出荷目安の詳細はこちら商品説明『ヨハネ受難曲』初演300周年記念!「初演者」聖トーマス教会合唱団が歌う1724年初稿版!J.S.バッハの傑作のひとつ『ヨハネ受難曲』。 その初演は1724年4月7日、約800年にもおよぶ歴史を持つライプツィヒの少年合唱団、聖トーマス教会合唱団(聖トーマス教会少年合唱団、ライプツィヒ聖トーマス教会聖歌隊などとも)によって、J.S.バッハがカントル(トーマスカントル/楽長)に就任して最初の聖金曜日に行われました。 そして初演からちょうど300年にあたる2024年、“初演者”である聖トーマス教会合唱団と、2021年9月にJ.S.バッハ以後第18代目のカントルに就任したアンドレアス・ライツェが「1724年初稿版」のレコーディングをリリース。 演奏形態も歴史的な慣例に従い、トーマス教会のオルガンの周りに演奏者を配置して行われました。 300年の時を経て甦る初演当時の響きをお楽しみください。 アンドレアス・ライツェ(アンドレアス・ライゼ)は1975年、スイスのゾロトゥルン出まれ。 ベルン、チューリッヒ、ルツェルン、バーゼル、グラーツで教会音楽や鍵盤楽器、合唱とオーケストラの指揮を学びました。 以来多くの劇場やコンサート・ホールに招かれて指揮台に立っているほか、自身が結成したピリオド楽器アンサンブル「カントゥス・フィルムス・コンソート」を率いて「Rondeau」レーベルにモンテヴェルディの大作『ポッペーアの戴冠』のナポリ稿完全版を世界初録音するなど、活動の幅をますます拡げ注目を集めています。 典礼や教会暦にも精通し、少年合唱の豊富な指導経験が認められ、宗教改革以後初となるカトリックのスイス人トーマスカントル(これまではプロテスタントのドイツ人でした)としても話題を呼んだ新時代のカントルです。 2023年7月にはカントルとしての最初のレコーディング、J.S.バッハ:ロ短調ミサをリリースし好評を博していました。 (輸入元情報)【収録情報】● J.S.バッハ:ヨハネ受難曲 BWV.245.1(1724年初稿版) ダーフィト・フィッシャー(テノール/福音史家) ダニエル・オチョア(バリトン/イエス) レオポルト・ゲルシュ(ソプラノ) コンラート・フューラー(アルト) マッテオ・デ・バスティアーニ(アルト) ロベルト・ポーラーズ(テノール) トビアス・ベルント(バス/ピラト) ヨハネス・ラング(オルガン)、他 聖トーマス教会合唱団 ベルリン古楽アカデミー アンドレアス・ライツェ(指揮) 録音時期:2023年3月25-30日 録音場所:ライプツィヒ、聖トーマス教会 録音方式:ステレオ(デジタル) 【輸入盤】 Bach, Johann Sebastian バッハ / 『ヨハネ受難曲』1724年初稿版 アンドレアス・ライツェ&聖トーマス教会合唱団、ベルリン古楽アカデミー(2CD) 【CD】 6,173 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明初期バロック・ヴァイオリン音楽の至宝!フォンターナ:ソナタ全集(2CD)ルクス・テッレ・バロック・アンサンブル1630年に北イタリアで大流行したペストにより41歳で死去したヴァイオリニスト・作曲家のジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナは、死後11年目にヴェネツィアで出版された全18曲から成る「ソナタ集」によって知られるのみですが、これがなかなかの佳曲揃いで、これまでに全曲録音2種、まとまった抜粋録音5種のほか、個別の曲にも数多くの録音が存在していました。 今回登場するルクス・テッレ・バロック・アンサンブルによる演奏は、フォンターナが優れたヴァイオリニストであったことから、初期バロック・ヴァイオリン音楽の最も重要な作曲家と位置付けて解釈したもので、1995年に録音されたアンサンブル・ソヌリー盤とは各曲の楽器編成が大きく異なっているのが興味深いところです。 ブックレットには、リーダーのネイサ・コーパによる解説も掲載されています。 ▶ Brilliant Classics 検索 作品について解釈による演奏の違いが大きい作品楽譜の表紙には「ヴァイオリンまたはコルネット、ファゴット、キタローネ、ヴィオロンチーノまたは同様の楽器のための1声、2声、3声のソナタ」と書かれています。 当時のコルネットは木製で縦笛状。 ファゴットは当時の楽譜ではファゴットの前身であるドゥルシアンのことを指す場合が多かったようです。 キタローネはテオルボとほぼ同じネックの長大な大型リュート属楽器。 ヴィオロンチーノは小型サイズのチェロ。 要するに固有名詞では弦楽器、管楽器、撥弦楽器のことしか書かれていませんが、「または同様の楽器」の部分には鍵盤楽器などいわゆる通奏低音楽器が含まれるため、実際の演奏では、チェンバロやポジティヴ・オルガン(小型オルガン)が追加されます。 各ソナタは単一楽章で、1声のソナタ(1声の独奏楽器+通奏低音楽器)が6曲、2声のソナタ(2声の独奏楽器+通奏低音楽器)が6曲、3声のソナタ(3声の独奏楽器+通奏低音楽器)が6曲の計18曲という構成。 それぞれのソナタの楽器編成は、音域・書法などで判断して運用されるため、演奏家の解釈によって、異なるものとなってきます。 演奏と競合盤について新録音はヴァイオリン音楽に寄せた解釈による演奏今回の録音は9人編成で演奏されたもので、使用楽器は、バロック・ヴァイオリン、ルネサンス・ソプラノ・フルート、バス・ドゥルシアン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェロ、テオルボ、アーチ・リュート、チェンバロ、オルガンの9種類。 楽譜表紙の言葉への対応状況は以下の通りです。 ヴァイオリン → バロック・ヴァイオリン コルネット → ルネサンス・ソプラノ・フルート ファゴット → バス・ドゥルシアン キタローネ → テオルボ、アーチ・リュート ヴィオロンチーノ → ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェロ または同様の楽器 → チェンバロ、オルガン 有名なアンサンブル・ソヌリー盤と比較するとこうなります。 かなりの違いです。 以下、参考までにこれまでに録音された全曲&抜粋盤の概要を年代順に記しておきます。 12曲抜粋録音 クレメンチッチ・コンソート(オーストリア)1988年、ウィーンでの録音(Accord)。 第9・6・8・2・14・4・10・3・1・16・5・11番を収録。 8人編成で、使用楽器は、バロック・ヴァイオリン、コルネット、フルート、ヴィオロンチーノ(小型チェロ)、バロック・ファゴット、キタローネ、チェンバロの7種類。 楽譜表紙の言葉への対応状況は以下の通りです。 ヴァイオリン → バロック・ヴァイオリン コルネット → コルネット、フルート ファゴット → バロック・ファゴット キタローネ → キタローネ ヴィオロンチーノ → ヴィオロンチーノ(小型チェロ) または同様の楽器 → チェンバロ全曲録音 アンサンブル・ソヌリー(イギリス)1995年、ロンドンでの録音(Virgin)。 古楽器演奏が台頭してきた時期の録音ということもあり、モニカ・ハジェット、ベズノシュクなど有名演奏家が多く参加。 録音も含めて淡白めの仕上がりで、弦楽器と管楽器の独奏楽器分担もバランス重視となっています。 10人編成で、使用楽器は、バロック・ヴァイオリン、バロック・チェロ、リローネ(低音リラ)、キタローネ、ルネッサンス・ハープ、コルネット、バス・ドゥルシアン、ヴァージナル、チェンバロ、オルガンの10種類。 楽譜表紙の言葉への対応状況は以下の通りです。 ヴァイオリン → バロック・ヴァイオリン コルネット → コルネット ファゴット → バス・ドゥルシアン キタローネ → キタローネ、ルネッサンス・ハープ ヴィオロンチーノ → バロック・チェロ、リローネ(低音リラ) または同様の楽器 → ヴァージナル、チェンバロ、オルガン12曲抜粋録音 イカルス・アンサンブル(イタリア)2001年、オランダでの録音(Claves)。 第17・1・8・5・7・6・3・15・14・2・4・11番を収録。 4人編成で、使用楽器は、バロック・ヴァイオリン、リコーダー、バス・リュート、キタローネ、オルガン、チェンバロの6種類。 楽譜表紙の言葉への対応状況は以下の通りです。 ヴァイオリン → バロック・ヴァイオリン コルネット → リコーダー ファゴット → 無し キタローネ → バス・リュート、キタローネ ヴィオロンチーノ → 無し または同様の楽器 → オルガン、チェンバロ全曲録音 グルッポ・セイチェント(イタリア)2005年、イタリアでの録音(Arsis)。 古楽器演奏の勢力が、イギリス、オランダの寡占状態からイタリアやドイツ、フランス、スペインにも拡大していた時期で、演奏家数の増大と共に個性も求められるようになり、このグルッポ・セイチェント盤でもはっきりした表情付けや、独奏楽器分担の弦楽器シフトが認められます。 音質の傾向含め、アンサンブル・ソヌリー盤とはけっこう印象の違う部分が多くなっています。 7人編成で、使用楽器は、バロック・ヴァイオリン、リコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ファゴット、バロック・ギター、キタローネ、オルガンの7種類。 楽譜表紙の言葉への対応状況は以下の通りです。 ヴァイオリン → バロック・ヴァイオリン コルネット → リコーダー ファゴット → ファゴット キタローネ → バロック・ギター、キタローネ ヴィオロンチーノ → ヴィオラ・ダ・ガンバ または同様の楽器 → オルガン10曲抜粋録音 アンサンブル・アルマジェスト(フランス)2007年、パリでの録音(ARION)。 第9・2・4・5・3・11・13・6・12・15番を収録。 9人編成で、使用楽器は、バロック・ヴァイオリン、コルネット、バス・ドゥルシアン、テノール・ドゥルシアン、セルパン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェロ、ギター、テオルボ、ハープ、オルガン、チェンバロの13種類。 楽譜表紙の言葉への対応状況は以下の通りです。 ヴァイオリン → バロック・ヴァイオリン コルネット → コルネット ファゴット → バス・ドゥルシアン、テノール・ドゥルシアン、セルパン キタローネ → ギター、テオルボ、ハープ ヴィオロンチーノ → ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェロ または同様の楽器 → オルガン、チェンバロ9曲抜粋録音 ストラディヴァリア(フランス)2011年、フランスでの録音(MIRARE)。 第11・4・1・5・8・2・3・6・7番を収録。 6人編成で、使用楽器は、バロック・ヴァイオリン、リコーダー、ヴィオローネ、オルガン、チェンバロの5種類。 楽譜表紙の言葉への対応状況は以下の通りです。 ヴァイオリン → バロック・ヴァイオリン コルネット → リコーダー ファゴット → 無し キタローネ → 無し ヴィオロンチーノ → ヴィオローネ または同様の楽器 → オルガン、チェンバロ9曲抜粋録音 ル・コンセール・ブリゼ(フランス)2013年、フランスでの録音(ACCENT)。 第18・15・11・8・6・3・15・14・2・4・11番を収録。 4人編成で、使用楽器は、バロック・ヴァイオリン、リコーダー、バス・リュート、キタローネ、オルガン、チェンバロの6種類。 楽譜表紙の言葉への対応状況は以下の通りです。 ヴァイオリン → バロック・ヴァイオリン コルネット → リコーダー ファゴット → 無し キタローネ → バス・リュート、キタローネ ヴィオロンチーノ → 無し または同様の楽器 → オルガン、チェンバロ 演奏者についてネイサ・コーパ(ヴァイオリン)ボリヴィアで誕生。 ボリヴィアのラパス国立音楽院で学んだのち、スペインのアラゴン音楽院でヴァイオリン演奏のディプロマを取得し、アメリカのフロリダ大学でヴァイオリン演奏の音楽修士号を取得。 ミラノ国際音楽アカデミーでステファノ・モンタナーリの指導のもとバロックヴァイオリン演奏のディプロマを取得。 パレルモのベッリーニ音楽院では、エンリコ・オノフリの指導のもと、バロック・ヴァイオリンの2年間のコースを修了。 イタリアで学び、バロック・ヴァイオリンについてエンリコ・オノフリとステファノ・モンタナーリに師事。 2012年から2015年まで、リッカルド・ドーニ率いる古楽器アンサンブル「アカデミア・デラヌンチアータ」に所属。 Neyza Copa 2013年から2015年まで、ステファノ・デミケッリ率いる「タレンティ・ヴルカーニチ・デッラ・ピエタ・デイ・トゥルキーニ」に所属。 2015年に鍵盤楽器奏者のガブリエーレ・マルゼッラとデュオを結成。 その後、チェロの渡邉一世らも加わって「ルクス・テッレ・バロック・アンサンブル」としての演奏活動も開始しています。 CDは、Brilliant Classics、Arcanaから発売。 ガブリエーレ・マルゼッラ(チェンバロ)トリノ近郊のキヴァッソで誕生。 6歳からピアノを学び始め、8歳の時にチッタ・ディ・ストレーザ国際コンクールで優勝し、2012年にはカンデロとカラリオのコンクールで優勝、2013年にチッタ・ディ・リッソーネ国際コンクールで優勝。 ノヴァーラのグイド・カンテッリ音楽院で学び、2015年にディプロマを取得。 幼少期からソロと室内楽の両方でイタリア各地で演奏活動を展開し、近年はチェンバロも演奏。 ネイサ・コーパとデュオを結成してからは古楽の分野で主に活躍。 CDは、Brilliant Classicsから発売。 渡邉一世(ヴィオラ・ダ・ガンバ)10歳からミラノ音楽学校でクレール・イボット、アンドレア・アンツァローネにチェロを師事。 ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院ではクリスティアン・ベリザリオに師事し、2012年に最優秀の成績で卒業。 2012年から2014年までクレモナのアカデミア・スタウフェルでロ・ロッコ・フィリピーニに師事。 2015年にはノヴァーラのグイド・カンテッリ音楽院でガエタノ・ナシッロに師事し、バロック・チェロのディプロマを取得。 … 【輸入盤】 フォンタナ、ジョバンニ・バッティスタ(c1571-c1630) / ヴァイオリン・ソナタ全集 ネイサ・コーパ、ルクス・テッレ・バロック・アンサンブル(2CD) 【CD】 2,328 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明マルティーノ・ビッティ:リコーダー・ソナタ集これまで音楽史の片隅に忘れ去られていながら、イギリスの音楽学者マイケル・タルボット(トールバット)の功績等によって、最近になって詳細な調査や音楽の分析、作品の目録化の対象となり始めているイタリア・バロックの作曲家兼ヴァイオリニスト、マルティーノ・ビッティのリコーダー・ソナタ集。 ビッティはコレッリ後の時代の音楽家のひとりとして、ヴェネツィアでジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィヴァルディ(アントニオの父)から音楽の訓練を受け、1688年から晩年まではフィレンツェでトスカーナ大公に仕え、宮廷ヴァイオリン奏者等として活動しました。 本アルバムに収録されているのは、1711年にロンドンで出版されたフラウトのためのソナタ集(原題は「フラウトまたはヴァイオリンと演奏するための2本のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集」)で、17世紀後半から18世紀初頭のイタリア音楽においてもっとも活発で刺激的なフェルディナンド王子の宮廷で活動した音楽家についての、最新の研究成果が反映されています。 (輸入元情報)【収録情報】● ビッティ:リコーダー・ソナタ集 ソナタ2 ソナタ4 ソナタ1 ソナタ5 ソナタ3 ソナタ7 ソナタ6 ソナタ8 クロマ・バロック・アンサンブル ダニエーレ・ローディ(リコーダー) ジョルジャ・ザニン(テオルボ) ローランド・モーロ(バロック・チェロ) リーザ・モロコ(チェンバロ) 録音時期:2021年11月 録音場所:イタリア 録音方式:ステレオ(デジタル) 【輸入盤】 ビッティ、マルティーノ(1656-1743) / リコーダー・ソナタ集 クロマ・バロック・アンサンブル 【CD】 3,238 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明昔日のフランス北部に花開いた「宮廷式恋愛」の息吹中世の貴人たちを虜にした南フランスの宮廷詩歌人(トルバドゥール)たちの歌を集めた『オクシタニアの夜』、ドイツ語圏のミンネゼンガーによる宮廷音楽を集めた『菩提樹の下で』に続くアンサンブル・セラドンの中世音楽アルバムは、フランスの北側で活躍した宮廷詩歌人(トルヴェール)たちの音楽を厳選。 カタルーニャ語やスペイン語にやや近い南フランスの言葉で詩歌を作ったトルバドゥールと違い、ここに集められた曲はどれも現代フランス語の直接の先祖となる北フランスの言葉で詩句が編まれており、パリでノートルダム楽派のポリフォニー教会音楽が花開いた時代にあってフランスの貴人たちが艶やかな恋愛に憧れ、高度な文学・音楽芸術を愉しんでいた様子を窺わせるものとなっています。 14世紀に編纂された史料をもとに、セラドンの音楽家たちはニュアンス豊かな詩句の味わいを最大限に活かす音作りでみずみずしい解釈を聴かせ、冒頭トラックのように数十秒にわたり鳥の声など自然音を取り込んだ演出も歌詞に即して導入、各作品の魅力をいっそう豊かに伝えてくれます。 ヴィエルのル・グェン、オルガネットのヒュン・ファン・シュアンなど新旧世代の名手が集う器楽勢の頼もしさもセラドンならでは。 緑豊かな中世フランスで、既婚女性へのプラトニックな恋慕を軸とした「宮廷式恋愛」がどんな芸術的瞬間へと昇華されていったか、1枚を通じて深く聴き確かめられる内容になっています。 ※ブックレットの歌詞は原詩のみの掲載で英訳等はありません。 (輸入元情報)【収録情報】中世フランス北部のトルヴェールの歌『良からぬ夫を持った妻』01. 作者不詳:サンザシの咲き乱れる園で02. エティエンヌ・ド・モー(生歿年不詳、13世紀に活躍):わたしの夫は嫉妬深く(器楽による演奏)03. 作者不詳:麗しのヨランは『聖母の奇跡』04. 作者不詳:わたしは夫など要りません(器楽による演奏)05. ゴーティエ・ド・コワンシ[1177-1236]:今朝、陽が姿をあらわす頃に『宮廷式恋愛の駆け引き』06. ティボー・ド・シャンパーニュ[1201-1253]:わたしは一角獣のごとく07. マロワ・ド・ディエルニョ(または貴婦人マロワ。 生歿年不詳、13世紀に活躍):なんと嬉しいことには08. ギオ・ド・ディジョン(生歿年不詳、1215-1225年頃活躍):わたしは歌わねばならない、誰よりも美しい人のため『麗しき季節の訪れに』09. 作者不詳:五月、麗しき季節の訪れに10. 作者不詳:花を育む朝露の間で(器楽による演奏)11. 作者不詳:ある時、わたしが馬を進めていると12. 作者不詳:羊飼い娘の物語詩(器楽による演奏)13. 作者不詳:お望みですか、わたしからあなたに捧げる歌を アンサンブル・セラドン(声楽、古楽器アンサンブル) クララ・クトゥリ(ソプラノ) ポラン・ビュンドゲン(カウンターテナー、シフォニ=小型ハーディガーディ、指揮) ノルウェン・ル・グェン(弓奏ヴィエル=中世フィドル) カロリーネ・ヒュン・ファン・シュアン(オルガネット=ポルタティーフオルガン、クラヴィシテリウム) フローラン・マリー(リュート) グウェナエル・ビアン(中世フルート、リコーダー) リュドウィン・ベルナテネ(打楽器) 録音時期:2024年2月 録音場所:リヨン、サン=ルイ=サン=ブリュノ学院礼拝堂 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 【輸入盤】 麗しき季節の訪れに?中世フランス北部のトルヴェールたちの歌 アンサンブル・セラドン 【CD】 3,441 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明テレマン:最晩年の管弦楽作品集テレマン作品の第一人者、ミシャエル・シュナイダーとラ・スタジオーネがテレマン最晩年の作品を録音。 1834年にラトヴィアの首都リガの大聖堂付きの音楽家だったゲオルク・ミヒャエル・テレマン[1748-1831]の遺品から、彼の祖父ゲオルク・フィリップ・テレマンの自筆譜や書簡などが発見されました。 その中には1760年代に書かれたとみられる9巻にのぼる楽譜があり、このCDの収録曲はそこから採られています。 テレマンが得意としていたフランス風序曲のスタイルによる管弦楽組曲やイタリア風のシンフォニアなど、洗練された筆致によるテレマンの「白鳥の歌」と言うべき作品群です。 (輸入元情報)【収録情報】テレマン:最晩年の管弦楽作品集Disc11. 組曲 ニ長調 TWV.55:D212. ディヴェルティメント TWV.50:223. 組曲 ニ長調 TWV.55:D224. シンフォニア・メロディカ TWV.50:25. 組曲 ニ長調 TWV.55:D236. ファンファーレTWV.50:44Disc27. 組曲 ヘ長調 TWV.55:F168. ディヴェルティメント TWV.50:239. ディヴェルティメント TWV.50:2110. 組曲 ト短調 TWV.55:g9 ラ・スタジオーネ・フランクフルト ミヒャエル・シュナイダー(指揮) 録音: 2014年1月、Deutschlandfunk Kammermusiksaal, Koln(5,6) 2016年3月、Konzerthalle Georg Philipp Telemann(9) 2018年3月、Festeburgkirche Frankfurt am Main(1,2,3) 2018年3月、Deutschlandfunk Kammermusiksaal, Koln(4) 2021年6月、Festeburgkirche Frankfurt am Main(7,8,10) 【輸入盤】 Telemann テレマン / 白鳥の歌?最晩年の管弦楽作品集 ミヒャエル・シュナイダー&ラ・スタジオーネ・フランクフルト(2CD) 【CD】 4,959 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明ベルリン古楽アカデミーの最新盤はテレマンの後期作品集!ベルリン古楽アカデミー(AKAMUS)の「PENTATONE」最新盤はテレマンの作品集です。 「harmonia mundi」や「CAPRICCIO」などのレーベルに数多くのテレマン録音を行ってきたベルリン古楽アカデミー。 その録音プログラムは管弦楽作品から協奏曲、声楽曲まで多岐に渡り、すべてのアルバムでテレマン作品の魅力をクラシック・ファンに伝えてきました。 「PENTATONE」レーベルでは、21世紀になって復活上演されたという歌劇『ミリヴァイス』をライヴ録音していますが、このアルバムでは晩年の作品を集めています。 プログラムのメインとなるのは、ドイツ語によるソプラノ独唱のための劇的カンタータ『イーノ』。 1765年、84歳のテレマンがギリシャ神話の登場人物「イーノー」の物語を題材に一気に書き上げたという、演奏時間が30分を超える大作です。 テレマンの声楽作品の中では例外的に録音が多く、名歌手たちが名唱を残していますが、今回はドイツを中心に古楽、オペラ、リートに大活躍中のソプラノ、クリスティーナ・ランツハマーがベルリン古楽アカデミーの鋭い演奏をバックに、変化に富んだこの名作を表情豊かに歌い上げています。 また『イーノ』の他に3曲の管弦楽作品を収録。 1765年に作曲された『序曲 ニ長調』はヘッセン=ダルムシュタット方伯ルートヴィヒ8世のために書かれた管弦楽組曲で、狩猟好きのルートヴィヒ8世のためとあってかホルンとオーボエが活躍する楽曲となっています。 フランス様式の序曲から始まる典型的な組曲の形式ながら、第4楽章の鐘を模した旋律(ダルムシュタットの宮廷の鐘の音を模倣したとされています)が印象的な「カリヨン」など工夫が凝らされた楽章構成が楽しめます。 『ディヴェルティメント 変ホ長調』と『シンフォニア・メロディカ ハ長調』は、対照的にイタリア様式の協奏曲形式が中心を占める構成となっています。 躍動感ある管楽器の活躍と各楽章で異なる趣向が凝らされた構成が聴きどころです。 ベルリン古楽アカデミーの切れ味鋭い生き生きとした演奏は、作品の個性だけでなく各楽章の個性まで際立たせ、テレマン作品の魅力を存分に教えてくれます。 フルート、オーボエ、ホルンといった管楽器の妙技も注目点でしょう。 最晩年まで旺盛な作曲意欲を持ち続けた天才作曲家テレマンの円熟の作曲技法を堪能できるすばらしいアルバムです。 (輸入元情報)【収録情報】テレマン:1. 序曲(管弦楽組曲)ニ長調 TWV.55:D21〜2つのホルン、2つのオーボエ、弦楽と通奏低音のための2. 劇的カンタータ『イーノ』 TWV.20:413. ディヴェルティメント 変ホ長調 TWV.50:21〜2つのホルン、2つのフルート、弦楽と通奏低音のための4. シンフォニア・メロディカ ハ長調 TWV.50:2〜2つのオーボエ、弦楽と通奏低音のための クリスティーナ・ランツハマー(ソプラノ:2) ベルリン古楽アカデミー(コンサートマスター:ベルンハルト・フォルク) 録音時期:2022年6月10-13日 録音場所:ベルリン、ニコデモ教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 【輸入盤】 Telemann テレマン / 劇的カンタータ『イーノ』、後期管弦楽曲集 クリスティーナ・ランツハマー、ベルリン古楽アカデミー、ベルンハルト・フォルク 【CD】 2,723 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明参考動画 Dignare me - Diego Ortizドゥルツィアン・アンサンブルのための音楽!16世紀と17世紀のレパートリー、そして現代音楽と即興演奏に対しても同じ情熱を共有する仲間たちで構成された、歴史的奏法に精通した古楽アンサンブル「イタリアン・コンソート」に、国際舞台でルネサンス・コルネット(ツィンク)のスターとして確固たる地位を築いているアンドレア・インギシャーノを特別ゲストとして迎えて実現した特別プロジェクト「エクス・テンポーレ」のレコーディング。 リュートとオルガンを伴奏に、ソプラノ、アルト、テノール、バス、コントラバス等様々なサイズのドゥルツィアン(ドゥルシアン。 ファゴットの祖先とも言われるダブル・リードの木管楽器)に、曲によってツィンクや打楽器、リコーダーが加わった興味深い編成で、モラレス他16世紀の作品を中心に、マルコ・ベッタやジョヴァンニ・ソッリマら現代の作品も組み合わせるといった趣向を凝らした構成になっています。 (輸入元情報)【収録情報】● クリストバル・デ・モラレス[1500-1553]:Circumdederunt me(5声)● ルイス・デ・ミラン[1500-1561]:パヴァーヌとガリアルド● マルコ・ベッタ[1964-]:マドリガーレ(6声)● コスタンツォ・フェスタ[1485-1545]:コントラプント63(4声)● ディエゴ・オルティス[1510-1576]:リチェルカーダ第2番(2声)● モラレス:ピエ・イエズ(5声)● アントニオ・ヴァレンテ[1520-1601]:Lo ballo dell’intorcia(オルガン独奏)● ジョヴァンニ・ソッリマ[1962-]:Igiul● アゴスティーノ・アガッツァーリ[1578-1640]:Beatus Vir● ピエトロ・パオロ・ボッローノ・ダ・ミラノ[1490-1563]:パヴァーナとサルタレット(リュート独奏)● モラレス:深き淵より(5声)● フェスタ:コントラプント61(4声)● チプリアーノ・デ・ローレ[1515-1565]/オラツィオ・バッサーニ[1550-1615]:美しき乙女● アントニオ・デ・カベソン[1510-1566]:『騎士の歌』によるデフェレンシアス(オルガン独奏)● オルティス:Dignare me(5声)● アロンソ・ムダッラ[1510-1580]:ファンタジア(リュート独奏)● ジョヴァンニ・パオロ・チーマ[1570-1622]:カプリッチョ● トマス・ルイス・デ・ビクトリア[1548-1611]:おお、聖なる饗宴よ(6声) イタリアン・コンソート 録音時期:2019年4月 録音場所:イタリア 録音方式:ステレオ(デジタル) 【輸入盤】 エクス・テンポーレ?ルネサンスと現代のドゥルツィアン・コンソートのための音楽 イタリアン・コンソート 【CD】 3,238 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明ヴァッレロトンダとズリヤン。 異能の撥弦奏者2人が探る17世紀の光と闇フランスの太陽王ルイ14世が私的に愛奏したスペイン式ギター(バロックギター)の名手で、フランスと英国をまたにかけ活躍した名手コルベッタ。 17世紀初頭にボローニャで生まれ、世紀半ばまではイタリア半島を拠点にスペイン式ギターのための曲集を何冊か出版していましたが、1650年代にルイ14世の祭典に加わり頭角をあらわし、1660年代には王政復古期のイングランドでも新王チャールズ2世や有力貴族たちから広く愛顧を受けました。 それぞれ英仏両王に捧げられた2集の『王のギター』(1671年と1674年に出版)は今日でもバロックギター奏者たちの重要なレパートリーとして有名ですが、イタリアの異才撥弦奏者が集う「イ・バッシフォンディ」の主宰者シモーネ・ヴァッレロトンダはここで、イタリア時代に遡ってコルベッタの作品を集めた網羅的な選曲でこの作曲家の至芸を概観。 ギター二重奏を中心に、曲によっては打楽器や歌唱も加え、長いネックが特徴的な南イタリアの民俗楽器コラショーネ、かき鳴らす奏法に特化したキタラバッテンテなども使いつつ、欧州各地の宮廷文化に留まらないこの作曲家の着想源の豊かさを広く伝える選曲と解釈を聴かせてくれます。 ギター二重奏のパートナーは、中世まで遡るリュート研究と幅広い演奏スタイルの使い分けで注目を集めるスロヴェニア出身の名手ボル・ズリヤン。 作品背景を適切にふまえながら流麗なサウンドを自在に駆使するヴァッレロトンダと共に、モンテヴェルディ存命中のイタリアからリュリ全盛期のフランス様式まで、既存の録音群とは一味違った新鮮なコルベッタ像をお楽しみください。 (輸入元情報)【収録情報】リュリ:1. フランス衛兵隊の将(打楽器による独奏/ヴェルサイユ市立図書館の筆写譜168より)コルベッタ:2. フランスとスイスの喇叭と太鼓〜マーストリヒト制圧に寄せて3. ホ調のフォリア4. モンマス公のお気に入りのガヴォット『フィッリはぼくを哀れに思い』5. イ調のパッサカリア6. ファンファーレ7. もうひとつのファンファーレ8. 王のお気に入りのアルマンド『恋の神には抗い切れぬ』9. 2声のシンフォニア10. イ調のサラバンド11. フォリア12. マントヴァの調べ13. ヨーク公のお気に入りのアルマンド『自由が欲しけりゃ』14. 王の御出立に寄せるサラバンド15. 王のお気に入りのジグ16. サラバンド『王太子妃』17. ホ調のコンセール I. プレリュード II. アルマンド III. サラバンド IV. パサカーユ V. ムニュエ(メヌエット)ド・ヴィゼー:18. フランチェスコ(・コルベッタ)氏のトンボー(追悼曲)コルベッタ:19. 王弟妃殿下のトンボー『恋の神が統べていた空から』 イ・バッシフォンディ(古楽器使用) シモーネ・ヴァッレロトンダ(バロックギター、コラショーネ、テオルボ、指揮) ステファノ・トダレッロ(コラショーネ、テオルボ、キタラバッテンテ) ガブリエーレ・ミラークレ(打楽器、コラショーネ) ボル・ズリヤン(バロックギター) モニカ・ピッチニーニ、フランチェスカ・ボンコンパーニ(ソプラノ) ダヴィデ・ベネッティ(バス) 録音時期:2023年2月1-5日 録音場所:イタリア北部ロンバルディア州ブレシア県グッサーゴ、ヴィッラ・トーニ・ジア・アヴェロルディ 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 【輸入盤】 コルベッタ、フランチェスコ(c.1615-1681) / 王のギター?コルベッタのギター音楽 シモーネ・ヴァッレロトンダ&イ・バッシフォンディ、ボル・ズリヤン、他 【CD】 3,137 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明ルイ14世の楽団規模を凌駕!?精鋭大編成で織りなすフランス最新のシャルパンティエ像フランス語による音楽劇の古典的形式(抒情悲劇)を創出したリュリ亡き後、後続世代の作曲家が続々発表したフランス語オペラのひとつであるシャルパンティエの『メデ』。 尽くした甲斐なく恋敵クレユーズの元へ去ったジャゾンへの憎悪から、彼との間に生まれた子供たちまで自らの手で殺してしまうメデの恐ろしい復讐劇です。 1693年の初演こそ失敗に終わりましたが、その充実したドラマは20世紀に入ってシャルパンティエへの再評価が進む中で見直され、今や同作曲家の劇音楽への適性を示す重要作のひとつに数えられています。 それにもかかわらず滅多に出ない全曲録音が、劇的起伏と高雅な表現に長けたニケの指揮で待望のリリース。 独唱陣はヴェロニク・ジャンスとシリル・デュボワという申し分ない主役2人を始め、今のフランス歌劇界を代表する第一線の名歌手揃い。 通奏低音陣はヴィオール(ガンバ)とチェロ、テオルボが2人ずつ配され、ヴィオールの齋藤由香やチェロのトゥルモー・ダレンら名手たちによる頼もしい声楽サポートが光ります。 クラヴサン(チェンバロ)は大ベテランのエリザベート・ガイガー。 リコーダーのエロイーズ・ガイヤール、無孔ナチュラル・トランペットのジャン=フランソワ・マドゥーフなど世界的ソリストの名も見られるオーケストラは弦だけで30名。 いわばルイ14世の弦楽合奏団「24のヴァイオリン」を凌ぐ規模で、ニケの指揮の下での一体感と才気に満ちた音作りは管楽器勢の活躍と相俟って実に聴きごたえ充分です。 (輸入元情報)【収録情報】● シャルパンティエ:歌劇『メデ』全曲 メデ…ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ) ジャゾン…シリル・デュボワ(テノール) クレユーズ…ユディト・ファン・ヴァンロイ(ソプラノ) クレオン…トマ・ドリエ(バリトン) オロント…ダヴィド・ヴィチャク(バリトン) 勝利の女神、ネリーヌ、恋の神…エレーヌ・カルパンティエ(ソプラノ) 民衆の長、住民、アルゴスの民1、復讐の神…アドリアン・フルネゾン(バス=バリトン) ベローヌ…フロリアーヌ・アスレール(メゾ・ソプラノ) 羊飼い1、コリントの民1、アルゴスの民2、囚人3…ダヴィド・トリクー(テノール) 羊飼い2、アルカス、コリントの民2、嫉妬の神…ファビアン・ヨン(テノール) イタリアの民、クレオーヌ、女羊飼い1、囚人1、幽霊1…ジャンヌ・アムザル(ソプラノ) 栄光の神、女羊飼い2、囚人2、幽霊2…マリーヌ・ラフダル=フラン(ソプラノ) ル・コンセール・スピリチュエル(合唱&古楽器アンサンブル) エルヴェ・ニケ(指揮) 録音時期:2023年3月 録音場所:フランス北東部ピカルディ地方ソワソン、シテ・ド・ラ・ミュジーク・エ・ラ・ダンス 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 楽譜監修:ニコラ・ソー 【輸入盤】 Charpentier MA. シャルパンティエ / 歌劇『メデ』全曲 エルヴェ・ニケ&ル・コンセール・スピリチュエル、ヴェロニク・ジャンス、シリル・デュボワ、他(2023 ステレオ)(3CD) 【CD】 5,465 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明39曲から成るヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲全集の第1弾!ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲集ソフィー・デルヴォー、ラ・フォリア・バロックオーケストラウィーン・フィル首席ファゴット奏者、ソフィー・デルヴォーが、ヴィヴァルディのファゴット協奏曲全39曲をすべて録音するという大規模なプロジェクトを始動します。 第1弾となる今回のアルバムには、RV 474、RV 497、RV 481、RV 501、RV 484、RV 473の6つの協奏曲を収録。 ヴィヴァルディのファゴット協奏曲には超絶技巧を要する作品が多数含まれる一方で、哀愁に満ちた短調の音楽も多く、すべての作品のレコーディングが待たれていたことから、今回の大型企画は歓迎されるところです。 ちなみにこれまでの全集では、ダニエル・スミス盤が37曲、タマーシュ・ベンコーチ盤が31曲となっていました。 ▶ Berlin Classics 検索 演奏者情報◆ ソフィー・デルヴォー(ファゴット)ソフィー・デルヴォーは、ウィーン・フィルとウィーン国立歌劇場管弦楽団の首席奏者を務めながら、ソリスト、室内楽奏者、教育者としても活動する人気のファゴット奏者。 ウィーン・フィルの前はベルリン・フィルの首席コントラファゴット奏者兼ファゴット奏者だったという華麗なキャリアの持ち主です。 【名前】「デルヴォー」という姓は、2018年の8月に、フランス人ホルン奏者でコンセルトヘボウ管弦楽団首席奏者でもあった作曲家のフェリックス・デルヴォーと結婚してから使用されており、それ以前の姓は「ダルティガロング」でした。 【使用楽器】ソフィー・デルヴォーは、ドイツの楽器メーカー「ピュヒナー」の「ダークで丸みのある音」が好きなそうで、「モデル・スペリオール」や「モデル23コンパクト」などを愛奏しています。 しかし、ベルリン・フィルでもウィーン・フィルでも、ファゴット仲間からは、業界の有名ブランドである「ヘッケル」を使用するよう勧められ、彼女もヘッケルや他のファゴットを試してもいます。 それでも、調和の点でもまったく問題ないことから彼女の考えが変わることはなく、結果的に、約75年ぶりにヘッケルを吹かないウィーン・フィルのファゴット奏者になったということでした。 ◆ ラ・フォリア・バロックオーケストラ2007年にヴァイオリニストのロビン・ペーター・ミュラーによって、ヴィヴァルディゆかりの地でもあるドレスデンで設立された古楽器オーケストラ。 創設以来、ミュラーが芸術監督兼コンサートマスターを兼務。 団体名の「ラ・フォリア」は、常軌を逸したとか狂気といった意味合いです。 ロビン・ペーター・ミュラーは、ドレスデン生まれのヴァイオリニストで、2007年にプフォルツハイム劇場のコンサートマスター、2008年にマンハイム室内管弦楽団となり、以後、各地のオーケストラでゲスト・コンサートマスターを務めながら、ラ・フォリア・バロックオーケストラでの活動を推進してきました。 CDは、Berlin Classics、Deutsche Harmonia Mundi、Accent、Sony Classical、Stockfisch Recordsなどから発売。 トラックリスト (収録作品と演奏者)アントニオ・ヴィヴァルディ [1678-1741]◆ ファゴットと弦楽と通奏低音のための協奏曲 ハ長調 RV 4741. 第1楽章 アレグロ 03:052. 第2楽章 ラルゴ 03:453. 第3楽章 アレグロ 02:30◆ ファゴットと弦楽と通奏低音のための協奏曲 イ短調 RV 4974. 第1楽章 アレグロ・モルト 03:505. 第2楽章 アンダンテ・モルト 04:546. 第3楽章 アレグロ 02:39◆ ファゴットと弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ短調 RV 4817. 第1楽章 アレグロ 03:118. 第2楽章 ラルゲット 04:599. 第3楽章 アレグロ・モルト 02:38◆ ファゴットと弦楽と通奏低音のための協奏曲 変ロ長調 RV 501 「夜」10. 第1楽章 ラルゴ 02:1111. 第2楽章 幽霊たち (プレスト) 01:4912. 第3楽章 眠り (アンダンテ・モルト) 05:0313. 第4楽章 夜明け (アレグロ) 03:26◆ ファゴットと弦楽と通奏低音のための協奏曲 ホ短調 RV 48414. 第1楽章 アレグロ・ポコ 04:3015. 第2楽章 アンダンテ 04:2516. 第3楽章 アレグロ 03:08◆ ファゴットと弦楽と通奏低音のための協奏曲 ハ長調 RV 47317. 第1楽章 アレグロ 03:1218. 第2楽章 ラルゴ 04:0719. 第3楽章 メヌエット 07:28 ソフィー・デルヴォー(ファゴット) ラ・フォリア・バロックオーケストラ ソフィー・デルヴォー 年表【ヴェルサイユ拠点】●1991年7月25日、パリ南西部、ヴェルサイユ近くのクラマールに誕生。 父親は数学者でエンジニア、母親はギター教師という家庭。 ●1996年、5歳でピアノを始めますが、2週間でレッスンを中断。 ●母にギターを教わります。 ●2001年、10歳でクラリネットを学び始めています。 1人で演奏するのではなく、誰かと一緒に演奏したいという理由でした。 ●2003年、12歳のときにフランス式ファゴット「バソン」に夢中になり、熱心に練習。 その結果、地元のヴェルサイユ音楽院では半年学んだ段階で、次の過程に進める状態になっていました。 【リヨン拠点】●家族と共に、パリの南南東400kmほどのところにあるリヨンに転居。 ●リヨン地域音楽院に入学。 ●2008年、17歳の時にはリヨン国立音楽院に入学。 カルロ・コロンボとジャン・ピニョリという優れた教師に出会い、彼らがドイツ式のファゴットを教えていたことから、ソフィーは楽器をバソンからファゴットに変更しています。 【ベルリン拠点】●2011年、ベルリン・フィルのカラヤン・アカデミー(オーケストラ・アカデミー)に奨学生として参加し、ダニエレ・ダミアーノ(ファゴット)、マリオン・ラインハルト、マルクス・ヴァイトマン(コントラファゴットバス)に師事。 ●2011年、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学に入学、のちに修士号を取得。 ●2012年、カラヤン・アカデミーでの勉強を終えた後、ベルリン・フィルのコンクールに参加して優勝。 ●2013年5月1日に首席コントラファゴット奏者(兼ファゴット奏者)として入団。 順調な音楽家生活を送ります。 ●2014年2月、シュトゥットガルト放送交響楽団とフンメルを演奏。 ●2014年5月、サンクトペテルブルク、ミュージカル・オリンパス・フェスティヴァルに出演。 ●2014年7月、フィンランドのキミト島音楽祭に出演。 ●2014年11月、フランコニア音楽祭に出演。 【ウィーン拠点】●2015年、ウィーン国立歌劇場管弦楽団のオーディションがあることを知り、3週間に渡ってオーディションの準備のための練習に明け暮れ、見事に合格。 ミヒャエル・ヴェルバの後任でした。 ●2015年、ウィーン国立歌劇場管弦楽団に首席ファゴット奏者として入団。 膨大なレパートリーの習得に励みます。 ●2016年5月、フローニンゲン・ファゴット・フェスティヴァルにゲスト・アーティストとして参加。 ●2017年6月、武蔵野市民文化会館で、日本初のリサイタル。 ●2017年9月、ウィーン・リード・クインテットのメンバーとして、レコーディングに参加。 ラモー:「勝利」、モーツァルト:幻想曲 K.608、ラヴェル:「クープランの墓」を演奏。 ●2018年4月、トゥールーズ・ウィンド・オーケストラとトマジのファゴット協奏曲を演奏。 ●2018年10月、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者として正式に登録。 ●2020年、ウィーン市立音楽芸術大学の教職に就きます。 ●2020年、ソロ・デビュー・アルバム「impressions」をレコーディング。 ●2021年、セカンド・アルバム「ファゴット協奏曲集」をレコーディング。 【コンクール】●2010年、「アウディ・モーツァルト・ファゴット・コンクール」第1位(イタリア)。 ●2010年10月、「ロッシーニ・ファゴット・コンクール全国大会」第1位(イタリア)。 ●2010年11月、「カール・マリア・フォン・ウェーバー・ファゴット・コンクール」第1位(ポーランド)。 ●2011年5月、「国際アカデミック・オーボエ・ファゴット・コンクール」第1位(ポーランド)。 ●2011年、「クルーセル国際ファゴットコンクール」第2位(フィンランド)。 ●2012年10月、「ミハウ・スピサク国際ファゴット・コンクール」第1位(ポーランド)。 ●2013年4月、「ムーリ・コンクール」第2位(スイス)。 ●2013年9月 「ARDミュンヘン国際コンクール」第2位、観客賞(ドイツ)。 1位の出にくいことで知られる難関で、1位なしの2位を、小山莉絵と分け合い、ソフィーは観客賞を、小山莉絵は委嘱新作最優秀賞を獲得(小山莉絵はドイツ・カンマーフィル首席奏者になります)。 ●2014年10月、「ボン・ベートーヴェンフェスト」で「ボン・ベートーヴェン・リング」受賞(ドイツ)。 44.3%の票を獲得【ソリストとして共演したオーケストラ】●バイエルン放送交響楽団(ジョリヴェット協奏曲)●シュトゥットガルトSWR交響楽団(フンメル協奏曲)●ミュンヘン室内管弦楽団(ヴィヴァルディ協奏曲)●ウィーン室内管弦楽団(ストラウス協奏曲)●ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団●リヨン国立管弦楽団●南西ドイツフィラルモニック管弦楽団(モーツァルト協奏曲)、他 Track listAntonio Vivaldi 1678-1741Konzert für Fagott, Streicher und Basso continuo C-Dur RV 4741. 1. Allegro 03:052. 2. Largo 03:453. 3. Allegro 02:30Konzert für Fagott, Streicher und Basso continuo a-moll RV 4974. 1. Allegro molto 03:505. 2. Andante molto 04:546. 3. Allegro 02:39Konzert für Fagott, Streicher und Basso continuo d-moll RV 4817. 1. Allegro 03:118. 2. Larghetto 04:599. 3. Allegro molto 02:38Konzert für Fagott, Streicher und Basso continuo B-Dur RV 501 "La notte"10. 1. Largo 02:1111. 2. I fantasmi (Presto) 01:4912. 3. Il sonno (Andante molto) 05:0313. 4. Sorge l'aurora (Allegro) 03:26Konzert für Fagott, Streicher und Basso continuo e-moll RV 48414. 1. Allegro poco 04:3015. 2. Andante 04:2516. 3. Allegro 03:08Konzert für Fagott, Streicher und Basso continuo C-Dur RV 47317. 1. Allegro 03:1218. 2. Largo 04:0719. 3. Menuett 07:28Sophie Dervaux FagottLa Folia Barockorchester Sonstiges Ensemble 年表付き商品説明ページ一覧【バロック作曲家(生年順)】◆ バード [c.1540-1623]◆ カッツァーティ [1616-1678]◆ ルイ・クープラン [1626-1661]◆ クープラン一族◆ ダンドリュー [1682-1738]◆ スタンリー [1713-1786]【古典派&ロマン派作曲家(生年順)】◆ モンジュルー [1764-1836] (ピアノ系)◆ ベートーヴェン [1770-1827]◆ ジャダン [1776-1800] (ピアノ系)◆ リース [1784-1838]◆ ブルックナー [1824-1896]… 【輸入盤】 Vivaldi ヴィヴァルディ / ファゴット協奏曲集 ソフィー・デルヴォー、ラ・フォリア・バロックオーケストラ 【CD】 3,238 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明バディア:ソプラノと通奏低音のためのカンタータ集ウィーンの宮廷で富を築いた多くのイタリア人音楽家のひとり、カルロ・アゴスティーノ・バディアのカンタータ集。 1964年に作曲家として雇われたバディアは皇帝レオポルト1世とヨーゼフ1世に44年間にわたって仕え、大量のカンタータ、メロドラマ、オラトリオを製作し、オーストリア宮廷で高く評価されました。 このアルバムに収録された世俗的なカンタータ(1699年にニュルンベルクで出版されたコレクション「Tributi Armonici」より)は、伝統的なスタイル(特にヴェネツィア様式)から新しい18世紀のスタイルへの移行を表しており、ロレンツォ・トッツィが率いるローマバロッカ・アンサンブルの伴奏と名ソプラノ歌手ラッファエッラ・ミラネージの柔軟な声で現代に蘇らせます。 (輸入元情報)【収録情報】バディア:● Per te sola, Filli mia● Clori, non piu rigori● Farfalletta amorosa● Pur al fine tu sei mia● Begl’occhi amorosi● Rotto e l’antico laccio● Lumi, che vi diro? ラッファエッラ・ミラネージ(ソプラノ) ローマバロッカ・アンサンブル レナート・クリスクオーロ(チェロ) ロレンツォ・トッツィ(チェンバロ&ディレクター) 録音時期:2023年7月 録音場所:ローマ 録音方式:ステレオ(デジタル) 【輸入盤】 バディア、カルロ・アゴスティーノ(1672-1738) / ソプラノと通奏低音のためのカンタータ集 ラッファエッラ・ミラネージ、ローマバロッカ・アンサンブル 【CD】 3,238 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明田園気分に浸るロココの響き、名手トビー・ミラーの真骨頂木製の箱の端につけたハンドルで楽器内の車輪を廻し、その車輪が接する弦を擦ることで音を出す楽器ハーディガーディ。 その歴史を中世まで遡れば知識人社会では一時廃れ、農村で伝承曲を奏でる楽器として辛うじて残りましたが、そのイメージが逆に牧歌的な理想郷での田園生活への憧れと結びついたのが18世紀のフランスでした。 フランス語でヴィエラルー(車輪式ヴィエル)の名のもと、愛奏者の激増に合わせて上流階級向けの楽器が多く作られ、同時期に同じ事情で流行したミュゼットと共に多くの曲が誕生しました。 21世紀にその名手として活躍、中世音楽からバッハの無伴奏曲までヴィエラルーで弾きこなす俊才トビー・ミラーはここで、独奏楽器としてのヴィエラルーの可能性の広さや声楽との相性を十全に示すべく、多角的な視点で作品を厳選。 ミュゼット(演奏は横笛とバグパイプの名手ラザレヴィチ!)やヴァイオリンとの共演やヴィエラルー二重奏なども盛り込むことで、2017年にリリースした技巧派ソナタやカンタートを集めたアルバムとはまた異なる角度からロココのヴィエラルー芸術の面白さを堪能させてくれます。 ふくよかで柔軟なミュゼットの音との対比も、同じ弦を擦るヴァイオリンとの特性の違いも聴きどころ。 通奏低音付きソナタではトビー・ミラーが細やかな装飾音や急速なパッセージを流麗に弾きこなし、時に異界感さえ感じさせる曲作りの面白さと相俟って、伸縮自在の音作りでこの楽器の味わいを最大限に楽しませてくれます。 楽器や音色の珍しさに全く甘んじない、圧巻の音楽性あればこその聴きごたえ。 多くの人に届いてほしい21世紀ならではの古楽アルバムです。 (輸入元情報)【収録情報】● ルイ・ルメール[c.1693-1750]:カンタティユ『ラ・ミュゼット』● ラヴェ氏(生歿年不詳、1750年前後に活躍):第1ソナタ『田園情緒』● ジャン=バティスト・デュピュイ(生年不詳、18世紀前半-1759):2つのヴィエル(=ヴィエラルー)のための第6ソナタ● ルメール:カンタティユ『田園の楽しみ』● セルヴェ・ベルタン[c.1687-1759]:リゼット、ぼくの話なんて聞いてないんだね● デュピュイ:第1&第2エール〜『二重奏の戯れ』第6組曲より● ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ[1689-1755]:第5のお楽しみ〜新たなお楽しみの曲集 Op.100より● 作者不詳:純朴なる羊飼い● ジャン=フランソワ・ボユアン[c.1716-c.1781]:田園風ディヴェルティスマン第4番『スペインのフォリア』 アンサンブル・ダンギー(声楽&古楽器アンサンブル) トビー・ミラー(ヴィエラルー=宮廷風ハーディガーディ、指揮) モニカ・マウフ(ソプラノ) フランソワ・ラザレヴィチ(ミュゼット=ふいご式バグパイプ) アリス・アンベール(ヴィエラルー) エリー・ニメロスキ(ヴァイオリン) カロライン・リッチー(バス・ド・ヴィオール=ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェロ) ノラ・ハンゼン(バスーン) サム・チャップマン(テオルボ、バロックギター) ナージャ・ルソーニエ(クラヴサン=チェンバロ) 録音時期:2022年10月19-22日 録音場所:フランス東部アルザス地方ライメン、サン=レジェ教会 録音場所:ステレオ(デジタル/セッション) 【輸入盤】 純朴なる羊飼い?ヴィエラルーのための18世紀フランス音楽 トビー・ミラー&アンサンブル・ダンギー 【CD】 3,137 円
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