深淵なるリストの世界をペネティエが描く 〜十字架への道 ★ペネティエ渾身の演奏で聴く、リストの「十字架への道」。 この作品は無調的な曲ではありますが、リストの晩年の敬虔な信仰心が感じられる美しい作品です。 キリストが死を前にし、十字架を背負いゴルゴダの丘へと歩いていく様子をピアノと合唱による14の場面で描かれています。 ヴォックス・クラマンティスの美しい声とペネティエの神聖な響きを意識した極上のピアノが印象的な演奏です。 アルバムは「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」や「パーテル・ノステル」などのリストの宗教的なピアノ作品を収録し、「十字架への道」へと誘導するような構成となっています。 収録情報 曲目・内容 リスト : ・「詩的で宗教的な調べ」よりパーテル・ノステル ・昇階曲「キリストは我らのために」 ・前奏曲「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」S.179 ・讃歌「王の御旗は進み」 ・十字架への道 アーティスト(演奏・出演) ヴォックス・クラマンティス ヤーン = エイク トゥルヴェ (指揮) ジャン=クロード・ペネティエ (ピアノ) リスト : 十字架への道 ほか 3,245 円
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フレンチピアニズムの華。 絶後の味わいと粋。 伝説のリサイタル初LP化! ★MeloclassicからCDで発売されマニアを唸らせた貴重音源をALTUSがライセンスし初LP化。 LP用にマスタリングし直し、アナログのマスターテープを作った上でカッティング。 熟練の技術者による丁寧な製作でLPならではの風合いを獲得しています。 ★洗練の極みを行く格調高いピアニスト、モニク・アースの貴重なリサイタル録音です。 彼女は幅広いレパートリーを持ち、中でも古典派や近代音楽を得意としました。 またフランス・バロックのクープランやラモーを非常によく取り上げたことでも有名です。 このリサイタルのプログラムはまさにアースならではのもので、時代を超えた美しいピアニズムに徹底された外連味の無い高貴な時間が流れています。 収録情報 曲目・内容 モニク・アース・ライプツィヒ・リサイタル [LP1 A面] モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K.330 (全楽章) [LP1 B面] プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 Op.83 (全楽章) [LP2 A面] ドビュッシー:映像 第1集 (全3曲) 、リスト:3つの演奏会用練習曲 S.144より《軽やかさ》 [LP2 B面] F.クープラン:クラヴサン曲集 第3巻より《ティク・トク・ショク、あるいはマイヨタン》 クラヴサン曲集 第2巻より《神秘的なバリケード》 ラモー:クラヴサン曲集より《一つ目の巨人》、《ミューズ達の対話》、《鳥のさえずり》 アーティスト(演奏・出演) モニク・アース (ピアノ) レコーディング ライヴ録音:1956年3月19日/コングレスハレ・ライプツィヒ/ドイツ民主共和国放送 (モノラル) モニク・アース・ライプツィヒ・リサイタル 15,400 円
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LP完全初出・貴重音源! 伝説のコンマスが遺した歴史的名演の数々 シュヴァルベとコルベルクの協奏曲録音! ★Meloclassicレーベルからリリースされた貴重音源を初LP化。 LP用にリマスターを施し、アナログのマスターテープを作った上でLP化しております。 ★カラヤンに抜擢され帝王の右腕として数々の名演を彩ったシュヴァルベ。 ゴールドベルクの後任としてフルトヴェングラー時代を生き、セルにも物怖じしない信念で自身の音楽を貫いたコルベルク。 ベルリン・フィルの伝説的コンサートマスターであるふたりの超貴重な協奏曲録音を初LP化。 ★シュヴァルベの輝かしい音が堪能できる3曲の協奏曲はどれも絶品。 シューリヒトの伴奏に乗ったコルベルクの薫り高い音色も魅力的です。 収録情報 曲目・内容 ベルリン・フィル 伝説のコンサートマスター 第2集 シュヴァルベとコルベルク 協奏曲編 ミシェル・シュヴァルベ (ヴァイオリン) [LP1-A] 1. ラロ:スペイン交響曲 Op. 21 [LP1-B] 2. グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 Op. 82 [LP2-A] 3. サン= サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番 Op. 61 フーゴー・コルベルク (ヴァイオリン) [LP2-B] 4. シュポア:ヴァイオリン協奏曲第9番「劇唱形式で」 Op. 55 アーティスト(演奏・出演) 1. ルドルフ・ミヘル (指揮) ザールブリュッケン放送交響楽団 2. マリオ・ロッシ (指揮) ケルン放送交響楽団 3. ハンス・シュミット=イッセルシュテット (指揮) ハンブルク北ドイツ放送交響楽団 4. カール・シューリヒト (指揮) シュトゥットガルト放送交響楽団 レコーディング 1. 1964年5月23日ザールブリュッケン/ ハールベルク放送会館・スタジオ録音 2. 1962年2月19日ケルン放送ゼンデザール・スタジオ録音 3. 1965年10月20日ハノーヴァー / 北ドイツ放送ゼンデザール・ライヴ録音 4. 1958年4月11日シュトゥットガルト / ヴィラ・ベルク・スタジオ録音 ベルリン・フィル 伝説のコンサートマスター 第2集 シュヴァルベとコルベルク 協奏曲編 15,400 円
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若き天才ピアニストが挑む! ジャン=フレデリック・ヌーブルジェによる「ハンマークラヴィーア」 ★新進気鋭のピアニスト、ジャン =フレデリック・ヌーブルジェ。 日本でも急速に人気が高まっており、聴き逃す事の出来ないピアニストです。 MIRAREレーベルではツェルニー (MIR-023) 、ライヴ・アット・サントリーホール (MIR-060) の2タイトルが既に発売されて、高い評価を受けています。 今回の収録曲はベートーヴェンのピアノ・ソナタの中でも最も長大で演奏が難しいとされている「ハンマークラヴィーア」を中心に構成されたプログラム。 「ピアノ曲のエベレスト」、「大きな壁」と言われているこの作品ですが、ジャン =フレデリック・ヌーブルジェは緻密な楽曲分析と卓越した技術を最大限に活かし、この高い頂に果敢に挑戦しています。 また特典としてこの難曲に挑戦する若きピアニストを追ったDVDが付属されています。 彼を見出した敏腕プロデューサーのルネ・マルタンも登場。 この「ハンマークラヴィーア」は2009年の来日リサイタルの演目にもなっていて、彼の演奏にますます注目が集まりそうです。 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ集 第29番変ロ長調作品 106「ハンマークラヴィーア」 第19番ト短調 Op.49-1 第20番ト長調 Op.49-2 エリーゼのために イ短調 WoO59 特典DVD : ハンマークラヴィーアの真髄へ迫る旅 (ルネ・マルタン出演) アーティスト(演奏・出演) ジャン = フレデリック・ヌーブルジェ (ピアノ) ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ集 3,245 円
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波多野睦美の「ソネット」レーベル第7弾! バンドネオンの北村聡とコントラバスの田辺和弘を迎えた ピアソラ ガルデル パーセル 時を飛ぶバンドネオンと声の共演! 呼吸する楽器 バンドネオン 声と楽器の2つの息づかいが あらゆるボーダーを超える ★波多野睦美自身のレーベル「ソネット」の7枚目のアルバム「想いの届く日」El dia que me quieras。 今回は日本屈指のバンドネオン奏者北村 聡との共演。 そしてクラシック、アルゼンチンタンゴ、即興演奏などで活動するコントラバス奏者田辺和弘も参加するという、なんともボーダレスな内容となっています。 ★収録曲は、パーセル《ソリチュード》、カルロス・ガルデル《想いの届く日》、リチャード・ロジャーズ《私のお気に入り》、アストル・ピアソラ《オブリビオン》、アリエル・ラミレス《アルフォンシーナと海》、ホセ・ラカジェ《アマポーラ》、フランシス・プーランク《愛の小径》など、これまで波多野自身が好んで歌ってきた楽曲を、バンドネオンとのアレンジで新たな魅力たっぷりにお届けします。 波多野睦美 (歌) Mutsumi Hatano ロンドンのトリニティ音楽大学声楽専攻科修了。 シェイクスピア時代のイギリスのリュートソングでデビュー後、受難曲、オラトリオなどのソリストとして寺神戸亮、鈴木雅明、C.ホグウッド指揮ほか、多くのバロックオーケストラと共演。 バロックオペラでも深い表現力で注目される。 現代の作品にも作曲家から厚い信頼を得て取り組み、間宮芳生作品のアメリカでの世界初演、オペラ『ポポイ』、水戸芸術館『高橋悠治の肖像』、サントリーホール『作曲家の個展 2013権代敦彦』、サマーフェスティバル2016『ジャック・ボディ/死と欲望の歌とダンス』ほかに出演。 『歌曲の変容』シリーズを2005年から王子ホールで続け、古楽から現代にいたる独自の歌曲プログラムを開拓。 NHK『ニューイヤーオペラコンサート』『名曲アルバム』『BS クラシック倶楽部』『題名のない音楽会』などに出演。 CDは古楽器との共演による『イタリア歌曲集』 (レコード芸術特選盤) などのほか、高橋悠治 (作曲/ピアノ) との『ねむれない夜』、シューベルト『冬の旅』、栃尾克樹 (バリトンサックス) とのトリオによる『風ぐるま』、大萩康司 (ギター) との『コーリング・ユー』『プラテーロとわたし』など多数。 自身の訳詞と山本容子の版画によ る詩画集『プラテーロとわたし』を発表。 北村聡 (バンドネオン) Satoshi Kitamura 関西大学在学中にバンドネオンに出合い、小松亮太、フリオ・パネに師事。 世界各国のフェスティバルに出演。 2011年、アストル・ピアソラ五重奏団元ピアニスト、パブロ・シーグレルのアジアチームに選抜される。 2014年、東京オペラシティ リサイタルシリーズ B → Cに出演。 2021年、ピアソラ作曲《シンフォニア・ブエノスアイレス》の日本初演に参加。 これまでに鈴木大介、舘野泉、川井郁子、EGO-WRAPPIN’、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団と共演。 NHK『青天を衝け』、映画『マスカレード・ナイト』をはじめさまざまな録音に参加している。 喜多直毅クアルテット、クアトロシエントス、三枝伸太郎 Orquesta de la Esperanza など数多くの楽団に参加、活動中。 収録情報 曲目・内容 「想いの届く日」El dia que me quieras 1. 想いの届く日 (ガルデル) 2. 私のお気に入り (ロジャース) 3. ソリチュード (パーセル) *with contrabass 4. もしもまだ (ピアソラ) 5. 私はマリア (ピアソラ / 編曲:エスティガリビア *with contrabass 6. オブリビオン (ピアソラ) *with contrabass 7. 首の差で (ガルデル) *bandoneon solo 8. 夏のクリスマス (ラミレス) 9. アルフォンシーナと海 (ラミレス / 編曲:スエッ) 10. 薔薇と柳 (グアスタビーノ ) 11. アマポーラ (ラカジェ) 12. 愛の小径 (プーランク) 13. クロリスに (アーン) A Chloris (Reynard Hahn) *with contrabass 14. もし?ニューシネマパラダイス (モリコーネ) 15. ククルクク・パロマ (メンデス) アーティスト(演奏・出演) 波多野睦美 (歌) 北村 聡 (バンドネオン) 田辺和弘 ( コントラバス) Track 3, 5, 6, 13 レコーディング 録音:2022年4月13-15日浦安音楽ホール (千葉) 「想いの届く日」/波多野睦美 3,300 円
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収録情報 曲目・内容 ねむれない夜〜高橋悠治ソングブック〜 作曲:高橋悠治 ぼくは12 歳(1977)/詩:岡真史 (編曲:戸島美喜夫 1,2,3,4,6,10,11) 1.みちでバッタリ 2.太ようのつかい 3.夕ぐれ 4.ゴットン・ゴロン 5.へや/ちっこい家 6.小まどから 7.ねむれない夜 8.リンゴ 9.あらけずりに 10.ぼくはうちゅうじんだ 11.ひとり/ぼくはしなない 12.さらば佐原村(2010)/詩:辻まこと 13.バッハと歩哨(2013)/詩:アイヴァ・ガーニー 旅だちながら 森崎和江3 篇(2020)/詩:森崎和江 14.雨 15.笛 16.旅ゆくところ アーティスト(演奏・出演) 波多野睦美(歌) 高橋悠治(ピアノ) レコーディング 2020年6月15-17日、戸塚区民文化センター、さくらプラザ エンジニア:櫻井卓 ディレクター:野田智子商品番号 MHS-006 "波多野睦美の「ソネット」レーベル第6弾! 対話によって生まれ育まれてきた高橋悠治の歌の世界 音楽のある場所で 人はひとりではない?高橋悠治" ねむれない夜〜高橋悠治ソングブック〜 波多野睦美 高橋悠治 Sleepless Night Takahashi Yuji Song Book / Takahashi Yuji CD 国内プレス 日本語帯・解説付 発売日:2020年12月21日 レーベル:SONNET 対話によって生まれ育まれてきた高橋悠治の歌の世界 ★波多野睦美自身のレーベル「ソネット」の6枚目のアルバム『ねむれない夜〜高橋悠治ソングブック〜』。 日本を代表する作曲家・ピアニスト高橋悠治と古楽から現代の作品までを歌いこなすメゾソプラノの波多野睦美は、多くの作品で共演を重ねてきました。 ★このアルバムは、波多野睦美のために書かれた新作、森崎和江の詩集『ささ笛ひとつ』(2004)から3篇に曲をつけた「旅だちながら」や、1977年に書かれた「ぼくは12歳」など、詩人たちの言葉が時を超え、今この時に心に響く作品が収録されています。 ★「ぼくは12歳」は、1970年代、12歳で自ら命を絶った岡真史の詩集「ぼくは12歳」の11の詩に、高橋悠治が曲をつけた歌曲集。 奄美の子供の歌や、朝鮮民謡にもとづいた画期的な作品集です。 ★「さらば佐原村」は、父は放浪のダダイスト辻潤、母は婦人解放運動家で作家の伊藤野枝で、自身は多くの画文と逸話を遺した辻まことの詩。 マーラーの「大地の歌」の終曲「別れ」の変奏で2010年波多野睦美のために作曲されました。 ★作曲家として、また詩人として活躍したアイヴァー・ガーニーは戦場で吸い込んだ毒ガスにより健康を失い、その後半生を病院で過ごし、そこで作曲と作詩を続けました。 戦場でバッハの前奏曲を思い出している歩哨を詠んだ「バッハと歩哨」を収録しています。 関連商品リンク MARCO-001 ねむれない夜〜高橋悠治ソングブック〜 3,300 円
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大注目盤の登場!エラス=カサドとパリ管による《春の祭典》! ソリストにイザベル・ファウストを迎えエトヴェシュの《アルハンブラ》を収録! ★大注目盤の登場!エラス= カサドとパリ管による《春の祭典》!カップリングには、ソリストにイザベル・ファウストを迎えたエトヴェシュの《アルハンブラ》を収録! ★ 2020年度のレコード・アカデミー賞大賞受賞したスペイン生まれの指揮者パブロ・エラス= カサド。 深い解釈と高い説得力、そしてバロックから現代音楽までの広いレパートリー、さらには、フライブルク・バロック・オーケストラ、バイエルン放送交響楽団、マーラー・チェンバー・オーケストラ、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団と様々なオーケストラと共演・録音を行っていることを見れば、彼の多才さがよく分かります。 ★今回録音されたのは、1913年パリのシャンゼリゼ劇場で初演され、一大センセーションを巻き起こしたストラヴィンスキーのバレエ音楽《春の祭典》。 反バレエ的な動き、バレエ界にとって大スキャンダルでもありましたが、同時に聴衆を驚かせたのは、管編成という独特のオーケストラ編成から生み出される響き、そして不規則で鋭いアクセント、変拍子というストラヴィンスキーの斬新な音楽です。 エラス=カサドの明晰な解釈とパリ管による精緻で多彩な色彩感をもつ演奏、個性的なパリ管の奏者たちの楽器一つ一つが良く響き、最高のアンサンブルで奏でています。 第1部では、土着的な要素よりも知的で洗練された印象ですが、第2部では万華鏡のように、光と色彩が目まぐるしく変化する演奏、それを躍動的かつ鮮やかに引き出すエラス= カサドの手腕にも脱帽です。 ★カップリングのペーテル・エトヴェシュのヴァイオリン協奏曲第3 番《アルハンブラ》。 この作品は2019年7月12日にスペインのグラナダ音楽祭の委嘱作品として、イザベル・ファウスト、エラス=カサド指揮マーラー・チェンバー・オーケストラによって初演されています。 スペイン・グラナダにある有名なアルハンブラ宮殿に触発され、そして初演者であるイザベル・ファウスト、エラス=カサドの二人に捧げられています。 エトヴェシュは、「宮殿の噴水、その次元、周囲の山々、アンダルシアの素晴らしい夕日、これらすべてが私の作品の一部となりました。 私が画家であったらそれを描いていたでしょう。 」と語っています。 また作品には、二人の名前が音名として隠されています。 収録情報 曲目・内容 ストラヴィンスキー:バレエ音楽《春の祭典》 ペーテル・エトヴェシュ:ヴァイオリン協奏曲第3 番《アルハンブラ》* アーティスト(演奏・出演) パブロ・エラス=カサド(指揮) パリ管弦楽団 イザベル・ファウスト(ヴァイオリン) レコーディング 録音:2019年9月、グランド・サルル・ピエール・ブーレーズ、フィルハーモニー・ド・パリ ストラヴィンスキー:バレエ音楽《春の祭典》、ペーテル・エトヴェシュ:ヴァイオリン協奏曲第3番《アルハンブラ》 3,322 円
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★当代きってのヴィオラ奏者、アントワン・タメスティ。 難関ミュンヘン音楽コンクールで優勝、世界のトップクラスのヴィオラ奏者として活躍しているほか、今井信子氏とヴィオラ・スペースを共宰するなど、日本でもその名は広くしられるところです。 ハルモニアムンディからは、「ベル・カント〜ヴィオラの声」(HMM 902277/ KKC 5761)、「ヴィトマン:ヴィオラ協奏曲」(HMM902268/KKC5916)、「J.S.バッハ:ヴィオラ[・ダ・ガンバ]とチェンバロのためのソナタ集」(HMM902259/KKC6057)、などをリリースし非常に高く評価されており、その活躍の場とレパートリーはとどまるところを知りません。 ★本作は、ブラームスの2つのソナタを中心に、歌曲のヴィオラ編曲版と、歌にオブリガートのヴィオラ、ピアノが付いた珍しい編成の2つの歌など、「人の声に最も近い」とも言われるヴィオラの魅力が詰まった内容です。 ブラームスはその晩年、名クラリネット奏者リヒャルト・ミュールフェルトに影響を受け、クラリネットの名曲を立て続けに書いています。 なかでも 1894年に作られた 2曲のクラリネット・ソナタは、ブラームスにとって の最後のソナタであり、自身によってヴィオラ版にも編曲されました。 情熱的な曲想の第1番、そして哀愁漂う旋律の第2番を滋味豊かに歌うタメスティと、1899年製のベヒシュタインで演奏したティベルギアンの優美な演奏は、ブラームス晩年の境地を見事に描いています。 そして、マティアス・ゲルネが歌う「2つの歌」。 リュッケルトの詩による第1曲「鎮められたあこがれ」はヴィオラも歌い手の心情を共に表現し、タメスティの内省的な美しさとゲルネの心に訴えかける歌唱は必聴。 第2曲「聖なる子守歌」は、友人ヨーゼフ・ヨアヒムの長子誕生を祝って書かれたとも言われる優美な子守歌で、ヴィイオラは古いクリスマスの歌を奏します。 【曲目・内容】 ブラームス: ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調Op.120-1 ナイチンゲール Op.97-1(ヴィオラとピアノ版) ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調Op.120-2 子守歌Op.49-4(ヴィオラとピアノ版) 2つの歌Op.91【1. 鎮められたあこがれ 2. 聖なる子守歌】* 【アーティスト(演奏・出演)】 アントワン・タメスティ(ヴィオラ/ストラディヴァリウス「マーラー」1672年製) セドリック・ティベルギアン(ピアノ/ベヒシュタイン) マティアス・ゲルネ(バリトン)* 【レコーディング】 録音:2019年9、11月、テルデックス・スタジオ・ベルリン ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第1,2番,2つの歌Op.91 3,322 円
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ティーレマン&ウィーン・フィル ブルックナー生誕200年記念プロジェクト 「ブルックナー11/Bruckner 11」 2019年ウィーン楽友協会で収録された第2番&第8番 ★2024年のブルックナー生誕200年に向けたティーレマン&ウィーン・フィルによるプロジェクト「ブルックナー11/Bruckner 11」。 C majorの映像によるブルックナー交響曲全集は、第5交響曲、そして「習作交響曲」と呼ばれている「ヘ短調 WAB99」と「ニ短調 WAB100」をウィーン・フィル史上初めて演奏・収録した第1弾、そして第2弾はウィーン稿を使用した第1番と2021年8月のザルツブルク音楽祭をライヴ収録した第7番という組み合わせでした。 今回は、2019年2月にウィーン楽友協会で収録された第2番と第8番の映像がリリースされます。 ★1866年に完成し1868年に初演された「交響曲第1番」ハ短調 (第1稿) の次に、ブルックナーは、「ニ短調」の交響曲を1869年に作曲。 当初この作品を「第2番」とするつもりでしたが、最終的にはこの作品には番号が付けられることなく、この作品は現在「交響曲第0番」WAB.100と呼ばれています。 その後ブルックナーは、「交響曲第2番」に取り掛かり、1972年9月に完成、翌1973年作曲者自身の指揮によりウィーン・フィルで初演されました。 しかしその後も大幅に手を加え1876年2月に再演されました (これが第2稿) 。 ティーレマンは、ボーナス映像のインタビューで第2番や初期の交響曲を演奏することに対してこのように述べています。 「ブルックナーの初期の交響曲はもっと注目されてよい作品群です。 ただ、これらの作品は指揮者にとっても大きな挑戦となるので、敬遠されていることも原因の一つです。 なぜなら、これら初期の交響曲は、詳細な勉強を重ねた上で演奏しないと、単に退屈でつまらない演奏になってしまうからです。 しかも初期の交響曲たちは、最初から救いの手を差し伸べてはくれません。 こちらが全身全霊をかけて作品に取り組んで、はじめて作品がこちらへと近づいてきてくれるのです」 ★一方、「交響曲第8番」については、交響曲として頂点を極めており、さらにはハース版については完璧だと、ティーレマンは語っています。 ティーレマンはブルックナーの交響曲の中でもとりわけこの第8番を多く取り上げており、2007年にウィーン・フィルとはハース版を、2008年にベルリン・フィルとはノヴァーク版を、2009年シュターツカペレ・ドレスデンとはハース版を選択しています。 ティーレマンはここでハース版を選択した理由について、そして他の歴史的指揮者たちの使用版についてもインタビューで述べています。 ★映像全集完成に向け、ますます期待の高まる内容となっています。 収録情報 曲目・内容 アントン・ブルックナー: 交響曲第2番ハ短調, WAB102 (第2稿 /1877年) 交響曲第8番ハ短調, WAB108 (ハース版 /1939年) ボーナス映像《ディスカヴァリング・ブルックナー》 各交響曲について (ティーレマンと音楽学者ヨハネス=レオポルド・マイヤー氏による対話) アーティスト(演奏・出演) クリスティアン・ティーレマン (指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 レコーディング 収録:2019年2月、ウィーン楽友協会 (ライヴ) ブルックナー:交響曲第2&8番/ティーレマン&ウィーン・フィル 6,700 円
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クリスティアン・ツァハリアスの 格調高く洗練された一流のテクニックで聴く「フランス組曲」 ★1950年ドイツ生まれのピアニスト、クリスティアン・ツァハリアス。 1969年ジュネーヴ国際音楽コンクール2位、1973年ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール2位、1975年パリ・ラヴェル・コンクールで優勝、と華々しい実績を誇りピアニストとして国際的な活動を展開。 1976年以降はレコーディングやテレビ・ラジオ番組にも出演。 1985年から”France-Musique”で司会を務めるなど多方面で活躍しています。 また、1999/2000年シーズンからピアニストだけではなく指揮者としての活動をスタート。 1992年にスイス・ロマンド管弦楽団を指揮してデビュー後は各地のオーケストラと共演を重ね、現在は、2020年からポルトガルのシンフォニカ・ド・ポルト・カーサ・ダ・ムジカの首席指揮者、2021/22年シーズンからグラナダ市管弦楽団の首席客演指揮者、またオーヴェルニュ管弦楽団のアソシエイト・コンダクター、ジョルジェ・エネスク国立フィルハーモニー管弦楽団の名誉指揮者に任命されるなど、精力的に指揮活動も続けています。 ★ツァハリアスはこれまでにも、MDGにモーツァルトのピアノ協奏曲をはじめ様々な録音を残しており、2022年末にはハイドンのピアノ・ソナタ選集(MDG-94022576)をリリース。 今回はJ.S.バッハのフランス組曲を中心としたプログラムを録音。 バッハ自身が命名したタイトルではありませんが、洗練された音楽がフランス的な香りがする優雅で親しみやすい曲集。 ツァハリアスは、洗練された解釈、一流のテクニックに裏付けされた格調高い演奏を聴かせてくれます。 収録情報 曲目・内容 J.S.バッハ:パルティータ第3番イ短調 BWV 827フランス組曲第2番ハ短調 BWV 813フランス組曲第5番ト長調 BWV 816フランス組曲第3番ロ短調 BWV 814 アーティスト(演奏・出演) クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ)使用楽器:1901年製スタインウェイ・コンサート・グランド・ピアノD,1901 "Manfred Burki" J.S.バッハ:フランス組曲 3,245 円
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2021年ザルツブルク音楽祭ライヴ ムーティ初挑戦! マエストロが深い敬意を捧げる作品 「ベートーヴェンのミサ・ソレムニス」 ★2021年ザルツブルク音楽祭で行われた、ムーティ&ウィーン・フィルによる「ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス」のライヴ映像。 1989年にカラヤンが亡くなって以来、マリア昇天祭の祝日 (8月15日) の前後に行われるウィーン・フィルの演奏会はリッカルド・ムーティに託されています。 ザルツブルク音楽祭の毎年のハイライトである人気公演に80歳となるムーティが選んだ演目は「ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス」でした。 ムーティにとって同演目は意外にも初挑戦とのこと。 50年以上前から作品については勉強を重ねていたそうですが、作品の偉大さを前に中々演奏することができなかったといいます。 しかし、2020年のパンデミックを機に音楽家の使命としてミサ・ソレムニスに取り組むことができ、2021年ザルツブルク音楽祭で初披露することとなりました。 ★ベートーヴェンのミサ・ソレムニス (荘厳ミサ) は1819年から5年の歳月を費やして書かれ、同時期には交響曲第9番の作曲も行っており、ベートーヴェン自ら「わたしの最高傑作」と言う晩年の大作。 親交の深かったルドルフ大公の大司教就任祝いにこのミサ曲を書き始めましたが、構想がどんどん膨れ上がり結局そのお祝いには間に合わず、就任から4年後にようやく全曲が初演。 完成した作品は、カトリックの典礼、ドラマチックな表現力、瞑想的な祈り、賛歌のような表現、古風な要素、交響曲的な構成といったものを一つにまとめ上げた記念碑的な芸術作品となり、ベートーヴェンがミサ曲という枠組みを超える作品を生み出すべく格闘した結果といえるでしょう。 ★そして作曲家最晩年の大作であると同時に、解釈が非常に難しいことでも知られる楽曲ですが、それだけに指揮者の力量が問われます。 ローザ・フェオーラ、アリサ・コロソヴァ、ドミトリー・コルチャック、イルダール・アブドラザコフの4人のソリスト、そしてウィーン・フィルとともに濃密な演奏を繰り広げ、ムーティが長年畏敬の念を持って接していた作品だけに、作曲上の意図を最大限に表現した見事な音楽を作り上げています。 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調 Op.123 アーティスト(演奏・出演) リッカルド・ムーティ (指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ウィーン国立歌劇場合唱団 ローザ・フェオーラ (ソプラノ) アリサ・コロソーヴァ (アルト) ドミトリー・コルチャック (テノール) イルダル・アブドラザコフ (バス) レコーディング 録音:2021年8月、ザルツブルク祝祭大劇場 (ライヴ) ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス/リッカルド・ムーティ、ウィーン・フィル 4,620 円
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★Meloclassicレーベルからリリースされた貴重音源をLP 化。 LP 用にリマスターを施し、アナログのマスターテープを作った上で LP 化しております。 ★ドイツ時代の諏訪根自子の演奏が聴ける大変貴重なLPです。 シュトラウスの歌曲「あすの朝」はヴァイオリニストのクレジットが無いまま世に出たことがあった知る人ぞ知る録音で、演奏者名が明記された状態で発売されたのも嬉しい。 ラウハイゼンが描くゆったりとした背景の中で、田中路子の柔らかく可憐な歌声と耽美的な歌い回しに、諏訪根自子の艶やかに輝くヴァイオリンが絡んでゆく美しさは筆舌に尽くしがたいものがあります。 またファリャの「ホタ」は技巧的にも感覚的にも洗練されきった演奏で、緩急自在のテンポ操作と多彩な音色表現が楽曲の移り変わる情景を見事に描き出し、ラストのなんとも言えない名残惜しさまで手の内に入った表現を聴かせてくれます。 ★他にもニューヨークのエミール・ヘルマンから一時貸与された名器、1737 年製のストラディヴァリウス「ロード・ノートン」を用いて録音したリッチや、音色とフレージングに人懐っこい温かみと親しみやすさがありドイツで人気を博したダルボーレ、グラモフォンに残されたLP の海外中古市場価格が2,000 ドルを超えるという知る人ぞ知る名手ビストリツキーなど、注目の音源が凝縮されています。 【曲目・内容】 第三帝国と伝説のヴァイオリニスト達 ドイツ帝国放送録音集 諏訪根自子、ジョコンダ・デ・ヴィート、ルッジェーロ・リッチ、リリア・ダルボーレ、ティボール・ビストリツキー [LP1-A] 1. R. シュトラウス:あすの朝 Op. 27-4 2. ファリャ(コンハンスキ編):ホタ 3. パガニーニ(クライスラー編):カプリス第13 番 変ロ長調 Op. 1 [LP1-B] 4. バッハ:パルティータ第2 番BWV. 1004より「シャコンヌ」 5. サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op. 20 6. マッテゾン:アリア [LP2-A] 7. サンマルティーニ:愛の歌 8. コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ第12番 ニ短調「ラ・フォリア」 9. タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調 [LP2-B] 10. ヴェラチーニ:ラルゴ 11. パガニーニ:華麗なるロンド 12. サラサーテ:ホタ・ナバーラ Op. 22 【アーティスト(演奏・出演)】 諏訪根自子(ヴァイオリン)、ミヒャエル・ラウハイゼン(ピアノ)、田中路子(ソプラノ) ジョコンダ・デ・ヴィート(ヴァイオリン)、グスタフ・ベック(ピアノ) ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン)ヴァルデマール・フォン・ヴルテー(ピアノ) リリア・ダルボーレ(ヴァイオリン)、ハインリヒ・グラーフ・ヴェスデーレン(ピアノ) リリア・ダルボーレ(ヴァイオリン)、ハンス・プリーグニッツ(ピアノ) ティボール・ビストリツキー(ヴァイオリン)、エルハール・ミシェル(ピアノ) 【レコーディング】 録音: [track-1,2] 1943-44 年、ベルリン / マズーレンアレー・放送会館・第2 ホール / ベルリン帝国放送(スタジオ放送録音) [track-3] 1938 年2 月6 日、ライプツィヒ / ゼンデラウム/ ライプツィヒ国家放送(スタジオ放送録音) [track-4,5,6] 1938 年11 月11 日ベルリン / 国家放送協会短波放送第11 ホール(スタジオ放送録音) [track-7,8] 1942 年2 月13 日、ベルリン / マズーレンアレー・放送会館・第2 ホール / ベルリン国家放送(放送録音) [track-9] 1944 年、ライプツィヒ / ゼンデラウム/ ライプツィヒ国家放送(スタジオ放送録音) [track-10,11,12] 1942 年11 月27 日、ベルリン / マズーレンアレー・放送会館・第2 ホール / ベルリン国家放送(スタジオ放送録音) 第三帝国と伝説のヴァイオリニストたち 15,400 円
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ベートーヴェンが若き日を過ごしたボンの音楽文化を再現 ともに宮廷楽団で演奏したライヒャ、ロンベルクの作品集 ★ベートーヴェンを主軸に、周辺の音楽、作曲家にも焦点を当て、当時の宮廷音楽を再現していくシリーズ第2弾。 ベートーヴェンというと宮廷や教会に雇用されない自立した音楽家というイメージがありますが、ベートーヴェン家は、祖父が宮廷楽長で父が宮廷テノール歌手と代々ボン宮廷と関わりがあり、ルートヴィヒ自身も音楽家としてのキャリアは宮廷音楽家でありました。 このアルバムでは、楽聖ベートーヴェンの生誕の地ボンを本拠地とし、1907年に設立されたボン・ベートーヴェン管弦楽団のメンバーによる演奏で、ベートーヴェンが若き日を過ごしたボンの音楽文化を再現しています。 ボヘミア出身のアントン・ライヒャはベートーヴェンと同年生まれで、ケルン選帝侯マクシミリアンの宮廷楽団のフルート奏者としてボンに移りそこでベートーヴェンと知り合います。 後にパリ音楽院の作曲教授として名声を得、古典派様式の管楽室内楽に優れた作品を残した事で知られています。 アンドレアス・ヤーコプ・ロンベルクはヴァイオリニストとして1790年、ボンの選帝侯の宮廷楽団に入団し、前述の通りここには若きベートーヴェンとライヒャも所属しており、彼らと親交を持ちました。 優れたヴァイオリン奏者として活躍したロンベルクによるヴァイオリン協奏曲は、ベートーヴェン・トリオ・ボンのミハイル・オヴルツキが卓越した技巧で演奏しています。 パウル・ヴァインベルガーは6曲の交響曲を作曲。 このニ長調の作品は名人芸を披露するようなソロパートがあり、実験的なアプローチと豊かなサウンドが際立った作品。 今回200年ぶりにボン・ベートーヴェン管弦楽団のメンバーによって再演されました。 収録情報 曲目・内容 エディション・ホーフカペレ2〜宮廷コンサート アントン・ライヒャ (1770-1836) :大序曲ニ長調 アンドレアス・ロンベルク (1767-1821) :ヴァイオリン協奏曲第8番変ホ長調 パウル・ヴァインベルガー (1758-1821) 交響曲ニ長調 アーティスト(演奏・出演) ボン宮廷楽団 (ボン・ベートーヴェン管弦楽団のメンバー) ディルク・カフタン (指揮) ミハイル・オヴルツキ (ヴァイオリン) レコーディング 録音:2021年3月25,26日 (ライヒャ、ロンベルク) 、2023年1月9-12日 (ヴァインベルガー) 、ラ・レドゥーテ、ボン=バート・ゴーデスベルク エディション・ホーフカペレ2?宮廷コンサート 3,245 円
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チェロの貴族マイナルディ、盟友ゼッキとの偉大な遺産。 驚愕の高音質で残されていた気品と滋味あふれる名演集を初LP化! ★気品ある音色と滋味あふれる歌いこなしで「チェロの貴族」と讃えられたマイナルディと、盟友ゼッキによる「3大B」の聴き応え満点ソナタ集。 1956年に旧西ドイツ、フランクフルトのヘッセン放送協会のために放送用に収録した音源です。 MELOCLASSICレーベルより完全初出としてCDで発売されたときに、その演奏と音質の素晴らしさに度肝を抜かれたヒストリカル・ファンも多いことでしょう。 このたびレーベルよりライセンスを受けてALTUSがLP化を行いました。 LP用のアナログ・マスターテープを製作し製盤することによりCDとはまた違った深い味わいを獲得しており、マイナルディのさらなる真価がお楽しみ頂けるかと思います。 ★ブラームスのソナタ冒頭、チェロで奏でられる主題は考えうる限りの暗さと侘しさを持っており、耳にしたが最後、瞬時にマイナルディの世界に引き込まれます。 派手さはまったくありませんが、はっきり言って超名演。 心にじわりと滲みこんでくる語り口、ゆったりと伸縮するテンポ、深い闇のような呼吸がたまりません。 絶妙な間合いで対話するゼッキのピアノも見事。 真摯にとことん音楽に没入したい方に捧ぐ、これぞアナログの本領発揮、LPの醍醐味ここにありといった逸品です。 収録情報 曲目・内容 エンリコ・マイナルディ ヘッセン放送未発表スタジオ録音集 [LP1-A] ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 Op.38 (第1楽章) [LP1-B] ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 Op.38 (第2・3楽章) [LP2-A] ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 Op.102-1 [LP2-B] J.S.バッハ:チェロ・ソナタ第2番 ニ長調 BWV1028 (グリュッツマッヒャー編) アーティスト(演奏・出演) エンリコ・マイナルディ (チェロ) カルロ・ゼッキ (ピアノ) レコーディング 1956年4月3日/フランクフルト・ヘッセン放送協会 ルーム1/B (ブラームス、バッハ) 1956年3月17日/フランクフルト・ヘッセン放送協会 ゼンデザール (ベートーヴェン) エンリコ・マイナルディ ヘッセン放送未発表スタジオ録音集 14,960 円
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MDGが誇る1901年製スタインウェイで録音した ジン・ジユによるベートーヴェン後期三大ソナタ ★チャイコフスキー国際、エリザベート王妃国際など、世界の名だたるコンクールで入賞を果たし、2010年からMDGレーベルの専属ピアニストとして5枚ディスクを録音しているジン・ジユの新シリーズはベートーヴェンのピアノ・ソナタ。 第1弾でいきなり後期三大ソナタに挑戦しました。 後期の3つのソナタは、前期、中期の作品とは一線を画す、高い音楽性と孤高の音楽となっており、演奏者の構成力が試される作品ですが、ジン・ジユの深い洞察力と熟成された音楽性で見事表現しています。 MDGレーベルが所有するピアノである1901年製スタインウェイD型を使用しての録音。 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタVol.1/ジン・ジユ (ピアノ) ・ピアノ・ソナタ 第30番 Op.109 ホ長調 ・ピアノ・ソナタ 第31番 Op.110 変イ長調 ・ピアノ・ソナタ 第32番 Op.111 ハ短調 アーティスト(演奏・出演) ジン・ジユ (ピアノ) 使用楽器:Steinway D ?Manfred Burki“ 1901 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ Vol.1/ジン・ジユ 3,245 円
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もちろんLP初出!どこまでも貴重な3枚組! イ・ムジチのコンミスではなく、類まれなソリストとして。 イタリアの至宝カルミレッリ、堪えられない全盛期の魅力! ★MeloclassicからCDで発売されマニアを唸らせた貴重音源をALTUSがライセンスし初LP化。 LP用にマスタリングし直し、アナログのマスターテープを作った上でカッティング。 熟練の技術者による丁寧な製作でLPならではの風合いを獲得しています。 ★何という幸せだろう。 1966〜69年という全盛期のライヴ録音と放送用スタジオ録音が、目の前にあるのだ。 これこそ長い間筆者が心の奥底に大切に抱いていたカルミレッリの音だ。 多彩な表情の美しさ。 ニュアンスに富んだアーティキュレーションの素晴らしさ。 彼女の魅力のすべてがこの3枚のレコードに凝縮されている。 彼女が世を去って四半世紀、ようやくその真価をじっくりと味わえる機会が訪れた。 その幸せをヴァイオリンを愛する多くの人々と分かち合えるのは、筆者にとっても望外の喜びである。 (音楽評論家 佐藤康則) 収録情報 曲目・内容 イタリアの至宝カルミレッリ 未発表放送録音集成 [LP1-A] 1. フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 FWV8 [LP1-B] 2. シューベルト:幻想曲 ハ長調 D.934 [LP2-A] 4. ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番 ト長調 Op.30-3 [LP2-B] 5. ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調 Op.78 [LP3-A] 6. モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K.379 [LP3-B] 7. モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K.454 アーティスト(演奏・出演) ピーナ・カルミレッリ (ヴァイオリン) ヴィルヘルム・シュヌアー (1,2,7 ピアノ) ローター・ブロードダック (3,4,5 ピアノ) アリア・ベルクマン (6 ピアノ) レコーディング 1&2. 1966年1月10日/北ドイツ放送協会、ハノーヴァー放送会館スタジオA (セッション、モノラル) 3&4. 1967年1月20日/北ドイツ放送協会、ハノーヴァー放送会館大ホール (セッション、ステレオ) 5. 1967年4月7日/南ドイツ放送協会、エトリンゲン・シュロス (ライヴ、ステレオ) 6. 1968年10月28日/南西ドイツ放送協会、バーデン=バーデン・スタジオ1 (セッション、ステレオ) 7. 1969年3月3日/北ドイツ放送協会、ハノーヴァー放送会館スタジオ2 (セッション、ステレオ) ピーナ・カルミレッリ 未発表放送録音集成 21,780 円
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オルガン製作の名匠ベッケラートの「作品1」当時の響きでよみがえる! ★ドイツの名匠ルドルフ・フォン・ベッケラートが製作した最初のオルガンは、ハンブルクの聖エリザベート教会のオルガンでした。 この世界的オルガン製作者の「作品1」がこの度修復されて、オリジナルの輝かしい音を再び取り戻しました。 ★この度、ハンブルク出身のオルガン奏者イェンス=クリスティアン・ルートヴィヒは、ハンブルクの関連するバロックの作品を録音。 またMDGの高音質録音により、教会に広がるオルガンの響きを余すところなく収録。 製作者ベッケラートも満足の録音となっているでしょう。 収録情報 曲目・内容 シャルパンティエ:前奏曲「テ・デウム」より ニ長調 H. 146*ヘンデル:シバの女王の入場「ソロモン」より HWV 67*ジェレミヤ・クラーク/ダニエル・パーセル:トランペット・チューン*ジェレミヤ・クラーク:トランペット・ヴォランタリー (デンマーク王子の行進曲)*ヘンデル:オンブラ・マイ・フ「セルセ」より*J.S.バッハ:トッカータ ハ長調BWV564C.P.E.バッハ:ハンブルク・ソナタ ト長調 Wq 133J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ BWV147(デュリュフレ編)テレマン:ヴィオラ協奏曲 ト長調TWV 51:G9J.S.バッハ/グノー:アヴェ・マリア*J.S.バッハ:オルガン協奏曲 ハ長調 BWV 595、目覚めよと呼ぶ声あり BWV 645、トッカータとフーガ ニ短調BWV 565* イェンス=クリスティアン・ルートヴィヒ編曲 アーティスト(演奏・出演) イェンス=クリスティアン・ルートヴィヒ(オルガン)ヴェロニカ・ピュンダー(ソプラノ、ティンパニ)アンドレア・ヒュンメル(ヴィオラ)トルステン・リシュケ(ヴァイオリン)イェルク・ティールフェルダー(フルート)イェンス・サークル(チェロ)キアラ・アメリ・ルートヴィヒ(ハープ) レコーディング ●録音日● オルゲルプンクト ベッケラート・オルガン「作品1」 聖エリザベート教会ハンブルク 2,640 円
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MDGの高音質録音が光るカリンニコフのオーケストラ曲集 ★カリンニコフは才能に恵まれながら、肺結核のため35歳で夭折した薄幸の天才。 その才能と輝きを凝集したのが交響曲第1番で、奇跡的な魅力作となっています。 その待望の最新録音。 MDGならではの高音質録音で、通常あまり聴こえない第1楽章再現部のハープが息をのむ美しさで聴こえます。 ★カリンニコフは短命だったのと生活に追われ作曲に集中できなかったため作品は多くありませんが、ここでは主要なオーケストラ曲をたっぷり楽しめます。 弦楽セレナードの節度ある歌心、2篇の間奏曲での生命力あふれる推進性まで彼の才能を再認識させられます。 ★1971年エストニア出身の指揮者ミケル・キュトソンはオペラ指揮者として定評が高いですが、2012年からニーダーライン交響楽団の指揮者を務めています。 ニーダーライン交響楽団はマーラーの交響曲第3番を世界初演したクレーフェルト市立管弦楽団を前身とする団体。 ドイツ風の重厚な音色が特徴です。 収録情報 曲目・内容 カリンニコフ:オーケストラ曲集 1. 交響的絵画「西洋杉と棕櫚」 (1897/8) 2. 交響曲第1番ト短調 (1894/5) 3. 弦楽セレナード (1891) 4. 間奏曲第1番嬰ヘ短調 (1896) 5. 間奏曲第2番ト長調 (1897) アーティスト(演奏・出演) ミケル・キュトソン (指揮) ニーダーライン交響楽団 レコーディング 録音:2021年6月22-25日/メンヒェングラートバッハ劇場 カリンニコフ:オーケストラ曲集 3,245 円
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風格たくましいドイツ・ピアニズムの魅力。 潤いに富み重厚、底光りするスケール感! 初出放送スタジオ録音による高貴なる芸術。 ★MeloclassicからCDで発売されマニアを唸らせた貴重音源をALTUSがライセンスし初LP化。 LP用にマスタリングし直し、アナログのマスターテープを作った上でカッティング。 熟練の技術者による丁寧な製作でLPならではの風合いを獲得しています。 ★ドイツ・ピアニズムの神髄をとことん味わい尽くすアナログの登場。 リヒター=ハーザーは正統派ドイツの響きがいかに幅広く豊かなものであるかを如実に伝えてくれます。 潤いに富み重厚、流麗であり堂々としたスケール感、堅固な構成の中での魅力的な歌いまわし。 最前面を派手な効果で彩るタイプではないので、古典作品でまとめたこのプログラムは一見地味な印象を与えかねませんが、じっくりと耳を澄ませばその深い音楽性に驚嘆。 幾分トリッキーな曲想のソナタが選ばれ、軽やかに弾いていながらも、内部からにじみ出てくる滋味豊かな風格が見事です。 収録情報 曲目・内容 ハンス・リヒター=ハーザー 未発表放送スタジオ録音集 [LP1 A面] モーツァルト:ピアノ・ソナタ第6番ニ長調 K.284 [LP1 B面] モーツァルト:ピアノ・ソナタ ヘ長調 K.533 [LP2 A面] ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第16番 ト長調 Op.31-1 [LP2 B面] ハイドン:ピアノ・ソナタ第49番 変ホ長調 Hob.XVI:49 アーティスト(演奏・出演) ハンス・リヒター=ハーザー (ピアノ) レコーディング [LP1] 1950年12月30日/フランクフルト・ヘッセン放送協会旧放送会館 (スタジオ録音) [LP2] 1959年10月7日/フランクフルト・ヘッセン放送協会ルーム3/C (スタジオ録音) 未発表放送スタジオ録音集 14,960 円
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2020年ピエール・ブーレーズ・ザールで収録された バレンボイム5度目のベートーヴェン、ピアノ・ソナタ全集がブルーレイ&DVDでリリース! ボーナス映像として、インタビュー&マスタークラスを収録! 若手有望ピアニストのカントロフ、ミルステイン、ミュラーの3人が登場! ★2022年に80歳を迎えるダニエル・バレンボイム (1942〜) 。 ベートーヴェン生誕250周年にあって、COVID-19の世界的パンデミック始まりの年となった2020年にバレンボイムにとって5度目となるベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音に挑みました。 バレンボイムは2020年4〜6月にかけてベートーヴェンをより深く探求、4月にはピエール・ブーレーズ・ザールから全世界にライヴ・ストリーミング・コンサートを行いディアベッリ変奏曲を録音、その後ソナタ全32曲を録音しました。 すでにCD全集は発売されていますが、この度ピエール・ブーレーズ・ザールで収録された全曲演奏の模様がブルーレイとDVDでリリースされます。 バレンボイムは、1回目 (EMI/1966〜69年) 、2回目 (DG/1981〜84年) 、3回目 (映像メトロポリタン・ミュニック制作EuroArts/1983〜84年) 、4回目 (DECCA/2005年) 、5回目 (DG/2020年) と本作を入れて5回ベートーヴェンのソナタ全曲を録音しています。 古今東西、偉大なるピアニストは存在しますが、5度の録音機会がある演奏家はバレンボイムにおいて、他にいないでしょう。 ★当ボックスには、バレンボイムがベートーヴェンのピアノ・ソナタについて語ったインタビュー映像と、若手ピアニストたちとのマスタークラスの映像も収録されています (日本語字幕付) 。 インタビューでは、ベートーヴェンとの初めての出会いや、若い頃からピアニストとして活躍していたバレンボイムならではの逸話を披露しています。 マスタークラスには、 22歳で挑んだ2019年チャイコフスキー国際コンクールにおいて優勝を果たしたアレクサンドル・カントロフ、ネルソン・ゲルネル門下のナターリア・ミルステイン、そしてボン出身のファビアン・ミュラーが登場。 若い有望な演奏家を次世代につなぐため、細かなダイナミクス、アーティキュレーションまで具体的に指摘し熱心に指導する姿が印象的です。 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 (+インタビュー&マスタークラス) BD1 ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2-1 ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2-3 ピアノ・ソナタ第2番イ長調 Op.2-2 ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 Op.7 ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10-1 ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10-3 ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 Op.10-2 ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13『悲愴』 ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14-1 ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Op.22 BD2 ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14-2 ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op.26『葬送』 ピアノ・ソナタ第19番ト短調 Op.49-1 ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 Op.27-1 ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2『月光』 ピアノ・ソナタ第20番ト長調 Op.49-2 ピアノ・ソナタ第15番ニ長調 Op.28『田園』 ピアノ・ソナタ第16番ト長調 Op.31-1 ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2『テンペスト』 ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3『狩』 ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 Op.53『ワルトシュタイン』 BD3 ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 Op.54 ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調 Op.78『テレーゼ』 ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調 Op.81a『告別』 ピアノ・ソナタ第25番ト長調 Op.79 ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57『熱情』 ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90 ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101 ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106『ハンマークラヴィーア』 ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109 ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110 ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111 BD4 ●インタビュー:ダニエル・バレンボイム、ベートーヴェンのピアノ・ソナタについて語る ●ダニエル・バレンボイムによるマスタークラス 1. アレクサンドル・カントロフ (ピアノ・ソナタ第2番イ長調 Op.2-2) 2. ナターリア・ミルスタイン (ピアノ・ソナタ第15番ニ長調 Op.28『田園』) 3. ファビアン・ミュラー (ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57『熱情』) アーティスト(演奏・出演) ダニエル・バレンボイム (ピアノ) レコーディング 収録:2020年5月18〜31日、ピエール・ブーレーズ・ザール 映像監督:フレデリック・ドゥレスク ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 (+インタビュー&マスタークラス) /バレンボイム 13,000 円
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18世紀の多彩なソロ協奏曲を集めた 「ヴィルトゥオーゾの芸術」第2弾 ★ドイツのルール地方の西部に位置するヴェストファーレンで活動する古楽アンサンブル、カテルヴァ・ムジカ。 同団は、1998年にエルケ・ファブリ、ヴォルフガング・ファブリ夫妻によって設立。 オリジナル楽器による演奏で、歴史的な音楽をただ蘇らせるだけではなく、現代的なアプローチを取り込んだ生き生きとした演奏で定評があります。 18世紀のソロ協奏曲を集めた「ヴィルトゥオーゾの芸術」第2弾 は、14歳のモーツァルトがロンドンを訪れた際に、J.C.バッハのソナタをピアノ協奏曲に編曲した作品からはじまります。 ピアノ・パートはそのままに、若き天才の驚くべき才能でロココの宝石のような魅力的な作品に仕上げています。 モルターの「ソナタ・グロッサ」は、トランペット、ティンパニ、オーボエ、弦楽器と様々な楽器を使用した祝祭感溢れる作品。 イラーネクの非常に技巧的な「ヴァイオリン協奏曲」や美しいハーモニーが印象的なザイフェルトの「オーボエ協奏曲」。 そしてドイツで活躍しているリュート奏者佐々木勇一がソリストとして参加するヨハン・ジギスムント・ヴァイスの協奏曲。 兄シルヴィウス・レオポルトの陰に隠れて忘れられていますが、このヨハン・ジギスムントのリュート協奏曲は、マンハイム楽派に先立つ音楽を聴くことができます。 またヨゼフ・ヘフナーの、19世紀前半には画期的だったキートランペットをソロ楽器とした序奏とポロネーズなど多彩なプログラムが収録されています。 収録情報 曲目・内容 モーツァルト:3つのピアノ協奏曲〜第3番変ホ長調KV107(J.C.バッハのソナタ編曲)マルティン・ザイフェルト(1681-1745):オーボエ協奏曲ハ短調ヨハン・ジギスムント・ヴァイス(1690-1737):リュートと弦楽のための協奏曲ト短調フランティシェク・イラーネク(1698-1778):ヴァイオリン協奏曲イ長調ヨハン・メルヒオール・モルター(1696-1765):ソナタ・グロッサ(3トランペット、2オーボエ、ティンパニ、弦楽、通奏低音)ヨゼフ・ヘフナー(19世紀前半):キートランペットのための序奏とポロネーズ アーティスト(演奏・出演) ソリスト;アダ・タニール(チェンバロ)ハンス・ハインリヒ・クリーゲル(オーボエ)佐々木勇一(リュート)エルケ・ファブリ(ヴァイオリン)ペドロ・H・デ・ソウザ・ローサ(キートランペット)カテルヴァ・ムジカ レコーディング 録音:2022年6月2日、9月2,4日、10月27-29日、、マリエンミュンスター修道院コンツェルト ヴィルトゥオーゾの芸術 Vol.2 ソロ・コンチェルト集 3,245 円
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クリスティアン・ツァハリアスの 遊び心溢れるハイドン ★1950年ドイツ生まれのピアニスト、クリスティアン・ツァハリアス。 1969年ジュネーヴ国際音楽コンクール 2位、1973年ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール2位、1975年パリ・ラヴェル・コンクールで優勝、と華々しい実績を誇りピアニストとして国際的な活動を展開。 1976年以降はレコーディングやテレビ・ラジオ番組にも出演。 1985年から”France-Musique”で司会を務めるなど多方面で活躍しています。 また、1999/2000年シーズンからピアニストだけではなく指揮者としての活動をスタート。 1992年にスイス・ロマンド管弦楽団を指揮してデビュー後は各地のオーケストラと共演を重ね、現在は、2020年からポルトガルのシンフォニカ・ド・ポルト・カーサ・ダ・ムジカの首席指揮者、2021/22年シーズンからグラナダ市管弦楽団の首席客演指揮者、またオーヴェルニュ管弦楽団のアソシエイト・コンダクター、ジョルジェ・エネスク国立フィルハーモニー管弦楽団の名誉指揮者に任命されるなど、精力的に指揮活動も続けています。 ★ツァハリアスはこれまでにも、MDGにモーツァルトのピアノ協奏曲をはじめ様々な録音を残していますが、今回新たにレパートリーに加わったのはハイドン。 ハイドンは50曲以上のピアノソナタを作曲しており、今回は中期の作品を取り上げています。 ツァハリアスの自由で大胆な遊び心あふれる演奏を楽しむことができます。 またMDGの立体的かつ自然な録音で、ツァハリアスが演奏する1901年製のスタインウェイ「Manfred B?rki」の音がより美しく、目の前の装置を忘れさせてくれます。 収録情報 曲目・内容 ハイドン:ピアノ・ソナタ選集 ・ソナタ第36番 Hob.XVI:21 ハ長調 ・ソナタ第32番 Hob.XVI:44 ト短調 ・ソナタ第52番 Hob.XVI:39 ト長調 ・ソナタ第31番 Hob.XVI:46 変イ長調 アーティスト(演奏・出演) クリスティアン・ツァハリアス (ピアノ) スタインウェイ・コンサート・グランド・ピアノD,1901 "Manfred Burki" レコーディング 録音:2021年6月26-28日、マリエンミュンスター修道院コンツェルトハウス ハイドン:ピアノ・ソナタ選集/クリスティアン・ツァハリアス 2,640 円
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ベルリン拠点のアンサンブル1800による モーツァルトの弟子でベートーヴェンのライバル フンメル編曲のベートーヴェン交響曲編曲集第1弾! ★モーツァルトの弟子でベートーヴェンのライバルであったヨハン・ネポムク・フンメル (1778-1837) 。 モーツァルトにピアノを師事し、アルブレヒツベルガーに対位法、サリエリに声楽作品、ハイドンにオルガンを学ぶ。 さらにベートーヴェンと並び称されるピアニストでもありました。 また師ハイドンの後継としてエステルハージ家の宮廷楽長に就任。 その後ワイマールの宮廷楽長を務めるなど古典派からロマン派へと移行する過渡期にあって重要な位置にあった人物です。 作品は交響曲を除く全てのジャンルを手がけ、作品数は200曲以上。 その多くはピアノ作品でありました。 ★現代ではディスク配信など"音楽の再生装置"の恩恵を受けて、オペラや交響曲をはじめとする大編成の音楽も家庭で手軽に鑑賞できます。 しかし18世紀半ばにはこうした大編成の音楽の再生は、それを小さな規模に編曲した合奏や独奏によって行なわれていました。 また、それらの大編成ものの編曲版は当時の出版社にとって大きな収入源でもありました。 そうした背景からフンメルもモーツァルトやベートーヴェンのオーケストラ作品を室内楽用に編曲しています。 フンメルはベートーヴェンの交響曲第1〜7番までをフルート、ヴァイオリン、チェロとピアノ用に編曲しています。 今回オリジナル楽器で18世紀の作品を演奏しているベルリンを拠点とするアンサンブル1800が録音を開始します。 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン/フンメル編:交響曲第2&5番 ・交響曲第2番op.36 (32'37) ・交響曲第5番op.67 (31'45) アーティスト(演奏・出演) アンサンブル1800ベルリン アンドレア・クリッツィング (フルートトラヴェルソ) トーマス・クレッチマー (ヴァイオリン) パトリック・ゼペック (チェロ) ルーカス・ブロンディール (フォルテピアノ) ベートーヴェン/フンメル編:交響曲第2&5番 3,245 円
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18世紀の多彩なソロ協奏曲を集めた 「ヴィルトゥオーゾの芸術」第3弾 ★ドイツのルール地方の西部に位置するヴェストファーレンで活動する古楽アンサンブル、カテルヴァ・ムジカ。 同団は、1998年にエルケ・ファブリ、ヴォルフガング・ファブリ夫妻によって設立。 オリジナル楽器による演奏で、歴史的な音楽をただ蘇らせるだけではなく、現代的なアプローチを取り込んだ生き生きとした演奏で定評があります。 カテルヴァ・ムジカの創立25周年記念録音シリーズ「ヴィルトゥオーゾの芸術」第3弾。 18世紀のソロ協奏曲を集めた曲集で、フランツ・ベンダのドラマティックなフルート協奏曲、テレマン、グラウン、ヴィヴァルディによる活気に満ちた室内楽、そして珍しいバッハのシンフォニア BWV 1045が収録されています。 フランツ・ベンダは、18世紀ボヘミアで活躍した音楽家一族のひとり。 1771年にフリードリヒ大王の宮廷楽団のコンサートマスターに任命され、生涯その地位にありました。 交響曲やヴァイオリン協奏曲など数多くの作品を残していますが、フルート協奏曲は手稿譜のまま残された6曲がカールスルーエのバーデン州立図書館に保存されています。 フリードリヒ大王のサン・スーシ宮殿では、毎夜、宮廷楽団のC.P.E.バッハ、クヴァンツ、ベンダ、グラウン兄弟など優れた音楽家の作品や、大王自身の作品などが演奏されており、ベンダのフルート協奏曲からも当時の活気が伝わってきます。 J.S.バッハのシンフォニア BWV 1045は、失われた教会カンタータの導入楽章として伝えられる作品で、独奏ヴァイオリンと弦楽合奏、通奏低音のための協奏曲が原曲だったと思われます。 149小節までしか残されておりませんが、短いカデンツァを挿入し冒頭のリトルネッロの主題を演奏して締めくくられます。 収録情報 曲目・内容 ヴィルトゥオーゾの芸術 Vol.3〜ソロ・コンチェルト集 テレマン (1681-1767) :序曲 (組曲) ヘ長調 TWV 55:F3 ヴィヴァルディ (1678-1741) :四重奏曲 (リコーダー、ヴァイオリン、オーボエ、ファゴット、通奏低音) ヨハン・ゴットリープ・グラウン (1703-1771) :四重奏曲 (Graun WV Av:XIV:10) フランツ・ベンダ (1709-1786) :フルート協奏曲 ホ短調 J.S.バッハ:シンフォニアBWV1045 アーティスト(演奏・出演) カテルヴァ・ムジカ ソリスト: オリヴァー・ニコライ (ホルン1/テレマン) マリア・フォルフセン (ホルン2/テレマン) ライナー・ヨハンセン (リコーダー、ドゥドゥク/ヴィヴァルディ) ベンジャミン・フォルケル (オーボエ/ヴィヴァルディ) ヴォルフガング・ファブリ (ヴァイオリン/ヴィヴァルディ) レベッカ・メルテンス (ファゴット/ヴィヴァルディ) クリスティアン・ツィンケ (ヴィオラ・ダ・ガンバ/グラウン) コンスタンツェ・ケストナー (トラヴェルソ/ベンダ) エルケ・ファブリ (ヴァイオリン/バッハ) レコーディング 録音:2022年9月1日、10月1-3、29日、マリエンミュンスター修道院コンツェルトハウス ヴィルトゥオーゾの芸術 Vol.3?ソロ・コンチェルト集 3,245 円
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ゴードン・サファリ率いる アンサンブル・バッハヴェルクヴォーカルの それぞれの時代の「死」への向き合いかたに焦点を当てたアルバム ★コラール「イエス、わが喜び」を題材にしたアルバム (MDG-92322076) をリリースした、ゴードン・サファリ率いるアンサンブル・バッハヴェルクヴォーカル。 今回のテーマはJ.S.バッハのカンタータ第82番でも歌われている「わたしは満ち足りている」Ich Habe Genug (it is Enough) 。 このカンタータは、老人シメオンが救世主たる幼子イエスを抱き、満ち足りた気分で安らかな死を迎えて清められたいと願う場面を題材にしたもの。 この言葉をテーマに、バッハ、アーレ、シェレ、アルマ・マーラー、グルシュマンと時代を超えた作曲の作品を収録することにより、死に向き合う人々の考え方の変化を印象的に表したアルバムとなっています。 アンサンブル・バッハヴェルクヴォーカルが色々な時代の音楽を柔軟に解釈し、優れた音楽的センスで演奏。 MDGの見事な立体音響録音もあいまって、感動的な1枚に仕上がっています。 収録情報 曲目・内容 J.S.バッハ:来たれ、イエスよ、来たれ BWV229 ヨハン・シェレ (1648〜1701) :来たれ、イエスよ、来たれ J.S.バッハ:カンタータ第82番「わたしは満ち足りている」 BWV82 アルマ・マーラー=ヴェルフェル (1879 〜1964) :なま暖かい夏の夜を待ちわびて ヤコブ・グルシュマン (1991〜) :ゲヌーク〜カンターテ (2021) アルマ・マーラー: 夜への賛歌 ヨハン・ルドルフ・アーレ (1625 ?1673) :エリヤの幻の言葉〜もう十分です! J.S.バッハ:カンタータ第60番「おお 永遠、そは雷のことば 」BWV60 アーティスト(演奏・出演) アンサンブル・バッハヴェルクヴォーカル ゴードン・サファリ (指揮) J.S.バッハ:来たれ、イエスよ、来たれ 、マーラー:夜への賛歌ほか 2,640 円
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イェルク=ペーター・ミットマン率いる 現代音楽アンサンブル・ホリゾンテ 偉大なる芸術家たちの内なる魅力を探るアルバム ★1990年デトモルトで、指揮者、作曲家、さらにオーボエ奏者としても活動してるイェルク=ペーター・ミットマンによって結成された現代音楽のアンサンブル・ホリゾンテ。 日本とドイツの「自然をめぐる対話」をテーマにし、ドイツ・ロマン派の自然詩や日本の水墨画を彷彿とさせる作品を収録したアルバム「自然をめぐる対話」 (MDG-92522146) に続く、MDGレーベル第2弾。 今回は、ドイツ表現主義最大とも評される夭折の天才詩人ゲオルク・トラークル、色彩の魔術師といわれる画家パウル・クレー、そして偉大なる作曲家ベートーヴェンをテーマに優れた芸術家が引き起こすインパクトを独自の視点で探求した内容。 イェルク=ペーター・ミットマンは、様々な楽器編成に挑戦しアンサンブル・ホリゾンテの絶妙な音色のニュアンスを引き出しています。 収録情報 曲目・内容 イェルク=ペーター・ミットマン (1962-) : 内なる世界 1.Fragile Harmonie (2019) [ベートーヴェン-モーメント〜フルート、クラリネット、打楽器、ピアノ、弦楽四重奏] 2.Sieben Strophen Heimat (2016 / 2021) [女声、フルート、バス・クラリネット、ハープ、打楽器、ヴィオラ、チェロ] 3.Gesten im Schwung (2022) [オーボエ、ヴァイオリン、チェロ、ハープのための画像観察] 4.Bilder des Sudens (1997) [パウル・クレーの絵によるフルート、バセットホルン、ハープ、ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための作品] 5.spektral (2003) [ゲオルク・トラークルの詩による色彩記号に関する11の音像のためのアンサンブル] アーティスト(演奏・出演) アンサンブル・ホリゾンテ レコーディング 録音 : 2022年11月23-25日、マリエンミュンスター修道院コンツェルトハウス イェルク=ペーター・ミットマン : 内なる世界 3,245 円
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今年は結成10周年!「12人のチェリスト」より2人分さらに贅沢な、プロフェッショナル集団のニュー・リリース!! ★ベルリン・フィル首席奏者ブラウが中心となって1996年に結成された「ベルリン14人のフルーティストたち」。 ベルリンのオーケストラの首席奏者たちが揃いも揃ったゴージャスなアンサンブルとして知られ、第1作『ダンシング・フルート』もスマッシュ・ヒットとなりました。 それから4年を経てセカンド・アルバムがようやく登場です。 タイトルの『フルート・ウェイヴ』は彼らが現代作曲家ジークフリート・マットゥースに委嘱した新作。 他にもクラシックの名曲に混じってマンシーニの『ピンク・パンサー』組曲などが収録されています(ピンク・パンサーはドイツで人気なのでしょうか、ベルリン・フィルの金管アンサンブルもよく演奏しています)。 メンバーのほとんどがベルリンの主要オケ・メンバーという名手ぞろい。 ピッコロからサブコントラバス・フルートという巨大フルートまでを駆使し、フルート属の無限の可能性を見事に引き出しています。 収録情報 曲目・内容 ヘンデル: シバの女王の入場ラヴェル: 「クープランの墓」より 前奏曲〜メヌエット〜リゴードンヴェルディ: 歌劇 「椿姫」 前奏曲モーツァルト: 歌劇 「フィガロの結婚」 序曲メンデルスゾーン: 劇音楽 「真夏の夜の夢」より スケルツォバッハ: 協奏曲 ハ短調 BWV1060マシューズ: 海とフルートの波ディニク: ホラ・スタカートマンシーニ: 「ピンク・パンサー」組曲 アーティスト(演奏・出演) ベルリン14人のフルーティストたちアンドレアス・ブラウ(Fl)、他 レコーディング 録音:2005年6月 ベルリン14人のフルーティスト-フルート・ウェイヴ 2,640 円
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ヴァインベルク生涯最大の危機的時期に生み出された 歴史の証言的ピアノ曲 ★近年録音が増えるヴァインベルク作品にMDGも挑戦。 ユニークなレパートリーに高水準の演奏を見せるドイツの中堅シュテファン・イルマーも初挑戦です。 ★ヴァインベルクはナチスから逃れたものの、1950年代初めのスターリンのユダヤ人一掃のため無実の罪で投獄され、死刑宣告までされました。 スターリン急逝により奇跡的に生還したものの、投獄前と後では人生観が変わったことは間違いないでしょう。 ★このアルバムは逮捕前の1951年と解放後1945-6年にピアノ曲を集めています。 この時期1948年から58年まで悪名高い「ジダーノフ批判」が席巻し、作曲家たちはがんじがらめの制約を受けていました。 51年のソナチネはショスタコーヴィチに献呈されたもので、技術的にも内容的にも分かりやすさが魅力。 解放直後のパルティータは釈放に尽力してくれた恩人アヴトミヤンに献呈されたもので、生前は出版されませんでした。 彼が経験した精神的苦痛が音化されています。 ★ヴァインベルクのピアノ曲を代表するソナタ第4番は近年ではアヴデーエワも愛奏していますが、イルマーも熱演、さらに複雑な第5番もバッハすら思わせる深みを示しています。 収録情報 曲目・内容 ヴァインベルク:1951-1956年のピアノ作品 1. ソナチネOp.49 (1951) 2. パルティータOp.54 (全10曲) (1954) 3. ピアノ・ソナタ第4番Op.56 (1955) 4. ピアノ・ソナタ第5番Op.58 (1956) アーティスト(演奏・出演) シュテファン・イルマー (ピアノ) 1901年製スタインウェイ レコーディング 録音:2022年10月4-6日/マリーエンミュンスター修道院コンツェルトハウス ヴァインベルク:1951-1956年のピアノ作品 3,245 円
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若きトリオが挑む スメタナとショスタコーヴィチ ★Audiomaxシリーズ。 2009年に創設された若き情熱をもって結成されたトリオ・アルバ。 団体名はイタリア語の「夜明け」とスウェーデン民謡の「日は沈みゆく (Se Solen Sjunker)」から取られています。 このスウェーデン民謡は、シューベルトのピアノ三重奏曲 第2番 第2楽章にもインスピレーションを与えています。 スメタナが31歳の頃の作品で、4歳で亡くなった長女を思い書かれた作品ピアノ三重奏曲。 起伏豊かな曲想のロマンティックな楽曲です。 17歳ショスタコーヴィチが当時恋をしていたタチヤーナ・グリヴェンコに献呈した第1番。 そして親友であったイワン・ソレルチンスキーに献呈された第2番。 楽曲を深く読み込む深い知識と、また遊び心の兼ね備えたトリオ・アルバの演奏は聴くものに大きな感銘を与えます。 収録情報 曲目・内容 スメタナ:ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.15 (30’48) ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番 ハ短調 Op.8 (13'01) ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲 第2番 ホ短調 Op.67 (26'04) アーティスト(演奏・出演) トリオ・アルバ リヴィア・セリン (ヴァイオリン) フィリップ・コンプロイ (チェロ) チェンチェン・チョウ (ピアノ) レコーディング 録音:2021年6月16-18日/マリエンミュンスター修道院コンツェルトハウス ショスタコーヴィチ&スメタナ:三重奏曲 2,640 円
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マーラー、ブラームス、マルタン 「死」への悲しみや苦しみを表現した3人の作曲家による 歌曲をハンノ・ミュラー=ブラッハマンが歌う ★マティアス・クラウディウスの詩によるシューベルトの「死と乙女」、そしてシューマンの連作歌曲「女の愛と生涯」の“今、あなたは初めてわたしを悲しませる”など、ドイツ・リート作品には「死」を扱ったテーマの作品が多く存在します。 このアルバムでも、「死」への悲しみや苦しみを表現した3人の作曲家による作品を収録しています。 子供の死に直面した父親の心理を見事に描いたマーラーの「亡き子をしのぶ歌」。 戦争を繰り返す人間を揶揄したホーフマンスタールの戯曲(1912)に音楽を付けたフランク・マルタンの『イェーダーマン』より6つのモノローグ。 そしてブラームス最後の歌曲集「4つの厳粛な歌」。 ★ハンノ・ミュラー=ブラッハマンは、バレンボイム指揮下、13年間ベルリン国立歌劇場のアンサンブルの一員として活躍。 その後もハンブルク国立歌劇場、ウィーン国立歌劇場、サンフランシスコ・オペラなど世界のオペラハウスの舞台に立つ。 またドイツ各地でリート・リサイタルも行い高い評価を得ています。 現在は、カールスルーエ音楽大学で教鞭をとっています。 収録情報 曲目・内容 マーラー、ブラームス、マルタン:歌曲集〜あの丘の上で マーラー:亡き子をしのぶ歌 1. 第1曲「いま太陽が明るく昇ろうとしている」 2. 第2曲「いま私はわかった。 なぜそんな暗い炎を」 3. 第3曲「おまえたちのおかあさんが戸口から歩み入るとき」 4. 第4曲「よく私は子供らはただ散歩に出かけただけだと考える」 5. 第5曲「こんな嵐のような天候の中で」 マルタン:『イェーダーマン』より6つのモノローグ 6. 第1曲「楽しき宴は終わりを迎え」 7. 第2曲「ああ、神よ、死とはなんと恐ろしいのでしょうか」 8. 第3曲「誰かが呼んでいるようだ」 9. 第4曲「わたしはすっかり滅ぼされてしまいたかった」 10. 第5曲「そう!私は信じます:主の成し遂げられたことを」 11. 第6曲「おお、永遠の神よ!神々しいお顔よ!」 ブラームス:4つの厳粛な歌 Op. 121 12. 第1曲「人の子らの運命と動物の運命は同じであり」 13. 第2曲「私は再び太陽の下で行われるあらゆる虐げを見た」 14. 第3曲「ああ死よ、お前を思い出すのはなんとつらいことか」 15. 第4曲「たとえ、人々の異言、天使たちの異言を語ろうとも」 アーティスト(演奏・出演) ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(バス=バリトン) ヘンドリク・ハイルマン(ピアノ) レコーディング 録音:2021年3月22-25日、マリエンミュンスター修道院コンツェルトハウス プロデクション:ヴェルナー・ダブリングハウス プロデューサー:ホルガー・シュレーゲル マーラー、ブラームス、マルタン:歌曲集〜あの丘の上で 2,640 円
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マーラー、ブラームス、マルタン 「死」への悲しみや苦しみを表現した3人の作曲家による 歌曲をハンノ・ミュラー=ブラッハマンが歌う ★マティアス・クラウディウスの詩によるシューベルトの「死と乙女」、そしてシューマンの連作歌曲「女の愛と生涯」の“今、あなたは初めてわたしを悲しませる”など、ドイツ・リート作品には「死」を扱ったテーマの作品が多く存在します。 このアルバムでも、「死」への悲しみや苦しみを表現した3人の作曲家による作品を収録しています。 子供の死に直面した父親の心理を見事に描いたマーラーの「亡き子をしのぶ歌」。 戦争を繰り返す人間を揶揄したホーフマンスタールの戯曲(1912)に音楽を付けたフランク・マルタンの『イェーダーマン』より6つのモノローグ。 そしてブラームス最後の歌曲集「4つの厳粛な歌」。 ★ハンノ・ミュラー=ブラッハマンは、バレンボイム指揮下、13年間ベルリン国立歌劇場のアンサンブルの一員として活躍。 その後もハンブルク国立歌劇場、ウィーン国立歌劇場、サンフランシスコ・オペラなど世界のオペラハウスの舞台に立つ。 またドイツ各地でリート・リサイタルも行い高い評価を得ています。 現在は、カールスルーエ音楽大学で教鞭をとっています。 収録情報 曲目・内容 マーラー、ブラームス、マルタン:歌曲集〜あの丘の上で マーラー:亡き子をしのぶ歌 1. 第1曲「いま太陽が明るく昇ろうとしている」 2. 第2曲「いま私はわかった。 なぜそんな暗い炎を」 3. 第3曲「おまえたちのおかあさんが戸口から歩み入るとき」 4. 第4曲「よく私は子供らはただ散歩に出かけただけだと考える」 5. 第5曲「こんな嵐のような天候の中で」 マルタン:『イェーダーマン』より6つのモノローグ 6. 第1曲「楽しき宴は終わりを迎え」 7. 第2曲「ああ、神よ、死とはなんと恐ろしいのでしょうか」 8. 第3曲「誰かが呼んでいるようだ」 9. 第4曲「わたしはすっかり滅ぼされてしまいたかった」 10. 第5曲「そう!私は信じます:主の成し遂げられたことを」 11. 第6曲「おお、永遠の神よ!神々しいお顔よ!」 ブラームス:4つの厳粛な歌 Op. 121 12. 第1曲「人の子らの運命と動物の運命は同じであり」 13. 第2曲「私は再び太陽の下で行われるあらゆる虐げを見た」 14. 第3曲「ああ死よ、お前を思い出すのはなんとつらいことか」 15. 第4曲「たとえ、人々の異言、天使たちの異言を語ろうとも」 アーティスト(演奏・出演) ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(バス=バリトン) ヘンドリク・ハイルマン(ピアノ) レコーディング 録音:2021年3月22-25日、マリエンミュンスター修道院コンツェルトハウス プロデクション:ヴェルナー・ダブリングハウス プロデューサー:ホルガー・シュレーゲル マーラー、ブラームス、マルタン:歌曲集〜あの丘の上で 2,640 円
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