵士たちの姿があった。 つまり早い話、大量の“ゾンビ”が国境付近の城塞都市を襲撃していたのだ。 しかも、兵士のゾンビ化現象の中にはこの世界のものではない化学兵器の存在がちらついていて…。 異世界でバイオハザード発生!?ゾンビ大量発生、変身ギアを持つ謎の男の登場、化学兵器満載の軍事基地の出現で、異世界は大パニック!?大幅加筆&書き下ろしストーリー『英雄たちの凱歌』を収録! 脇役艦長の異世界航海記 エンヴィランの海賊騎士 2 EARTH STAR NOVEL / 漂月 【本】 1,320 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細小さな命が教えてくれた、大きな愛と輝きのメッセージとは。 人に傷つけられ捨てられた犬が、人を信じて人の心を救う感動の実話。 目次 : 「未来ちゃんががんばっているから私もがんばれるよ」/ 「生きていてくれて、ありがとう」/ 誰かを幸せにすると、自分が幸せになれる/ 「ぼくが獣医になろうと思ったきっかけは、未来ちゃんだよ」/ 身も心もジャンプできる場所が自分の居場所/ 「やさしさのスイッチ」をオンにしよう/ 約束するよ。 ずっとずっと一緒だよ いつかきっと笑顔になれる 捨て犬・未来15歳 / 今西乃子 / 浜田一男 【本】 1,430 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細19世紀半ば、南米大陸の調査旅行に同行した画家ルゲンダスは、チリに寄港した折に美しい貴婦人カルメンと邂逅する。 お互いに惹かれ合い、一線を越えたふたりの前に現れたのは、ビーグル号で航海中のチャールズ・ダーウィンだった。 情熱的な画家と理性的な科学者、対照的な二人の男はアンデスの高みで対峙することとなる…。 史実とフィクションを巧みに織り交ぜ、見事な想像力で“愛”を描きだす野心的長編。
僕の目で君自身を見ることができたなら フィクションのエル・ドラード / カルロス・フランス 【全集・双書】 4,950 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細映画、この欲望と快楽のメディアを題材として取り上げるのみならず、媒体の特質、俳優の身体、興行形態、鑑賞行為といった構造的要素までをも小説へと移植した谷崎潤一郎。 その強靭なる映画的思考/欲望は、いかにして“映画小説”の血肉となったのか。 映画の富を小説においても展開し、みずからの文学に新生面を開くまでの作家の足跡を緻密にたどり、谷崎文学のさらなる深みを開削する。 目次 : 谷崎潤一郎と近代映画史/ 第1部 映画の潮流(“シネマニア”谷崎の誕生/ 「人面疽」の“純映画劇”的可能性?映画化計画をめぐって/ 「月の囁き」考?“映画的文体”を書く/読む)/ 第2部 映画製作と欲望の物語(「肉塊」と映画の存在論?水族館 人魚幻想、“見交わし”の惑溺/ 「青塚氏の話」のドラマツルギー?映画製作/受容をめぐる欲望のありか)/ 第3部 映画を夢む(「魔術師」、視覚のゆらめき?「半羊神」の狂乱/ 記憶のフィルムと羊皮紙?「アヱ゛・マリア」と映画語り/ 「盲人」の夢?「春琴抄」と映画哲学)/ 映画テクストの極北 谷崎潤一郎と映画の存在論 / 佐藤未央子 【本】 4,400 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細時代劇の東映が危ない!高倉、鶴田の任侠路線に猛進!片岡千恵蔵、市川右太衛門、中村錦之助、大川橋蔵らが客を呼べない。 スターの確執、裏抗争、ヤクザの面子。 霧と闇の中、新作がスタート。 目次 : 第1章 任[U6]{4FE0}映画の発端/ 第2章 女優二人の彩り/ 第3章 知られざる高倉健/ 第4章 「ヤクザ」映画の内幕/ 第5章 道を分けた二人/ 第6章 レジェンド周りの群像/ 第7章 斜陽する映画界で…/ 第8章 戦争・恋…暗い情念/ 第9章 「国民歌謡」を担う/ 第10章 「造反有理」呼号の客たち 任侠映画伝説 高倉健と鶴田浩二 上巻 / 大下英治 【本】 2,200 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細きょうだいで大笑いしたこと。 入院、いじめ、札幌旅行。 祖母の植木とリステリン。 子どもたちとの愉快な日々。 クーポン、生協、ねこ先輩。 とりとめなくてくだらない、だからかけがえない記憶を天性の観察眼と感性で鮮やかに大胆に紡ぎ出す。 日記文学の新鋭として各界が注目する著者、初の本格エッセイ集。 目次 : 朝霧装飾/ めがねの道/ ものが水に溶けるとはどのようになることか/ 風船のまち/ 生協のカタログだけがおもしろい/ 新宿郵便局留/ リステリンの泉/ 抱っこして行かれますか/ わたしたちのパンプキン/ 変だと思った俺やお母さんの目が未熟だったのかもしれない/ ねこからとても遠い/ せかいの恋人たち/ 劇薬としての音楽/ 和菓子を売っていまして/ のどのたこ取り/ まさか世界がひとつとは/ 8人、いまこの瞬間/ これほど恋らしい2000円/ シングルレバー混合栓/ この世のすべては集めなかった〔ほか〕 気づいたこと、気づかないままのこと / 古賀及子 【本】 1,760 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細何者かにゼニスが拉致され、行方不明になった。 彼女を捜し出すため、ルーデウスはミリシオンを奔走する。 「俺だって、ゼニスの息子です。 父さんに『死んでも母さんを守れ』って言われたんです。 義務があるんです。 決して見捨てたりせず、責任を持って死ぬまで面倒を見ます。 だから母さんを返してください…」これまで事あるごとに後手後手になってきたルーデウス。 果たして無事にゼニスを取り戻すことはできるのか…!?書き下ろしエピソードを加え、人生やり直し型転生ファンタジー第二十一弾、開幕!! 無職転生-異世界行ったら本気だす- 21 MFブックス / 理不尽な孫の手 【本】 1,320 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細『クマのプーさん』の翻訳者で、子ども達のために奔走した児童文学の第一人者・石井桃子。 一家の働き手として昼夜働き通しの子役時代から、その鋭い眼差しで周囲を見ていた名優・高峰秀子。 才気溢れる二人がのこした作品は、時代を超えて輝きを放つ。 豊かな表現力で紡がれた情感溢れるエッセイ集。 目次 : ジグソーパズルのように(川上弘美)/ 石井桃子 第1章 『幼ものがたり』より(「どっちがすき?」/ 黒いねこ ほか)/ 石井桃子 第2章 戦争ちゅうと戦後(生きているということ/ 自作再見「ノンちゃん雲に乗る」 ほか)/ 高峰秀子 第1章 『わたしの渡世日記』より(猿まわしの猿/ 土びんのふた ほか)/ 高峰秀子 第2章 ちょっといい話(ダイヤモンド/ 縫いぐるみのラドン ほか) 精選女性随筆集 石井桃子 高峰秀子 文春文庫 / 石井桃子 【文庫】 1,100 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細物語は本質に先立つ。 物語は自らを生成すると同時に媒介される。 虚構・小説・映画を理論的に横断し、メタフィクション、語りの変異、逸脱するメタファーなど、テクストに入り込む雑音の軋みに耳を澄ませる。 様式と例外状態の追究。 目次 : 1 物語と虚構の文芸学(虚構論と物語論?イーグルトンとウォルトンの虚構理論から/ 作者の理論・素描?加藤典洋・竹田青嗣のテクスト理論から/ テクスト・断片・コンテクスト?三浦玲一のグローバル文化理論から/ 雑音調“例外状態”の文芸学?竹内敏雄の現代美学理論から)/ 2 小説と映画の物語(蝕まれるべき友情?小説構造から見た『白樺』派の小説/ 芥川龍之介のメタフィクション/ 太宰治におけるテクスト様式の成立?初期小説の研究/ 太宰治と複合的小説構造?作品集『女の決闘』/ 太宰治『斜陽』とチェーホフ『桜の園』?ファルスのオリジナリティ/ 森敦「月山」の小説と映画?“境界”などというものはない/ 物語の変容 森敦『われ逝くもののごとく』と「ハーメルンの笛吹き男」/ 村上春樹の小説と“メタファー” 『海辺のカフカ』と『騎士団長殺し』/ 村上春樹の小説における戦争 『ねじまき鳥クロニクル』『アフターダーク』『騎士団長殺し』と映画『ドライブ・マイ・カー』/ 現実性の境界事象 小川洋子『原稿零枚日記』) 物語主義 太宰治・森敦・村上春樹 / 中村三春 【本】 3,740 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細お金との付き合い方を変えれば、人生はまだまだ楽しめます。 好きなことに使うお金は惜しまない。 やりくりは脳トレとして面白がる。 天国に財布は持っていけない。 お金の不安がなくなる暮らしのヒント満載エッセイ。 目次 : 第1章 お金をあまりかけずに優雅に暮らす/ 第2章 経済的不安の9割は「取り越し苦労」と知る/ 第3章 ケチケチせずに賢く倹約する/ 第4章 健康的な生活がいちばんの節約になる/ 第5章 ご近所づきあいにおけるお金のルールを決める/ 第6章 お金と無縁でも充実時間を見つける/ 第7章 これだけは知っておきたいお金の手続き 楽しく賢くムダ知らず「ひとり老後」のお金の知恵袋 / 保坂隆 【本】 1,485 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細「まほり」とは何か?蛇の目紋に秘められた忌まわしき因習。 膨大な史料から浮かび上がる恐るべき真実。 『図書館の魔女』の著者が描く、初の長編ミステリ! まほり / 高田大介 【本】 2,310 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細ヒッピーは、いつあらわれ、どこからやってきたのか…。 1960年代のアメリカに湧き上がったアメリカの対抗文化(カウンターカルチャー)とともに、その諸先輩たちの思想、そして、継承されるヒッピー世代を文学作品などを通して再検討する。 目次 : 遍在するヒッピー/ 第1部 反逆と文学、反逆の文学(超越主義の伝統と音楽的身体の共振?『オン・ザ・ロード』からソローへ/ エマソンとヒッピーの共振点?反権威主義と信仰/ “文化”への不満としてのポー?南部、ケルト、アメリカ文学史の形成/ 「壁に掛けられない絵」から「出版できない真実」へ?ヘミングウェイで測る対抗と主流の距離 ほか)/ 第2部 抵抗とメディア、抵抗のメディア(ウッドストック世代のロックとその先輩たち/ エルヴィス・プレスリーの文化的定位/ デッド・エンド、バッド・シーズ?『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』と対抗文化の政治学/ ソロー・リバイバルと対抗文化の作法?アメリカ精神文化の想像力 ほか)/ 継承されるヒッピー文化(ニルヴァーナとバーニングマン?ヒッピー世代の後輩としてのふたりの二一世紀作家の振る舞い) ヒッピー世代の先覚者たち 対抗文化とアメリカの伝統 / 中山悟視 【本】 3,080 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細あるところにとてもひろいくさはらがありました。 そこにすむおとこのこはおばあちゃんがだいすきで、おばあちゃんもおとこのこがだいすきでした。 おばあちゃんはおとこのこにたくさんのおくりものをくれました。 あたたかなだっこやおいしいパンケーキ、それから…。 世代をこえててわたされたおくりものはまわりのひとたちへもひろがっていきました。 ひとつぶのどんぐりがゆっくりと時間をかけて森になっていくように…。 やさしさにあふれた“わたしたちの場所”ができるまで。
ひとつぶのおくりもの / なかがわちひろ 【絵本】 1,980 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細中国人民解放軍が台湾周辺の海域で今までにない規模で演習を開始した。 台湾侵攻が急迫していると分析した日本政府は、“台湾戦争”の勃発後に日本が巻き込まれた場合を想定し、アメリカ軍の作戦をいかに支援していくべきかの検討を開始した。 その事前準備として石垣島と与那国島への陸上自衛隊の事前配置を急ぐ決断をした日本を嘲笑うかのように、中国特殊部隊は宮古島をはじめとする先島諸島に徐々に浸透、破壊工作を始めようとしていた。 そして日本は、想定していなかった戦禍に見舞われていく…。
リアル 日本有事 / 麻生幾 【本】 2,200 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細哲人ソクラテスとクリトンが、ある祝宴に招かれた翌朝。 宴席にいた貴族の青年が、広場の中心で奇妙な死を遂げた。 アクロポリスの裏では異国風の青年のバラバラ死体と、不可解な文字と模様が刻み込まれた陶器と円盤が発見される。 謎の“ピュタゴラス教団”と、人造人間“ホムンクルス”の仕業か?都市国家・アテナイの命運をかけた大事件の真相に変人ソクラテスが鮮やかな推理で迫る!圧巻の長篇本格ミステリ。
饗宴 ソクラテス最後の事件 角川文庫 / 柳広司 ヤナギコウジ 【文庫】 1,012 円
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