写真は見本品です。
24年4月26日に撮影しました。
季節によって状態は変化します。
244dアケビ 【分類】アケビ科アケビ属の蔓性落葉低木 【学名】Akebia quinata 【原産】本州、四国、九州、朝鮮半島、中国 【別名】アケビカズラ 【用途】鉢植え、庭植え、フェンス 【開花】4月〜5月 【結実】6月〜10月 【成木】2m〜20m 【栽培適地】日本全国(アケビ) もともとアケビは薬用として利用され、また蔓は編み物などの材料として古くから利用されてきた植物です。
アケビ(Akebia quinata Deene)はゴヨウアケビと呼ばれているまる葉のものを言います。
雌雄同株であるが雌雄異花で淡紫色の花をつけます。
雄花の中央部には6本の雄しべがミカンの房状に、一回り大きい雌花は中央部にはバナナの果実のような雌しべが放射状につきます。
花は蜜を出さないので、受粉生態にはよくわかっていないようです。
受粉した雌しべは、成長して果実となり、夏に急速に大きくなります。
アケビの仲間には細長い5枚に分かれた葉のゴヨウアケビ(Akebixpentaphylla Makino)があり、こちらはアケビとミツバアケビ(Akebi trifolia Koidz)の自然交配種と考えられています。
アケビと良く似ていますが、こちらは葉の周りにギザキザがあります。
そのほか葉が3枚に分かれているミツバアケビ(Akebi trifolia Koidz)があります。
生育環境は寒い地域にミツバアケビが、暖かい地域には五葉アケビが分布しています。
アケビの育て方 アケビは日当たり、水はけ、肥沃な土壌を好みます。
アケビは、花はたくさんつきますが、自家受粉を嫌うので、結実させるためには異なる品種を一緒に育てると実つきがよくなります。